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『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』公開記念!ブラックユーモア溢れる映画の世界へ!ロアルド・ダール作品特集

”この世界から消えてほしくないものランキング”の上位に入るほど、チョコレートが大好きな筆者です。疲れたときや機嫌が悪いときも、チョコレートを食べると魔法がかかったように元気を取り戻します。そんなチョコ好きには堪らない映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が12月8日(金)より公開されますね!本作は、世界的大ヒットを記録した映画『チャーリーとチョコレート工場』(05’)の工場長であるウィリー・ウォンカの若き日を描いた物語であり、本作もロアルド・ダールの小説が原案の作品となっています。ということで今回は、映画公開を記念して『チャーリーとチョコレート工場』を含む小説家・ロアルド・ダール原作の作品を特集いたします!

文:Nami(求めるもの:推しの最新作情報)

 

 

小さな女の子の逆襲が可愛すぎる!
「マチルダ」(1996)

本作の主人公・マチルダは幼い頃から文学を理解でき計算能力も抜群、さらには超能力までも手に入れてしまいます。そんなマチルダは、自分の年齢も学校の入学手続きすらも忘れてしまうなかなか酷い両親や校長をはじめ色々とぶっ飛んでいる学校など、自分の置かれた環境に悩まされながらも居場所を勝ち取っていく痛快仕返し物語となっています。本作の見どころは、主人公・マチルダの圧倒的な可愛さですよね。マチルダの愛おしさや賢さは、世界中で愛されている映画『ホームアローン』を彷彿とさせます!どんなに不憫な扱いを受けても、自分で道を切り開いていき幸せを掴み取るマチルダに勇気付けられた人も多いのではないでしょうか。コミカルかつメルヘン調に描かれた本作は、クリスマスや年末年始などで家族や友人と楽しむのにもピッタリな気がします!休日のおともにぜひ、愛おしさ全開のマチルダに癒されちゃってください。

【キャスト】
マーラ・ウィルソン、ダニー・デビート、リー・パールマン、エンベス・デイヴィッツ、パム・フェリス

【スタッフ】
監督:ダニー・デビート
脚本:ニコラス・カザン、ロビン・スウィコード
音楽:デヴィッド・ニューマン

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トラウマ級に不気味なのに愛され続ける名作!
「チャーリーとチョコレート工場」(2005)

不気味な音楽と共に規則正しく配列で製造されていくチョコレート。「マチルダ」のメルヘン調な世界観とは一変して、奇抜な世界観とシリアスかつダーク要素満載な本作は、完全非公開のウォンカのチョコレート工場に招待された5人の子どもたちが、チョコレートの魔法によって様々な珍事態が起こるという物語です。筆者が初めて見たときは、まだ幼かったこともあり強い恐怖心を覚えた記憶があります。工場員として働くウンパルンパが独特な音楽に合わせて無表情で踊ったり、わがままな子どもたちが容赦ない仕打ちを受けたり・・・俯瞰的に見るとなかなか残酷ですよね。ですが、大人になってから改めて見ると見方が全く変わり、家族愛を描いたハートフルな作品であることに気づきます。それがこの映画の面白さ、何年経っても世代を超えて愛され続けている理由だと思います。最新作をより楽しむためにも、ぜひこの機会に本作を見てみてはいかがでしょうか。

【キャスト】
ジョニー・デップ、フレディー・ハイモア、デビッド・ケリー、ヘレナ・ボナム=カーター、クリストファー・リー、ディープ・ロイ

【スタッフ】
監督:ティム・バートン
脚本:ジョン・オーガスト
撮影:フィリップ・ルースロ
美術:アレックス・マクダウェル
編集:クリス・レベンゾン
音楽:ダニー・エルフマン

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1秒24コマで描かれるキツネの大冒険!
「ファンタスティック Mr.FOX」(2009)

