【募集】ムービーマービーアワード2022「ぜったい面白い映画大賞」ノミネート作品紹介①「大画面で見たい映画」編
2022年に公開された映画で1番面白かった作品を決めよう！
ムービーマービーが読者の皆様と共に毎年ベストな1本を決める最もユーザーフレンドリーな映画賞！
それが「ムービーマービーアワード」！！！
昨年末からTwitterで募集したフォロリツキャンペーン「＃2022年面白かった映画」と、ムービーマービー編集部が選出したノミネート作品から今年度の「ぜったい面白い映画大賞」を決定します！
今回から、本年度ノミネートした16作品をテーマごとにしていきます！
第1回目は「大画面で見たい映画」編をお届け。すべての映画は基本的に大きいスクリーンでみたいものですが、とりわけこのノミネート作品では特殊効果や、圧倒的なロケーションなど、家のテレビやスマホなどで見たら、その面白さ自体が減ってしまうかもしれない、まさにスクリーンで観ないといけない作品をチョイスしました！
★関連記事：ムービーマービーアワード2022「ぜったい面白い映画大賞」
ノミネート作品紹介①「大画面で見たい映画」編
https://moviemarbie.com/konya_nanimiru/konyananimiru-415/
ノミネート作品紹介②「グッとくる感動作品」編
https://moviemarbie.com/konya_nanimiru/konyananimiru-416/
ノミネート作品紹介③「ヒット作連発！すごいぞ東映！」編
https://moviemarbie.com/konya_nanimiru/news-1626/
ノミネート作品紹介④「やっぱり“マン”が好き」編
https://moviemarbie.com/konya_nanimiru/konyananimiru-417/
『トップガン マーヴェリック』
過去を胸に、常に先へ。これがトムの示す映画の(暫定)最高到達点だ！
本作の36年前に公開された1作目の『トップガン』の時点で、トム・クルーズはトップスターでした。そして、それは還暦となった今も変わらず。トムのアクション映画はもはや、その時代の最先端を示していると言っても過言ではありません。本作の冒頭で、マーヴェリックが周りに止められながらもマッハ10、マッハ10.1、マッハ10.2…と飛行速度を上げていく様は、新作で毎回アクションの限界に挑戦しているトムそのもの。あまりのクレイジーさにはファンすらもついていけないレベルで、だからこそ彼はマーヴェリック(孤高の存在)なのです。本作にはド迫力アクション、大人の恋愛、笑えるギャグ、燃える展開、気の利いたセリフなど、映画に求めたいものが全て詰まっています。もちろん、続編に求めたいオリジナルへの愛も。撮影の点を除いて、本作はほとんど新しいことをしておらず、オリジナルと大体一緒です。それなのに、なぜここまで多くの人、オリジナルに特に思い入れがない人の心すら震わせるのか。これこそ、映画のひとつの完成形なのではないでしょうか。神話と呼んでも良いのかもしれません。『トップガン』という字の上から、もう一度力強くそれをなぞってみせた本作。このシリーズは、映画史から決して消えない刻印となるに違いない！
『RRR』
ナートゥ！ナートゥ！映画館で踊り狂え！これぞ血沸き肉躍るインド流エンターテイメント！
『バーフバリ』2部作で世界の映画ファンを唸らせた“創造神”ことS.S.ラージャマウリ監督。人知を超えた神話の世界を、ＣＧを巧みに使い限界まで誇張して魅せ、インド映画のパワーというものを思い知らされました。この映画を超えるようなエンタメ作品があったら見てみたいものだ、と常々思ってましたが、まさか監督自身でそれを優に超えてくるとは・・・笑。
大英帝国植民地時代のインドを舞台に、英国軍にさらわれた少女を救うため立ち上がるビーム、ある大義を心に秘め英国政府の警察として使命を燃やすラーマ。2人の男の友情と闘争を壮大なスケールで描いた本作。公式が謳う「史上最高濃度の映画体験」のコピーにまったく嘘はなし！まさに血沸き肉躍るとはこのことで、どこを取ってもキラーショットの連続！想像の斜め上を行くアクション、物語の進行を妨げず「ここ！」という所で始まり、観客エモーショナルを爆発させる歌とダンス！（ナートゥ！ナートゥ！）。上映時間の約3時間を一切ダレることなく駆け抜けます。とにかくデカいスクリーンで体感してほしい映画ですね。
