ウェス・アンダーソン最新作『The Phoenician Scheme』US先行公開で大ヒット!限定公開で今年最高の館アベレージを記録
第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品である、ウェス・アンダーソン監督の最新作『The Phoenician Scheme』(原題)が、現地時間5月30日(金)より米国にて先行公開され、6館での限定公開ながら**1館あたり9万5,000ドル(約1,355万円)**という、今年の限定公開作では最高の館アベレージを記録するスタートを切った。
本作は、『グランド・ブダペスト・ホテル』『アステロイド・シティ』などで知られるアンダーソン監督が手がける最新のブラックコメディ。主演にベニチオ・デル・トロを迎え、『フレンチ・ディスパッチ』でも共演した常連組に加え、ケイト・ウィンスレットの娘で俳優のミア・スレアプレトン、『バービー』のマイケル・セラ、『サウンド・オブ・メタル』のリズ・アーメッドなど初参加キャストも集結。さらに、トム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソン、ブライアン・クランストン、ベネディクト・カンバーバッチといった豪華俳優陣が顔を揃える。
物語の主人公は、ヨーロッパの富豪ザ・ザ・コルダ(デル・トロ)。彼が娘で修道女のリーゼル(スレアプレトン)を後継人に任命したことをきっかけに、失敗寸前のビジネスを立て直すべくヨーロッパを旅するなかで様々な事件に巻き込まれていく。中盤からは、カンバーバッチ演じるアンクル・ヌバーとの対決など、スリリングかつユーモラスな展開が繰り広げられる。
米国での先行公開に続き、6月以降は全米1,500館規模での拡大公開が予定されており、ヒットへの期待がますます高まっている。
カンヌでは7分半のスタンディングオベーションを受けたほか、メディアや観客からは以下のような絶賛の声が寄せられている。
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「今年イチ面白い映画」(SILVER SCREEN XPRESS)
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「ウェス・アンダーソン最高傑作のひとつ」(Rolling Stone)
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「史上もっとも“ウェス・アンダーソンらしい”作品」(The Telegraph)
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「プロダクションデザインとキャストの演技が完璧」(一般観客レビュー)
『The Phoenician Scheme』(原題)
2025年9月19日(金)全国ロードショー
原題:The Phoenician Scheme
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
出演:ベニチオ・デル・トロ、ミア・スレアプレトン、マイケル・セラ、リズ・アーメッド、トム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチほか
配給:パルコ/ユニバーサル映画
公開日:2025年9月19日(金)全国ロードショー
公式X:@phoenicianjp
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