ロアルド・ダール×ウェス・アンダーソンと聞くだけで、見たいと思う人もいるのではないでしょうか。ウェス・アンダーソン監督といえば、ビジュアルを見ただけで「彼の作品だ」と分かってしまうほどユーモア溢れる独特な世界観で多くの人を魅了していますよね。そんな鬼才な監督がロアルド・ダールの世界観を描くと、とんでもない作品になるということを本作が証明しています。物語は、キツネと仲間たちが裕福な暮らしを夢見て大木の家に引っ越す計画を実行するために人間とバトルを繰り広げる冒険を描いており、1秒24コマという驚異的なこだわりで描いた全編ストップモーション・アニメ作品となっています。毛並みや些細な表情の変化まで丁寧に作り込まれており、ストップモーションであることを忘れてしまうほどのクオリティです!さらに、ジョージ・クルーニーやメリル・ストリープなど豪華すぎる声優陣がキャラクターに命を吹き込んでいるのも本作の魅力となっています。ロアルド・ダール作品の中でも異彩を放つ本作をぜひご覧ください。

【キャスト】
ジョージ・クルーニー、メリル・ストリープ、ジェイソン・シュワルツマン、エリック・アンダーソン、ウォーリー・ウォロダースキー、ビル・マーレイ、ウィレム・デフォー、オーウェン・ウィルソン、マイケル・ガンボン、ヘレン・マックロリー

【スタッフ】
監督:ウェス・アンダーソン
脚本:ノア・バームバック、ウェス・アンダーソン
原作:ロアルド・ダール『父さんギツネバンザイ』
音楽:アレクサンドル・デプラ
撮影:トリスタン・オリヴァー

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世界一恐ろしい魔女が誕生!
「魔女がいっぱい」(2020)

皆さんは、この世に魔女が実在すると思いますか?魔女と聞くと、ジブリ作品「魔女の宅急便」の主人公のようにホウキで空を飛んだり、ディズニー作品「白雪姫」の女王のように意地悪なことを企てたりと、現実世界に存在するイメージが全く湧かないですよね。ですが本作では、世界中のあちこちに魔女が潜んでおり、魔女の存在に気づいた人間は魔法によって動物にされてしまいます。なんて恐ろしい世界なのでしょう・・・。さらに、魔女たちの外見はお洒落な服を身に纏った人間で、普通の人間と見分けがつかないという非常事態。そんな魔女たちが人間に企てる計画とは一体何か。ロアルド・ダール作品のファンタジックな世界とブラックなテイスト溢れる本作は、子どもはもちろん大人も楽しめること間違いなしの一作です。ぜひ今年のクリスマスは、家族でファンタジーな世界を楽しんでみてはいかがでしょうか!

【キャスト】
アン・ハサウェイ、オクタヴィア・スペンサー、スタンリー・トゥッチ、クリス・ロック

【スタッフ】
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ギレルモ・デル・トロ、ロバート・ゼメキス、ケニヤ・バリス
原作:ロアルド・ダール「魔女がいっぱい」
製作:ジャック・ラプケ、ギレルモ・デル・トロ、アルフォンソ・キュアロン、ルーク・ケリー
音楽:アラン・シルヴェストリ
撮影:ドン・バージェス
編集:ジェレマイア・オドリスコル

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いかがでしたでしょうか。

どの作品にもファンタジーで可愛らしい要素と不気味でブラックな要素があり、ロアルド・ダールの世界観が溢れまくりでしたね。最新作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』では一体、どのような世界が広がっているのでしょうか。この冬は、甘〜くて希望溢れる魔法のチョコレートを劇場に浴びに行きましょう!

 

【ストーリー】
若きウィリー・ウォンカはいかにして世界一のチョコレート工場をつくったのか―。ジョニー・デップ主演で世界的ヒットを記録した名作『チャーリーとチョコレート工場』の“夢のはじまり”が今、明かされる。「ハリー・ポッター」シリーズのプロデューサーが、次世代のジョニー・デップとの呼び声が高いティモシー・シャラメ、名優ヒュー・グラントら超豪華キャストを迎えて贈る、歌と魔法と感動が詰まった心躍るファンタジー超大作、誕生!

【キャスト】
ティモシー・シャラメ/ヒュー・グラント/オリヴィア・コールマン、サリー・ホーキンス/ローワン・アトキンソン(「ミスター・ビーン」シリーズ)

【スタッフ】
監督・脚本:ポール・キング(『パディントン』(16)『パディントン2』(18))
製作:デイビッド・ヘイマン(「ハリー・ポッター」シリーズ)
原案:ロアルド・ダール
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
公式サイト:wonka-chocolate.jp

12/8(金) 全国ロードショー