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“あの音”はどうやって作り出してるのか!?映画に出てくる効果音の意外な正体 ③『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』機械=ドロイドに命を吹き込む!

映画はもちろん映像メディアですが、その映像において欠かせないのは「音」です。そして「音」と一言で言ってもその種類は実に様々です。感動をより引き立たせるBGM、映画の終わりをより良くする主題歌がありますが、ある意味最も大切な音は「効果音」です。SFやファンタジーのような映画であれば、当然斬新で新しい効果音が求められますし、社会派な映画ではよりリアルな効果音が求められます。そこで今週の今夜何観るでは映画の「効果音」にフォーカスを当てていきます。先日公開された映画のタイトルを借りるのならば、まさに「ようこそ映画効果音の世界へ」です。

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)

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SF映画の金字塔として映画史に燦然と輝く傑作『スター・ウォーズ』。この映画にはたくさんのクリーチャーやドロイドが登場するこの映画には、当然それだけたくさんの音が登場します。特に言葉を発しないタイプのドロイドは、「音」が「言葉」であり「表情」なのです。それの最たる例が『スター・ウォーズ』シリーズのアイコン的キャラクターであるR2-D2の音でしょう

このシリーズで音響を務めたベン・バートは『スター・ウォーズ』に必要な音を1年かけて録音しました。それほどの時間を費やしてもR2-D2の声は失敗の繰り返し。監督のジョージ・ルーカスとイメージを膨らませながら、バート自身の声とキーボードの音を組み合わせることで、あの聴き馴染みのある音が完成したわけです。

R2-D2はドロイドですが、はっきりと感情を表に出すドロイドです。その感情がただの機械音に聞こえなかったのには、「音」に「言葉」と「表情」を乗せたからに他なりません。もしR2の音がただの機械音だったらここまでの人気は出なかったでしょう。それほどまでに映画にとって、そのキャラクターにとって「音」は重要なファクターなのです。

【ストーリー】
帝国の支配下にある銀河系で、反乱軍が帝国の宇宙要塞デス・スターの設計図を奪取した。ダース・ベイダー率いる帝国軍の攻撃を受けた反乱軍の指導者レイア姫は、ドロイドのR2-D2に救援メッセージを託す。やがて砂の惑星タトゥイーンにたどり着いたR2-D2とその相棒C-3POは、農場で暮らす青年ルーク・スカイウォーカーに出会い……。

【キャスト】
マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォード

【スタッフ】
監督:ジョージ・ルーカス