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ダファー兄弟の製作会社による『ストレンジャー・シングス』のスピンオフドラマ制作&『DEATH NOTE』の再映像化が決定!

文:屋我平一朗(日々メタルで精神統一を図る映画ブロガー)

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のクリエイターとして知られるマット&ロス・ダファー兄弟が、新たに製作会社「Upside Down Pictures」を立ち上げた。米Deadlineは、彼らとNetflixの新規プロジェクトとして『ストレンジャー・シングス』のスピンオフドラマと『デスノート』の映像化が企画されていると報じている。

『ストレンジャー・シングス』は、Netflixにて現在シーズン4まで配信されており、次のシーズン5がシリーズの締めくくりとなる予定。シーズン4は、配信後28日間で視聴時間が11億5000万時間に到達するという大記録を打ち立てた。これはNetflix作品の中で歴代2位の長さとなる。1位の『イカゲーム』の16億5000万時間には一歩及ばないとは言え、英語ドラマ作品の頂点に堂々と君臨したことになる。スピンオフドラマの制作も、この結果を受けてのものだ。ドラマの詳しい内容に関してはまだ明かされていない。

さらに、日本の大人気漫画『DEATH NOTE』を原作とした新たなドラマシリーズの制作も発表された。『DEATH NOTE』は、すでに日本ではスピンオフを含めた4本の実写映画とテレビドラマが作られ、2017年にはNetflixでも『ゴジラvsコング』のアダム・ウィンガード監督による実写映画が配信された。新たなドラマシリーズは2017年版とは無関係の作品になるようだ。クリエイターは、『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』や、神山健治監督(『攻殻機動隊』シリーズ)によるオリジナル長編アニメ『The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim(原題)』の脚本を手がけるジェフリー・アディスとウィル・マシューズが務める。

気になるのは、昨年の時点で企画中と言われていた2017年版の続編だ。2017年版は原作から乖離した展開やホワイトウォッシング(キャストの白人化)の問題が指摘され、芳しい評価は得られなかった(ちなみに、同年公開された『攻殻機動隊』のハリウッド実写版作品『ゴースト・イン・ザ・シェル』も同様の論争を巻き起こした)。出演のみならずプロデューサーも務め、日本人俳優ながらアメリカで活躍中のマシ・オカは昨年、それらの批判を考慮しながら続編を制作すると発表しているが、新ドラマシリーズとどのように距離をとるつもりなのかは未だ不明だ。続報を待ちたい。

ソース:https://deadline.com/2022/07/stranger-things-duffer-brothers-netflix-upside-down-pictures-deal-spinoff-series-stephen-daldry-stage-play-manga-death-note-the-talisman-1235058665/

 

※アダム・ウィンガード監督版の予告(2017)