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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』大ヒット記念!クモ男、ハエ男、エビ男…、あなたは何男になりたい!? 映画における“○○男”特集!

今最も世間を賑わせているのは、クモ男ことスパイダーマン。評判も興行成績も良く、早くも今年を代表する一本になった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ですが、他にも個性豊かな“○○男”映画があるんです。今回は、一度はなってみたい(?)“○○男”映画4本を紹介します!

文:屋我 平一朗(日々メタルで精神統一を図る映画ブロガー)

 

 

①『ウルフマン』(2010)
監督:ジョー・ジョンストン
出演:ベニチオ・デル・トロ、アンソニー・ホプキンス、エミリー・ブラント

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〈秘められた力を解放せよ! 狼男!

19世紀末のイギリス、人々は猟奇殺人事件に怯えていました。犠牲者の様子から、犯人は獣か異常者だと思われていましたが、弟を殺されたローレンスが突き止めたその正体は何と狼男! 敵を討とうとしたローレンスは大怪我を負わされ、自身も満月を見ると狼に変身する呪いにかかってしまいます。しかし、そのおかげで負った傷も跡形もなく回復するし、耳も異常に良くなるし、ジャンプ力なども大幅にアップ。建物の屋上をピョンピョン飛び跳ねながら走り回ることもできちゃいます。殺人事件を起こした狼男の驚くべき正体が終盤明らかになりますが、その人物も“力”を解放して人生を楽しんでいます。満月はだいたい月に一回しかありませんから、たまには思いっきり暴れ回りたい! その代わり、銀の弾丸を撃ち込まれたら死んでしまうし、愛する人とは添い遂げられない運命になってしまいますけど。

 

②『ザ・フライ』(1986)
監督:デビッド・クローネンバーグ

出演:ジェフ・ゴールドブラム、ジーナ・デイビス、ジョン・ゲッツ

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〈別の種族と融合して人間の限界を超えろ! ハエ男!

テレポートマシンの研究をしていた天才科学者のセスは、無機物の転送実験には成功していましたが、有機物では未だに思うような結果が出せていませんでした。そこで、自分を実験台にしてみたところ、マシンの中に一匹のハエが紛れ込む事故が発生。遺伝子レベルでハエと融合してしまいます。するとどうでしょう。体操選手顔負けの身体能力で、鉄棒で大車輪ができるようになり、腕相撲じゃ負け知らず。内向きだった性格も外向きになって、意中の相手にも積極的にアタック。そう言えば、スパイダーマンことピーター・パーカーもクモの遺伝子を取り込んでいましたね。虫が嫌いな人は多いでしょうが、意外にも人間の遺伝子との相性は良いようです。その代わり、何でも溶かす溶解液を吐くようになるし、スパイダーマンと違って思考までどんどんハエに近づいていっちゃうんですが。

 

 

③『第9地区』(2009)
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:シャールト・コプリー、デビッド・ジェームズ、ジェイソン・コープ

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〈宇宙人に会いたい? いや、むしろなっちゃえ! エビ男!〉

南アフリカのヨハネスブルク上空に、突如UFOがやってきました。エイリアンたちは死にかけていたので、監視を兼ねて「第9地区」に隔離することに。エイリアンたちはその見た目から「エビ」と呼ばれていましたが、監視機関MNU職員でエイリアンを見下していたビカスは、謎の液体を浴びて徐々にエビ化していってしまいます。まず左手が肥大します。物が掴みにくそうです。でも、この影響でビカスはエイリアンの強力な兵器や宇宙船を操ることができるようになります。物の代わりに人類の夢を掴み取ったビカス! その代わり、やはり最後は完全なエビと化してしまいますが…人間だった頃より精神的には一歩成長します。人間より文明が発達している上、精神まで進化させてくれるエイリアンの一員になれてビカスも嬉しそうです。

 

④『ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男』(2018)
監督:ロバート・D・チコフスキ

出演:サム・エリオット、エイダン・ターナー、ケイトリン・フィッツジェラルド

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〈これが本当の“キャプテン・アメリカ”!? 男の中の男!〉

タイトルが全てを物語っています。今では年老いたカルビンは、若かりし頃に軍で特殊任務に就き、あのアドルフ・ヒトラーを暗殺しました。マーベルのヒーロー、キャプテン・アメリカがナチスの流れを汲む悪の秘密結社ヒドラを壊滅させたように。その他にも重要な任務を完璧にこなしていましたが、その立場のため真実は世間には明かされず、愛する人と人生をともにすることもできず、後悔ばかりの老後を送っています。そんな中、カナダで殺人ウィルスをばらまくビッグフット狩りを政府から依頼され、免疫のあったカルビンは再び命がけの任務へ…。こんなタイトルでも、中身は涙なしでは観られないしっとりとしたヒューマンドラマ。今回の4本の中で普通の人間はカルビンだけですが、やっぱり一番なりたいのは彼のような男でしょうか。人知れず戦う彼こそが本当のヒーロー、真実は一握りの大切な者たちさえ知っておいてくれれば良いのです。

いかがだったでしょうか。

やはり、「大いなる力には大いなる責任(代償とも言えます)が伴う」のですね。現実では「雨男」くらいに留めておいた方が良い気もしますが、あなたのなりたい“○○男”をもっともっと探してみてください!

 

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