勇気をありがとう！ブルース・ウィリス引退発表スペシャル！

2022.04.04

先日、ブルース・ウィリスが失語症のため俳優業を引退するという衝撃的なニュースが報じられました。

これまで実に多くの作品に出演し、我々に勇気を与えてくれたブルース。今回はその一部を振り返ってみたいと思います。

1.『アルマゲドン』(1998)
監督：マイケル・ベイ
出演：ブルース・ウィリス, ビリー・ボブ・ソーントン, リヴ・タイラー, ベン・アフレック, ウィル・パットン

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〈小惑星にだって立ち向かえ！〉

ブルース・ウィリスと言えばやはりコレでしょう。地球にテキサス州大の小惑星が接近し、約18日後には死の星へと変えられてしまうことが突如判明します。普段流れ星に願いをする際は「まだ消えないで」と思うものですが、それ自体がぶつかってくるとなると「頼むから早く消えてくれ」としか言えない絶望的な状況。しかし、小惑星を表面でなく内部から爆破すれば人類存続のチャンスはあるとして、穴を掘るため石油採掘のスペシャリストであるハリ―(ブルース)たちが呼ばれます。当然宇宙空間で活動したことなんてないし、機材や機体が壊れたりといったトラブルもひっきりなしに襲ってきますが、ハリーは諦めません。運命なんて覆せる！　人間の底力を教えてくれます。

2.『ティアーズ・オブ・ザ・サン』(2003)
監督：アントワーン・フークア
出演：ブルース・ウィリス, モニカ・ベルッチ, コール・ハウザー

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〈上官の命令にだって立ち向かえ！〉

ナイジェリアで起こった内戦。反米の反政府軍が優勢となり、アメリカが支援していた政府側の人間とキリスト教系のイボ族の身が危険にさらされます。特殊部隊のウォーターズ大尉(ブルース)は、ナイジェリアで活動しているアメリカ人医師リーナを含む数人の脱出任務にあたることに。命令を絶対的なものと考えるウォーターズは、患者も連れて行くと主張するリーナを騙し彼女らだけをヘリに乗せようとしますが、目の前で殺されていく人々を見て、命令に反してでも助けようと決意します。仲間を失っていく過酷な戦場でも、ウォーターズは諦めません。軍人である前にひとりの人間だ！　命令なんかより大事なことを教えてくれます。

3.『キッド』(2000)
監督：ジョン・タートルトーブ
出演：ブルース・ウィリス, スペンサー・ブレスリン, エミリー・モーティマー, リリー・トムリン

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〈これまでの自分の人生にだって立ち向かえ！〉

有能なイメージ・コンサルタントの40歳目前のラス(ブルース)は仕事では成功していますが、その傲慢な性格のため人生の伴侶もなく親友もいません。孤独な生活の中、精神的に不安定になったためか、突然謎の少年が見えるように。その子の名はラスティ。そう、子どもの頃のラス自身です。社会的地位のあるラスも、昔の自分にとってみれば結婚もしておらず、夢だったパイロットにもなれておらず、理想の犬も飼っていない残念な大人に過ぎません。はじめは上手くいかない2人でしたが徐々に絆が芽生え、ラスはラスティを「キッド」と呼び始めます。ラスのように辛い過去があっても、幼い自分の夢とは違う大人になってしまったとしても、ラスは諦めません。人生はいつでもやり直せる！　大きな一歩の踏み出し方を教えてくれます。

4.『ダイ・ハード』(1988)
監督：ジョン・マクティアナン
出演：ブルース・ウィリス, ボニー・ベデリア, レジナルド・ベルジョンソン, ウィリアム・アザートン, アラン・リックマン

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〈テロリストにだって立ち向かえ！〉

コレもやはり外せません。クリスマス・イブの夜、マクレーン刑事(ブルース)は別居中の妻に会うため訪れた高層ビルでテロに巻き込まれます。武装したテロリストグループ相手に、たったひとりで妻たち人質を守りながら戦わなければならないマクレーン。救援を要請しようにもなかなか上手くいかず、孤立無援の中テロリストたちをどうにかひとりひとり倒していきます。裸足でガラスの破片を踏んでしまったりして、満身創痍になりながら闘う彼を見て思い出す言葉は、「無敵」ではなく「不死身(ダイ・ハード)」。めちゃめちゃ強そうには見えませんが、どんな逆境でもマクレーンは諦めません。人生、立ち向かわなければいけないことがある！　不屈の精神を教えてくれます。

いかがだったでしょうか。

決してGive it up(諦める)しない男、それがブルース・ウィリス。彼は今でも「Live it up(人生を大いに楽しもう)」と言い続けているそうです。我々の人生を大いに楽しませてくれたブルース、彼の今後の人生に幸あれ！　本当にありがとう、お疲れさまでした!!

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— MovieMarbie (@MovieMarbie) April 11, 2022