鉄道ファン必見!?鉄道が印象的な映画4選
10月14日は「鉄道の日」です!明治5年(1872年)の10月14日、新橋〜横浜間に日本初の鉄道が開通したことを記念する日として制定されました。そこで今回は、鉄道をテーマにした映画4作品をご紹介します!
①『アンストッパブル』(2010)
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン
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止まらない貨物列車というのもオツなもの!?
2001年にアメリカで実際に起きた事故がモデルになった映画です。機関士のミスで、危険な液体を積んだ運転手のいない貨物列車が市街地に向けて走り出してしまいます。最初はゆっくりだったものの段々速度を上げ、100キロ以上のスピードで疾走。追いつこうとしても中々追いつけないその姿は、まるで人間の支配から逃れようという意志でも芽生えたかのよう。超高速、超重量の巨体に敵うものなどなく、どれだけ手を尽くしても列車は最悪のゴールに近づいていきます。不幸中の幸いか、貨物列車なので乗客として乗ることはできません。まあ、どれだけ好きでも、見るだけで満足するものってありますよね。
②『スノーピアサー』(2013)
監督:ポン・ジュノ
出演:クリス・エバンス、ソン・ガンホ、コ・アソン
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この列車に乗れるなら、世界が終わっても良いかも…?
近未来、人間のせいで氷河期のようになった地球。人類のわずかな生き残りを乗せ、世界中を止まらずに走り続ける列車がスノーピアサーです。「雪を貫くもの」という名を冠しているだけあり、スノーピアサーは猛吹雪をものともしないハイテク永久機関です。しかも、植物の温室やバー、水族館に、寿司が食べられるレストランまで完備。まるでリゾートホテルです。こんな贅沢ができるなら、世界の終わりも大したことないかも? あ、でも豪華な前方車両の席を取るには大金を積む必要があります。世界が終わる前に稼いでおきましょう。最後尾車両に乗車しちゃったら、目も当てられないことになりますからね。
③『僕達急行 A列車で行こう』(2012)
監督:森田芳光
出演:松山ケンイチ、永山瑛太、貫地谷しほり
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鉄道を趣味にすれば、人生は楽しいことだらけ!
大の鉄道ファンでもあった森田芳光監督の遺作は、鉄道づくしの作品になりました。登場人物や登場する会社には列車の名前が使われています(外国人のキャラクターにまで!)。そして主人公の小町(松山ケンイチ)と小玉(永山瑛太)はともに監督と同じ鉄道ファン。小町は途中で東京から九州に転勤になってしまうのですが、悩んだりせず超ポジティブに九州の鉄道を直に体験できると意気込みます。そして、鉄道が好きだったおかげで、さらに人生が開けていくのです。20路線、80タイプもの列車が登場する本作。佐賀県佐賀市の唐津線で使われているキハ125系なんて、真っ黄色で1両だけ。軽油で動くので、煙を吐きながら頑張って走っているのが、模型が動いているように見えて妙に可愛いです。本作を観ずして、鉄道ファンは名乗れない!
④『阪急電車 片道15分の奇跡』(2011)
監督:三宅喜重
出演:中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子、南果歩、谷村美月、有村架純、芦田愛菜、勝地涼
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電車は人生が交錯する場所
8駅、片道15分しかないローカル線の阪急今津線を舞台にした群像劇です。彼氏に浮気されその相手と結婚までされた人、DV彼氏に悩まされている人、仲良くもないママ友とのランチに日々付き合わされている人、今の学力では志望校に受かる見込みが薄く落ち込んでいる人、大学で浮いていて友だちができない人などが阪急電車に乗り合わせ、少しずつ絆が深まっていきます。通勤やお出かけで我々がいつも利用している電車。ほとんどの場合は、同じ車両の人と話をすることもなく別れてしまいます。でも、たった15分だとしても、全く違う人生を歩む人と同じ時間、同じ空間をともにしているのです。いつか、その体験があなたの人生のレールを別の方向に切り替えてくれるかも。
いかがだったでしょうか?
鉄道ファンならずとも、鉄道の魅力に気付くきっかけになりうる作品ばかりだと思います。
「鉄道の日」が、あなたが鉄道ファンに目覚めるきっかけになれば良いですね!