ハリソンが記者会見で熱く語る『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』カンヌ国際映画祭記者会見&フォトコール
ハリソンが記者会見で熱く語る!
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
カンヌ国際映画祭記者会見&フォトコール
映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督×「スター・ウォーズ」シリーズを手掛ける、ルーカスフィルムの超豪華制作陣がタッグを組み、主演をハリソン・フォードが務めた、世界中で人気を誇るアドベンチャー・シリーズ「インディ・ジョーンズ」。その全世界待望となる最新作にして、ハリソン・フォードがインディを演じるのは最後となる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』がついに6月30日(金)に全世界同時公開となる。
今回、第76回カンヌ国際映画祭にて本作のフォトコールと、記者会見が行われ、インディ・ジョーンズを演じる主演のハリソン・フォード等、豪華キャスト・スタッフ陣が出席し、本作への熱い想いを存分に語ってくれた。
先日、同じくカンヌ国際映画祭にて行われたプレミア上映では、観客から割れんばかりの拍手とスタンディングオベーションが巻き起こり、観客や海外メディアからも絶賛の声が相次いだ本作。この日行われたフォトコールでは、インディ・ジョーンズとしては最後の出演となる、映画界のレジェンド、ハリソン・フォードがまさにインディ・ジョーンズのような、シックでダンディなスーツ姿を披露。さらに、本作でインディと行動を共にするヘレナを演じるフィービー・ウォーラー=ブリッジや、インディが対峙することとなる宿敵フォラー役マッツ・ミケルセン。さらに本作でスピルバーグから監督を引き継いだジェームズ・マンゴールドらが登場し、世界中から集まったメディアの写真撮影に応じた。
その後の記者会見では、全世界で人気を誇るシリーズの集大成とあって、会場は各国のメディアの記者で超満員になるなど、熱気が溢れんばかり。ハリソン・フォードは、先日【名誉パルム・ドール】を受賞したことについて「言葉では言い表せない気持ちでした。今も言葉にならないんだ。カンヌという場所で温かく歓迎され、とてもいい気分でした」と、その喜びを表現。さらに、「良い映画を観たかったんだ。最後を飾るにふさわしい物語をね。これまで若さに頼って生きてきたこの男の、変わらなければならない姿を。人間関係にしても、もっと深いものと、人生の重みを見たかった。これ以上の脚本は望めないよ。これ以上の出演陣も。監督やジョン・ウィリアムズが吹き込んだ情熱や手腕もそう。本当に幸運なことだった。」と、本作を共に作り上げたキャストやスタッフ陣への感謝を述べた。さらに本作でインディ・ジョーンズを引退する時だと思ったことについて、「私を見ればわかるだろう?(笑)少し立ち止まって休む必要があるからね。」とユーモアを交えて会場を沸かせながら、「私はこの仕事も、このキャラクターも、彼が私の人生にあたえてくれたことも、そのすべてが大好きなんだ。それがすべてだね。」とインディ・ジョーンズが彼の人生とって大きなものであったことを明かしてくれた。そして、スピルバーグから本作を引き継いだジェームズ・マンゴールドは、本作の監督をひきうけた理由について、「ハリソンは伝説的なスターである前に、ひとりの役者であり、常に自分が演じるべきものを探しているんだ。彼と最初に話した時、脚本に求めてきたものは、この映画の存在意義だったんだ。彼のように疑問や要求をしっかりと持った人と仕事ができるのは、脚本家としてまたとない機会さ。簡単に答えを出さず、疑問を持てと言ってくれる人なんだ。私がこの映画に参加した大きな理由はそこだよ。ハリソン・フォードから芸術の誘いを受けたと感じたからなんだ。」と、その大きな選択をしたきっかけについて振り返った。
そして本作で、インディと対峙することとなるマッツ・ミケルセンは「私が俳優を志すずっと前の話ですが、僕はインディ・ジョーンズになりたかったんだ。彼にね。この映画は世界中にインパクトを与えたんだよ。「インディ・ジョーンズ」は誰からも愛されているんだ。その理由は、この映画には魅力があるからだと思うんだ。インディには欠点がある。彼は嘘をつき、盗みを働く。でも、私たちは彼のようになりたいと思う。それだけ、彼には魅力があるんだ。私の仕事仲間の多くは、特に監督の場合、この映画を観て監督になりたいと決心したんだよ。そんな作品に参加できてとても誇りに思っています。」と、インディ・ジョーンズへの長年の憧れと「インディ・ジョーンズ」シリーズへ参加できた喜びを熱く語ってくれた。
【キャスト】
ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラス、ジョン・リス=デイヴィス、マッツ・ミケルセン
【スタッフ】
監督: ジェームズ・マンゴールド(「フォードvsフェラーリ」、「LOGAN/ローガン」)
製作:キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、サイモン・エマニュエル
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
原題:Indiana Jones and the DIAL OF DESTINY
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6月30日(金) 全国劇場にて公開