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“ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい”オープニングセレモニーに石原さとみが登壇!映画『ミッシング』舞台挨拶付き特別試写会実施!石原「新しい映画館の匂いがしますね」

多くの映画館が立ち並ぶ横浜地区に、新たな映画館【ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-Sみなとみらい】が、4月26日(金)からオープンする。今回、オープニング テープカットセレモニーが実施され、オープニング記念作品となる【映画『ミッシング』の舞台挨拶付き特別試写会が開催された。

オープニングセレモニーの会場となったスクリーン12には新しい映画館のオープンを見守るべく、報道陣、関係者、そして試写会に招待された一般の観客が多数来場。株式会社ローソン・ユナイテッドシネマ代表取締役社長の清水俊英は「本日は当劇場にお越しいただきまして本当にありがとうございます。どうぞ、この後の映画『ミッシング』にて、新しいフレックスサウンドという仕組みを堪能していただきたいと思います」と感謝の気持ちを述べた。

「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」の最大の特徴はフィンランド発の【フレックスサウンド】。この没入型音響体験システムを全12スクリーン、全シートに導入されるのは世界でも初の試みとなる。このシステムを開発したフレックスサウンド社のエグゼクティブオフィサーのイサック・オレヴィック氏は「フレックスサウンドは、座席に座る全ての皆様に、音をより敏感に感じることができる能力をプレゼントします。個々の座席から音を聞き、音を感じることができるようになります。また皆さんが感じる振動は、映画の中に実際にいるような感覚を与え、俳優のセリフを含めて、音声のクリアさは格段に向上します。どんな小さな音でも聞こえ、感じられます。今日はこの劇場でもっとも先進的な没入型シネマサウンド体験をご紹介できることを大変光栄に思っています」とそのシステムの特徴を明かした。

そして、この日は本映画館で上映予定の作品に出演する豪華キャスト陣からお祝いメッセージ映像を上映。『ミッシング』の石原さとみ、『陰陽師0』の山﨑賢人、染谷将太、『バジーノイズ』の川西拓実(JO1)、桜田ひより、『鬼平犯科帳 血闘』の松本幸四郎、『帰ってきたあぶない刑事』の舘ひろし、柴田恭兵と次々と登場する豪華キャストのお祝いコメントに会場はパッと華やかな祝福ムードに包まれた。

さらに、当日は特別ゲストとして石原さとみがステージに登壇。フレックスサウンドを体験した石原はその感想を聞かれ、「本当に素晴らしかったです。大げさではなく、本当に感動しました。音も、台詞も、息づかいも、鼓動も、感情そのものが全身で感じられる。映画館で観る映画の魅力って“没入感”だと思うのですが、このフレックスサウンドで観る映画は絶対に他では得られない体験です。ここから先、全国から、この映画館に足を運ぶ人が大勢いらっしゃるんだろうなと思いました」と没入感あふれるシステムにすっかり魅了されている様子。そしてあらためて「この映画館のオープンに参加できて本当にうれしいです。『ミッシング』をオープニング作品として選んでいただき、本当にありがたく思います!」と会場に呼びかけた。

テープカットイベント後は、この日上映される『ミッシング』の舞台あいさつが実施された。改めてステージに立った石原は「新しい映画館の匂いがしますね」としみじみ語ると、「公開前の『ミッシング』を、新しい映画館のフレックスサウンドで観ていただけるという、限られた貴重な機会だと思います。存分に楽しんでいただけたらと思います。」とコメント。

石原は常々、この『ミッシング』という作品を「私にとって宝物のような作品」と公言しいる。今から7年以上前、変わりたい、自分にできることはもっとあるのではないか、自分の知らないところに行ってみたい、今の自分を壊したいといった感情を抱えていたと言い、「そんなときに出会ったのが吉田恵輔作品で、この人だったらわたしを変えてくれるはずだと、なぜか直感で思ったんです」と語る石原は、「それでお仕事がらみというよりは直接、プライベートでお願いした方が伝わりやすいのかなと勝手に思い、自分で行動に移しました」。

当時、吉田監督とは面識がなかったというが、そこから何人かのつてを経て、実際に会うことが叶ったそう。「どんな役でもいいから出たいですとお願いしたのですが、石原さんはちょっとメジャーなのでイメージが沸かないな、というのと、なんだか都会の匂いがする、といったことを言われまして。だからこそお願いしたいんです、ということで。連絡先だけでも、と言って連絡先を交換させていただきました」。

しかしそこからまったく音沙汰がなかったという石原のもとに、吉田監督から脚本が送られてきたのはそれから三年後のこと。「連絡をいただいて、本当にマンガのように飛び跳ねました」と振り返った石原。「吉田恵輔作品に出られることが本当にうれしかったし、絶対に学びがあるだろうと思ったんです。とにかくギャンブルのように、石原さとみで、とオファーして下さった、吉田監督の勇気、挑戦が本当に嬉しくて。だからこそ自分にできるのかという不安もありました」と振り返る。

そこまで石原を魅了する吉田恵輔作品の魅力とは?「音もそうですけど、匂いが伝わってくるような。ドキュメンタリーのような感覚になってくるんです。そこに生きている人をドキュメンタリーで撮っているように感じられて。主人公が主人公としてフォーカスされてないのがとても好きなんです。主人公にフォーカスが当たると、まわりの人が消されることがあるんですが、吉田作品はそうじゃなくて。悲劇のヒロインじゃないんだよ。あなただけが世界の中心じゃないんだよ、ということが吉田作品を観ると感じられる」とひとつひとつ言葉をかみ締めるように、吉田作品の魅力を熱く語った。

「本当にこの作品をフレックスサウンドで観たらどうなってしまうんだろうというくらいに没入して観ていただけると。登場人物の感情を得られるだけでなく、体感できるというのはすごく新しい体験。この作品は没入したからこそ、最後にひと筋の光があり、その優しさを最後に感じ取っていただけたら。最後のエンドロールをフレックスサウンドで感じてもらえたら、よりこの映画の良さが体験できるんじゃないかなと思います。是非とも最後の最後までお楽しみください」とメッセージを送りイベントは終了した。

『ミッシング』
5月17日(金)全国公開

【ストーリー】
とある街で起きた幼女の失踪事件。あらゆる手を尽くすも、見つからないまま3ヶ月が過ぎていた。娘・美羽の帰りを待ち続けるも少しずつ世間の関心が薄れていくことに焦る母・沙織里は、夫・豊との温度差から、夫婦喧嘩が絶えない。唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々だった。そんな中、娘の失踪時、沙織里が推しのアイドルのライブに足を運んでいたことが知られると、ネット上で“育児放棄の母”と誹謗中傷の標的となってしまう。世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒され続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまうほど、心を失くしていく。一方、砂田には局上層部の意向で視聴率獲得の為に、沙織里や、沙織里の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。その先にある、光に———

【キャスト】
石原さとみ、青木崇高、森優作、有田麗未、小野花梨、小松和重、細川岳、カトウシンスケ、山本直寛、柳憂怜、美保純、 中村倫也

【スタッフ】
監督・脚本:吉田恵輔
音楽:世武裕子
企画:河村光庸
プロデューサー:大瀧亮、長井龍、古賀奏一郎
撮影:志田貴之
製作幹事:WOWOW
企画:スターサンズ
制作プロダクション:SS工房
配給:ワーナー・ブラザース映画
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公式HP:missing-movie.jp
公式X:@kokoromissing
公式Instagram:@kokoromissing #ミッシング