ラージャマウリ監督のセンスにはほんと脱帽です。とにかく観客を腹いっぱいにしてやろうという心意気を感じます。もうすべてのエンタメはこの人に任せておけばいいと本気で思ってます。
マーベルよこれが映画だ！
『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』
世界の新常識を打ち立てながら、キャメロン映画総決算でもある超弩級エンタメ！
サブスク時代を迎えいよいよ、「映画館で映画を観る意味」が問われるようになってきた。
そして、わざわざ映画館に行って、お金を払って観るのにふさわしい映画、その代表が「アバター」だ。
凄まじい迫力と気が遠くなるようなスケール感、そして前作「アバター」で全世界が度肝を抜かれた
“観るのではない、そこにいるのだ。”
というキャッチコピーがコケおどしではない、リアルすぎる３D映像表現。
実は映画がもっているメッセージは当時（2009年）それほど注目されなかったが、多様性やヘイト、CO2問題が深刻化しつつある今となっては、「アバター」の世界観は怖いほど研ぎ澄まされているのがわかる。
新作「アバターWOW」はそのような土台の上にある続編で、内容も映像もさらにクォリティアップ、グレードアップしている。ムービーマービーファンにとってうれしいのはメカセンスの良さ。乗り物や兵器、様々なガジェットは考え抜かれており、それを見てるだけでも普通の映画3個分くらいの価値はある。
さらに久々濃厚な「ジェームズ・キャメロンエキス」を感じとれる映画としても「アバターWOW」は突出しており、「ターミネーター２」「エイリアン２」「アビス」「タイタニック」など、洋画が偉かった頃に抱いた、超弩級エンタメへのワクワクする気持ちが鮮明に甦るという超特大のオマケまでついてるのである。
『NOPE/ノープ』
ありえない…なんてことはありえない。ジョーダン・ピールに不可能はない！
新ジャンルを作り上げてしまうことは偉大です。ゾンビ映画というジャンルを作ったジョージ・A・ロメロは偉大だし、限定的な状況での恐怖を描く、日本でいうソリッド・シチュエーション・スリラー映画の始祖である『CUBE』や『ソウ』も偉大。じゃあ近年、人種差別ホラーと呼べそうなジャンルを確立してきたジョーダン・ピール監督は？ もちろん偉大です。過去作『ゲット・アウト』や『アス』はメッセージ性とエンタメ性を両立させていながらもやや小粒の印象でしたが、一皮むけたピールは『NOPE/ノープ』に大作らしいスペクタクルまで加え、劇場で見るのにふさわしい作品に仕上げました。これまで通り黒人差別をテーマにしながら、UFOや映画史なんて壮大な要素を絡めて全く破綻していない一貫した物語に仕上げるなんて、ありえない(Nope)。しかしそれをやってのけ、あまつさえそのままタイトルにつけるとは。この男にかかれば、不可能なんてない！ しかし本家(？)アカデミー賞にはなぜかノミネートすらされなかったので、抗議の意味でもここで取り上げたいと思います。人種差別ホラーのジャンルはさらに大きくなってほしいですね。ピールだけに、人間一皮むけば皆同じはずなのです。え？ ピールは皮は皮でも果物の皮ですって？ 昔、「奇妙な果実」という歌がありましてね…。
投票はページ下部のアンケートフォームから必要事項を記入し、応募ボタンをクリックすればOKです！
投票に参加して頂いた方の中から抽選で、
「映画1年分」（ムビチケカード×12枚）を1名様
さらに「ムビチケカード」1500円（10名様）、ムービーマービー特製Tシャツ（3名）、ムービーマービー特製サコッシュ（3名）をプレゼントします！！
（※当選者にはツイッターにDMでご連絡いたします。）
皆さまからの熱い１票お待ちしてます！
★応募はこちらから！！
投票期間：1月23日（月）～2月17日（金）
※結果発表は2月中旬にムービーマービーと共感シアターにて発表します！
