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ゴールデン・グローブ賞発表!『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『ウエストサイド・ストーリー』が最多3部門受賞!『ドライブ・マイ・カー』も快挙達成!

第79回ゴールデン・グローブ賞が本日発表された。毎年アカデミー賞の前哨戦として大きく注目される同賞。最多受賞を果たしたのは『パワー・オブ・ザ・ドッグ』と『ウエスト・サイド・ストーリー』がそれぞれ3部門受賞となった。

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』はジェーン・カンピオンが監督するドラマ作品。1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台に、冷酷な農夫を主人公に据えた物語。現在アカデミー賞に最も近いと言われている作品だ。今回のゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)の他にジェーン・カンピオンが監督賞、コディ・スミット=マクフィーが助演男優賞を受賞した。

同じく最多3部門受賞したのが『ウエスト・サイド・ストーリー』。スティーブン・スピルバーグが往年の名作ミュージカル『ウエスト・サイド物語』をリメイクしたものだ。作品評価も非常に高く、アカデミー賞でも多数の部門での候補入りが期待されている。作品賞(ミュージカル・コメディ部門)の他に、レイチェル・ゼグラーが主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)、アリアナ・デボーズが助演女優賞を受賞した。

ドラマ部門の主演男優賞は『ドリームプラン』のウィル・スミスが受賞。当初は『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のベネディクト・カンバーバッチが有力視されていたが、下馬評を覆しての受賞となった。主演女優賞は『愛すべき夫婦の秘密』のニコール・キッドマンが受賞。こちらも下馬評では『スペンサー』のクリステン・スチュワートが有力視されていたが、逆転での受賞となった。

ミュージカル・コメディ部門の主演男優賞は『tick, tick…BOOM!:チック、チック…ブーン!』のアンドリュー・ガーフィルードが受賞。その他脚本賞は『ベルファスト』、作曲賞は『DUNE/デューン 砂の惑星』、主題歌賞はビリー・アイリッシュが歌う『ノー・タイム・トゥ・ダイ』、アニメーション映画賞は『ミラベルと魔法だらけの家』が受賞した。

そして外国語映画賞は日本映画『ドライブ・マイ・カー』が受賞。日本映画としては1960年の市川崑監督作品『鍵』以来実に62年ぶりの快挙となった。『ドライブ・マイ・カー』はニューヨークをはじめロサンゼルスなどの批評家協会賞も作品賞を受賞しており、日本映画初のアカデミー賞作品賞候補入りが期待されている。

受賞結果一覧は以下の通り。

ドラマ部門
作品賞
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

主演男優賞
ウィル・スミス 『ドリームプラン』

主演女優賞
ニコール・キッドマン 『愛すべき夫婦の秘密』

ミュージカル・コメディ部門
作品賞
『ウエスト・サイド・ストーリー』

主演男優賞
アンドリュー・ガーフィールド 『tick, tick…BOOM!:チック、チック…ブーン!』

主演女優賞
レイチェル・ゼグラー 『ウエスト・サイド・ストーリー』

共通部門
助演男優賞
コディ・スミット=マクフィー 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

助演女優賞
アリアナ・デボーズ 『ウエスト・サイド・ストーリー』

監督賞
ジェーン・カンピオン 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

脚本賞
『ベルファスト』

作曲賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』

主題歌賞
ノー・タイム・トゥ・ダイ 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

外国語映画賞
『ドライブ・マイ・カー』(日本)

アニメーション映画賞
『ミラベルと魔法だらけの家』

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