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新型コロナウイルス感染拡大の影響で緊急事態宣言が延長された。多くの都市で映画館は休業の状態が続いている。それに伴い共感シアターの特別企画「おうちDeシネマWeek!」も延長が決定。そこで「今夜何観る」では本企画で取り上げる映画をご紹介し、見どころポイントをお伝えします！

『ポリス・ストーリー／香港国際警察』(1985)

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世界的なアクションスターのジャッキー・チェンの『プロジェクトA』に並ぶ代表作である本作は、今もなお絶大な人気を誇る作品で、続編やスピンオフ作品が数多く作られ続けている。ジャッキー・チェン自身も自らのベスト映画の1本に挙げているほど、本作のことがお気に入りだ。

【見どころ①】ジャッキーがこだわり抜いた３つのアクション！
この映画はストーリー先行で制作されたのではなく、ジャッキーが見せたい３つのアクションシーン、「山の急斜面を爆走するカーアクション」、「2階建バスを使った追跡アクション」、「ショッピングモールでの多人数を相手にする格闘アクション」を柱にしてストーリーが組まれていった。この映画はアクションが全てであり、何よりも優先され作られた映画なのだ。さらにジャッキーは本作でガラスを使ったアクションを多用。豪快に突っ込んだりするアクションが、格闘の激しさをより強調し迫力をさらにアップさせている。

【見どころ②】ハリウッドも唸らせたジャッキースタント
この映画を見たハリウッドスターのバート・レイノルズは、クリント・イーストウッドに本作を紹介するほど気に入っていたという。イーストウッドも自身の主演映画『ダーティ・ハリー５』に相棒役でジャッキー・チェンへ出演依頼をしたほど（ジャッキーが断ってしまったが）。また、シルヴェスター・スタローン主演の『デッドフォール』でも本作の名シーンのひとつである“ギリギリでバスを止めるスタント”を引用したといわれている。まさにハリウッドも唸らせたジャッキーアクション映画の決定版なのだ。

＜ストーリー＞
人々のバイタリティと野望がうずまく国際都市香港。その香港の国際警察特捜隊員であるチェン（ジャッキー・チェン）は自分の仕事に限りない情熱とプライドを持っていた。チェンの上司である隊長のリーは実業家を隠れミノにする麻薬シンジケート＜チャイナ・ルート＞のボス、チョー・タオ（チュー・ヤン）逮捕をずっと狙っていた。

監督：ジャッキー・チェン

キャスト：ジャッキー・チェン、ブリジット・リン　ほか

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