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『ALIVE HOON(アライブフーン)』公開記念!撮影の裏側もヤバ過ぎる!カーアクションがスゴイ映画4選!

6月10日(金)より、日本生まれのモータースポーツ、ドリフトレースを描いた『ALIVEHOON アライブフーン』が公開されます!ドリフトキング土屋圭市が監修する本作は、CGを使わず臨場感たっぷりにド迫力のレースシーンを撮っているところが一番のウリ。そこで今回は、シーンとしての迫力はもちろん、撮影の時点ですでにクレイジーな4作品を紹介します。

文:屋我 平一朗(日々メタルで精神統一を図る映画ブロガー)

①『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)
監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター

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地雷原を駆け抜けろ!
加速のために危険度MAXのニトロを用いていたことを置いておけば、最初は単なるゼロヨン(400メートル)レースを描いていたはずが、だんだん自動車の限界に挑むのがお家芸となってきた本シリーズ。本作では何と車が宇宙まで行ってしまいますが、それはもちろんCG。地雷原を“爆走”するシーンも、同様にCG…ではありません。本当に爆薬で車を吹っ飛ばしながら撮影しています。劇中に「爆発まで0.5秒だから突破する速度は130キロ」というセリフが出てきますが、もはや地雷を避けることは考えてない! 通り過ぎた直後に火炎と土砂が吹き上がり、車のお尻に火がつく場面も。まさに慌てふためくしかない状況を、ヘリと地上のカメラが至近距離で捉えています。後2作でシリーズは完結する予定ですが、カースタントのアイディアにこれ以上のストックがあるんでしょうか!?

 

 

②『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)
監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト

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誇張しているのは時代設定くらい!?
ご存じ、核戦争後の荒廃した世界を描いたシリーズの現状最新作にして最高傑作。死を恐れない狂信的な戦闘集団ウォー・ボーイズが敵なので、本作の砂漠でのチェイスシーンは本当にマッドです。トゲトゲがついたヘビーメタルなデザインの車たちは実際に制作されたもので、普通の車より数倍大きな車体が走っているだけで相当な重量感があります。車を運転することを「転がす」と言いますが、文字通りにもゴロゴロ転がしており、走行中のトレーラー(「ウォー・リグ」)が回転しながらカメラに迫ってくるシーンは観客も死を意識するほどの迫力! 他にも、走行中に、車から伸びるよくしなる棒に捕まったスタントマンがシーソーのように左右に揺れていたり、車が他の車の上を飛び越えたり…まるでサーカス。ド派手な爆炎を上げて吹っ飛んでいたタンクローリーもCGではありません。狂ってる!!

 

③『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)
監督:マーティン・キャンベル
出演:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン

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いつもより余計に回しております!
シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で見納めとなったダニエル・クレイグの演じるジェームズ・ボンドですが、ダニエルのボンドが誕生したのが本作でした。『007』と言えば、ジェームズ・ボンドとアストンマーティン。今回用いられたアストンマーティンDBSは、普通のカッコ良さとは一味違う部分で映画を引き立たせています。敵によって道路に横たえられたボンドガールのヴェスパーを轢かないため、ボンドが慌ててハンドルを切りますが、横転する車体のよく回ること回ること。その回転数、1、2、3…何と合計7回! これはギネス記録ともなっており、色々な意味で贅沢なシーンです。ちなみに、本シリーズは他にもギネスと縁があり、その後『007/スペクター』で映画史上最大の爆破シーン、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ではワンテイクで爆発させた高性能爆薬量の記録を打ち立てています。

 

④『カンフー・ヨガ』
監督:スタンリー・トン
出演:ジャッキー・チェン、アーリフ・リー、レイ(EXO)

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超高級車でも壊さなきゃ逆に失礼!
ミスター・エンタテインメントとも言える未だ現役のジャッキー・チェンがまたやってくれました。そのバカバカしいタイトル(原題そのまま!)通り、ジャッキーとインドが夢のコラボを果たしていますが、本作のカーアクションシーンはもっとスゴい。ドバイの公道をめちゃくちゃにしながら行われる何でもアリのカーチェイスでは、アストンマーティンをはじめ、マクラーレン、フェラーリ、ブガッティ、ベントレー、ランボルギーニといった世界トップの高級車ばかりが登場します。しかも、撮影に全面協力してくれたドバイ王室の提供によるものとのこと。車は70台以上も用意され、1億円を超える車両が壊れても(何てことを!!)、すぐに新車が届けられたそうです(笑。ここまで良くしてもらったら、むしろ壊しまくるのが礼儀なのでしょう。規格外にもほどがある!

 

いかがだったでしょうか。

CGのおかげで、我々は現実世界では絶対に見られないSF的な光景などを見ることができます。しかし、実際にその場で撮られた映像のリアリティには叶いません! あなたのいつも乗っている車にも、無限のポテンシャルが秘められていると思うとワクワクしますよね…あ、でも、今日も安全運転でお願いします。いってらっしゃい。

 

【ストーリー】
解散の危機に瀕するドリフトチームがスカウトしたのは、内向的な性格から人付き合いが苦手だが、ゲームにだけは驚異的な才能を放つゲーマー・大羽紘一。実車でもその力を発揮する紘一だったが、彼の前に生死をかけてレースに挑む者たちが立ちはだかる。今、紘一の覚醒したテクニック・情熱・勇気、そしてチームワークは、バーチャルとリアルの壁をブチ破り、新たな極致へー

【キャスト】
野村周平 吉川 愛 青柳 翔 福山翔大 / 本田博太郎 モロ師岡 土屋アンナ きづき / 土屋圭市 / 陣内孝則 

【スタッフ】
監督・編集:下山天  
エグゼクティブプロデューサー・企画原案:影山龍司
監修:土屋圭市
プロデューサー:瀬木直貴・沢井正樹
脚本:作道雄・高明
音楽:吉川清之
主題歌:「Hunter or Prey」(NOISEMAKER)
製作:「アライブフーン」製作委員会
製作協力:電通
後援:福島県・福島市・日本自動車連盟
配給:イオンエンターテイメント
(C)2022 アライブフーン製作委員会
公式サイト:alivehoon.com

2022年6月10日(金)公開

 

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