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【今夜何見る】これを観れば暖房はいらない!寒い冬を乗り切る「アッツい映画」特集!

秋も深まりきって、いよいよ本格的に暖を欲する季節となってきました。我が家には、まだこたつをお迎えできていないので、今年もジャンボ布団と毛布の大活躍に期待したいところ。くるまり、くるまられの冬はもうすぐそこまで来ている…!筆者としては、かなり久しい「今夜何観る?」のご紹介になりますが、今回は冬に向かって突っ走る今の季節はもちろん、冬真っ只中でさえ暖房器具たちのお株を奪っちゃう!そんな“アッツい映画”を特集してみました!

文:抹茶猫(今年こそホラーを克服したい)

 

<狩るべき怪物の名は「火」>
『バックドラフト』(1991)

偉大な消防士を父にもつシカゴの兄弟、弟・ブライアンは幼い頃に眼前で父の殉職を見届けてしまったショッキングな過去が…。それから時は流れ、遂に消防士としてシカゴ地域の17分署に配属されることになったブライアンだが、そこを取り仕切っていたのが他でもない兄・スティーブンだった!という所から物語は始まります。アメリカならでは(?)と言っていいのか火災現場へ向かう道中も、いざ消火作業にあたる際も基本ジョーク言い合って笑ってる隊員たちに純日本人は面食らってしまったのですが、きっちり鎮火させて人命救助もして流石にカッコいいと思わざるを得ませんでした。そして、兄弟の絆やブライアンの覚悟がアツいというのももちろんあるのですが、本作はやっぱり「火」に注目。何人ものキャラクターが「火」を「生き物」と捉えているような様子がとっても興味深く、消火活動はまるで「ハンターたちの狩り」を見ているような感覚に。そりゃUSJのアトラクションになるのも頷けるエンタメ性満点の「火」に終始ワクワクさせられます。気になるあなたは、ぜひその姿を見届けてみてください!

監督:ロン・ハワード
キャスト:カート・ラッセル、ウィリアム・ボールドウィン、ロバート・デ・ニーロ ほか

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<ベガス発地獄行きの夫婦生活?!>
『ベガスの恋に勝つルール』(2008)

出会ったその日に即結婚!なんてブッ飛んだ決断、人間の欲という欲が渦巻くラスベガスの熱狂の中でなきゃできないんじゃないでしょうか?そもそも海外に足を運んだことの無い筆者のド偏見ですが、ラスベガスなんて羽目外してナンボだと思っています。そんな場所で出会ったジャックとジョイは、アルコールパワーも味方して意気投合!そのままゴールインしちゃいます。ですが、一夜明け正気を取り戻した2人は「冗談じゃない!」と関係解消で合意するも、ベガスならではの「とあるビッグサプライズ」をきっかけに半年間強制的に「良き夫婦」として過ごさなくてはならなくなってしまい..というお話。いい加減な性格の年下ジャックと何事もカッチリ計画的な年上ジョイ。あまりにもそりが合わない2人の夫婦生活はあまりに激しく、騒がしい…(笑)ですが、一つ屋根の下で誰かと一緒に過ごす時間というのは本当にかけがえのないもので、徐々に2人の想いが変化していく様子にじんわりと心が温まっていくはず。ハイテンションでいて優しくもある「アツい夫婦生活」をぜひご覧ください。

監督:トム・ヴォーン
キャスト:キャメロン・ディアス、アシュトン・カッチャー ほか

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<話しだしたら、止まらない>
『最強のふたり』(2009)

ひとくちに「最強」といっても色々ありますよね。範馬勇次郎は、その異次元の「強さ」ゆえに地上最強の生物と言われているし、UHA味覚糖が発売しているMOCHU(モッチュ)は、その異次元の「柔らかさ」ゆえに地上最強のグミと言われているし(筆者個人の感想)、理由もなく「ウチら、マジ最強!!」のマインドで乗り切れる時代があると言われているし。その響きこそ大げさだけれど、誰しも何しもが日常で讃えられることがある、意外と身近な“称号”なのかなと思います。なんだか、すごくアツい。本作でそんな関係を築いていくのは、事故により首から下の一切を動かせなくなってしまったフィリップと働き先が見つからず苦しい生活を送るドリス。大富豪であるフィリップのヘルパーとして雇われたドリスが文句をたれながらも奮闘します。ですが、そんなドリスを叱るどころか鮮やかにあしらってジョークを飛ばすフィリップ。負けじと、もろブラックなジョークで応戦するドリス。2人の間には「偏見」も「情け」も「遠慮」もありません。周りが何と言おうと、これが2人の友情の形=「最強」の関係なんです。

監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
キャスト:フランソワ・クリュゼ、オマール・シー ほか

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<勤勉楽殺ボーイ・ミーツ・楽観楽殺ガールズ>
『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』(2024)

殺し屋女子のゆる~い日常とキレッキレの殺しっぷりが魅力の『ベイビーわるきゅーれ』シリーズも気づけば3作目。いつでもどこでもマイペースな、ちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は過去2作で基本的には危なげなく乗り切ってきた印象でしたが、宮崎出張編となる本作ではシリーズ最強と言っても過言ではない殺し屋・冬村(池松壮亮)と対峙!ひとつひとつの殺しを徹底的に振り返って記録をつける冬村はまるで「勉強するみたいに殺し屋してる」ヤツ。でたらめな強さと、愚直に真摯に「殺し」と向き合う、かなりアツいキャラクターを体現する池松さんの演技は、まず超必見です!そして、絶体絶命の窮地に立たされるちさととまひろ…。1作目、2作目で殺し屋とマイペースガール、いわばONとOFFのギャップがしっかり描かれているフリがバチバチに効いていて、「これヤバいんじゃない?」という焦りをヒリヒリと感じさせる雰囲気が、過去シリーズとは一線を画す本作最大の魅力ではないかと思います。ただの殺し屋映画じゃない!新感覚のアツい物語ver.3をお楽しみください。

監督:阪本裕吾
キャスト:高石あかり、伊澤彩織、前田敦子、池松壮亮 ほか

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いかがだったでしょうか?
火・恋愛・友情・アクションと4つのテーマで“アッツい映画”をご紹介してきました。気になった作品があれば、ぜひお部屋の暖房器具をOFFにして視聴媒体に手をフーフーしながらかざして、お楽しみください!ファイヤー!!