MOVIE MARBIE

業界初、映画バイラルメディア登場!MOVIE MARBIE(ムービーマービー)は世界中の映画のネタが満載なメディアです。映画のネタをみんなでシェアして一日をハッピーにしちゃおう。

検索

閉じる

「その服ください。」イケてるスタイリング映画4選

みなさんは映画を観るとき、一番注目する点はどこですか?私はズバリ、洋服です。

こんな組み合わせ可愛いな、この色の服、欲しい!といつも妄想を膨らませて観てしまいます。そんな思わずマネしたくなるイケてるスタイリングの映画4選を紹介させていただきます!

 

文:つみき(大好きなのは単館映画と緑茶割り)

 

 

①『ラスベガスをやっつけろ』(1998)
監督:テリー・ギリアム
出演:ジョニー・デップ、ベニチオ・デル・トロ、トビー・マグワイア、キャメロン・ディアス

U-NEXTで視聴する⇒こちら
Amazonプライム・ビデオで視聴する⇒こちら

<ジョニーデップのサファリジャケットに注目>

バイクレース取材のためにあらゆるドラッグを車に詰めて、いざラスベガスでドラッグ三昧!という、ややとち狂った映画ですが、注目すべきはジョニーデップ。

カラフルなアロハシャツにハーフパンツを合わせラフなのにセンス抜群。B&L RAYBANのサングラスもキャラクターアイコンとして有名ですが、私が一番欲しいアイテムはレストランで電話をかけるシーンで着用しているクレイジーパターンのサファリジャケットです。ジョニーデップが着ているということを考慮しても、イケているこちらの服はバーグドルフ・グッドマンという超高級百貨店のものらしく、同品がメ〇カリで22万円でソールドアウト。いろんな意味でアウトでした。ちなみに帽子をとったジョニーデップの髪型も必見の映画です。

 

②『恋する惑星』(1994)
監督:ウォン・カーウァイ
出演:ブリジット・リン、トニー・レオン、フェイ・ウォン

<ベリショとTシャツと夢のカルフォニア>

夏になるといつも髪の毛を切りたくなるのは、この映画の影響です。恋する警官の家に不法侵入をしちゃう系女子、フェイのスタイリングがとにかく可愛い。ベリーベリーショートカットにタイトめなTシャツを合わせ、全体のバランスが絶妙でときめきます。シンプルな合わせが多いかと思いきや、マルチボーダーTにストライプという大胆な組み合わせも着こなせてしまうセンスに脱帽。

一番欲しいアイテムはサングラスをかけて町中を歩くシーンで着用している襟付きの黄色いシャツ。そして実はこれに似たような黄色いシャツを昨年の夏にゲットし、夢のカルフォニアを聴きながらフェイの気分で下北沢を1人で練り歩きました。今年の夏もやります。1人で。もちろん不法侵入はしませんよ。ウォン・カーウァイの作品はどれもスタイリングが最高にイケてるので、他の作品もぜひチェックしてみてください。

 

③『ミステリー・トレイン』(1989)
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:工藤夕貴、ジョー・ストラマー、永瀬正敏、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス

U-NEXTで視聴する⇒こちら
Amazonプライム・ビデオで視聴する⇒こちら

<ジャケットを着るならジュンを見習うべし>

お洒落映画の金字塔でもあるジム・ジャームッシュ作品からはミステリー・トレインを紹介させていただきます。ロカビリーの聖地を巡るべくメンフィスへやってきた日本のカップル、ジュンとミツコのビジュアルのセンスが大爆発している今作。目を惹く真っ赤な旅行鞄に棒を通して運ぶ姿すら痺れます。

そしてなんといってもジュン演じる永瀬正敏のジャケットスタイルとリーゼントヘア。と耳にタバコ。これ絶対当時真似された方いると思います!私の初見は数年前でしたが、まったく古臭くなく、現代に通ずるファッションの原点を観たようで大変衝撃を受けました。一番欲しいアイテムはやっぱりジュンが着ている緑色のジャケット。なのですが、着こなせる自信がないので部屋に飾りたいと思います。

 

④『太陽を盗んだ男』(1979)
監督:長谷川和彦
出演:沢田研二、菅原文太、池上季実子、北村和夫

U-NEXTで視聴する⇒こちら
huluで視聴する⇒こちら

<40年前でもちゃんとカワイイ>

更に10年さかのぼり、こちらは79年公開、およそ40年前の映画ですが池上季実子のスタイリングが最高に私のツボでした。近年のファッションってリバイバルしているアイテムやスタイルが多いので、昔の映画のファッションに抵抗なく、むしろ原点回帰としてみることが出来るんですよね。ハイウエストにシャツをタックインしたメンズライクなスタイルが多いのですが、そこにヒールを合わせているところがときめきポイントです。普段スニーカーばかり履いている私ですが、ヒールもばりばり履きこなせるような素敵な女性になりたいですね。

ちなみに最近はY2K(Year2000 Kは1000を表しています)ファッションと呼ばれる2000年代のミニ丈やお腹見せがトレンドになっているみたいですよ。

 

まだまだ紹介したい作品がたくさんあるのですが、本日はここまで。

映画は映像でみるファッション雑誌だと思っています。同じ年代に撮られた映画の服装に一貫性があったりと面白い発見もありますので、ぜひ一度、服装にも注目して鑑賞してみてくださいね!

 

関連記事

『テリーギリアムのドン・キホーテ』夢に生きる人を描いた映画特集
https://moviemarbie.com/news/news-307/

【今夜何観る?】雨のシーンが忘れられない映画 #3 『花様年華』ウォン・カーウァイ監督が幻想的な映像で魅せる、1962年の香港。
https://moviemarbie.com/konya_nanimiru/konnyananimiru-92/

あの靴かっこいい…!“名作スニーカー”を主人公が履きこなす映画4作品!
https://moviemarbie.com/konya_nanimiru/konyananimiru-328/

鬼才ジム・ジャームッシュ最新作『デッド・ドント・ダイ』日本全国公開決定!
https://moviemarbie.com/news/news-316/