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観れば思わず走りたくなる!「走る姿に勇気をもらえる映画」特集③『ラスト・オブ・モヒカン』大自然を縦横無尽に駆け巡るホークアイの姿が美しい!!

残暑が厳しかった季節が過ぎ、本格的に「秋」が到来したと感じる今日この頃。秋といえば「食欲の秋」に「読書の秋」とありますが何と言っても「スポーツの秋」です!コロナ禍で体がなまってしまった人も多いと思いますが、こういう時こそ、思いっきり走り出したいものです。そこで今週の「今夜何観る」では映画を観ると思わず走り出したくなるような、走っているシーンが印象的な映画を特集します。

『ラスト・オブ・モヒカン』(1992)

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マイケル・マン監督、ダニエル・デイ=ルイスが主演のこの映画は、アメリカ建国前の「フレンチ・インディアン戦争」に巻き込まれた、モヒカン族首長の養子であり白人の男ホークアイの物語を描いています。名優ダニエル・デイ=ルイスがホークアイを演じています。彼は現在63歳ですでに俳優業を引退していますが、本作の撮影時35歳という肉体的にも絶頂期に、険しい山中を全力で駆け抜ける姿がとても印象的です。

この映画では「走り」の比較をすることが出来ることも大きなポイントです。フランス軍とイギリス軍がこの映画に登場しますが、彼らは号令で行動をします。号令が無ければ彼らは動きません。彼らは隊列を組んで綺麗に動きます。しかしモヒカン族の男たちは違います。山や川などの大自然を自分の意志で走り抜けます。長く伸びた黒髪をなびかせながら、鍛え抜かれた肉体を持って走る姿は美しささえ感じさせます。

切迫した状況下で「愛する人」のために命がけで走るホークアイには胸を打たれます。しかし、そんな状況でなければ山や川などの大自然を走り抜けるのはさぞかし気持ち良いことだと思います。舗装された道を走るのもいいですが、人の手が及ばない自然の中を思いっきり走るのも楽しいかもしれないですね。そんなときは勇敢なホークアイの姿を思い出しながら映画の気分に浸るのもまた一興でしょう。


【ストーリー】
1757年、独立前夜のアメリカ東部。イギリスとフランスがアメリカで戦ったフレンチ・インディアン戦争が激化する中、英国軍人の娘コーラ(マデリーン・ストウ)はは、仏軍側に付くインディアン、マグア率いるヒューロン族に襲われる。しかし間一髪のところでモヒカン族の酋長チンガチェックと2人の息子、ウンカスとホークアイ(ダニエル・デイ・ルイス)が救い出す。コーラの父で英軍を率いるマンロー大佐の待つ砦に送り届ける。ホークアイとコーラは、やがて激しい恋に落ちていくが・・・。


【キャスト】ダニエル・デイ=ルイス、マデリーン・ストウ ほか
【スタッフ】監督:マイケル・マン