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“あの音”はどうやって作り出してるのか!?映画に出てくる効果音の意外な正体 ④『ジュラシック・パーク』/シリーズを象徴するあの大型肉食恐竜の咆哮の正体は!?

映画はもちろん映像メディアですが、その映像において欠かせないのは「音」です。そして「音」と一言で言ってもその種類は実に様々です。感動をより引き立たせるBGM、映画の終わりをより良くする主題歌がありますが、ある意味最も大切な音は「効果音」です。SFやファンタジーのような映画であれば、当然斬新で新しい効果音が求められますし、社会派な映画ではよりリアルな効果音が求められます。そこで今週の今夜何観るでは映画の「効果音」にフォーカスを当てていきます。先日公開された映画のタイトルを借りるのならば、まさに「ようこそ映画効果音の世界へ」です。

『ジュラシック・パーク』(1993)

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恐竜をこの目で見てみたいと多くの人は思うかもしれませんが、現代の科学ではそれは叶いません。彼らは6500万年前に絶滅したからです。そんな恐竜を現代によみがえらせたのは化学でもなく、進化でもなく、映画でした。スピルバーグが監督した『ジュラシック・パーク』はまさに恐竜を現代によみがえらせた、映画史に残る傑作と言えます。

そんな作品の中でひと際異彩を放つのがやはりティラノサウルスです。映画に登場したどの恐竜よりも迫力満点で、これこそが生態系の頂点に立つべき生物だと感じさせます。もちろん迫力満点過ぎて怖いのですが、それだけ私たちの感情を揺さぶります。そんなTレックスの鳴き声は「ゾウの赤ん坊の鼻息」、「ワニの唸り声」、「虎の咆哮」など、様々な動物の声をミックスして作られています。

映画に登場する様々な音は、多くの工夫を凝らして作られています。映画と聞くとどうしても「映像」のメディアであると考えがちですが、無声映画時代から今日にかけての100年以上の歴史を考えても、映画は「映像と音」のメディアであり、娯楽であり、芸術です。あなたも是非映画を「音」という視点から観てみてはいかがでしょうか?

【ストーリー】
生物学者グラントと恋人の古代植物学者サトラーは、大富豪ハモンドがコスタリカ沖の孤島に建設した施設に招待される。そこは、最新テクノロジーによってクローン再生された恐竜たちが生息する究極のテーマパークだった。グラントたちは同じく招待された数学者マルコムやハモンドの孫である2人の子どもたちと一緒に、コンピュータ制御された車に乗り込んで島内ツアーに出発。しかし思わぬトラブルが続発し、檻から解き放たれた恐竜たちが彼らに襲いかかる。

【キャスト】
サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム

【スタッフ】
監督:スティーブン・スピルバーグ