「全力!出し惜しみなし!」ドラマ『おいしい給食』シーズン4放送開始記念!市原隼人&綾部真弥監督&田口桂監督 どこよりもディープなファンによるロングインタビュー(後編)
市原隼人主演、今や日本が誇る人気シリーズとなった『おいしい給食』の最新作・シーズン4がいよいよスタートする。舞台を灼熱の沖縄へと移した本作について、主演の市原隼人さん、綾部真弥監督、そしてセカンド監督としてシリーズを支え続ける田口桂監督の3名に直撃したロングインタビュー。
ライバル生徒・當間レン役の橋本偉成くんとの知られざるエピソードを語り尽くした前編に続き、後編では今作の新たなヒロイン・比嘉美晴役を演じる山本千尋さんの話題へ。さらに、ムービーマービー初登場となる田口監督を交えたチームの強い絆や演出の違い、そして極限状態で挑んだシーズン4の見どころまで、熱気あふれるトークを余すところなくお届けします!
取材・文:稲生D(共感シアター)
「全力!出し惜しみなし!」
―そして、これまた今までのヒロインとは一線を画すのが山本千尋さん演じる美晴先生です。市原さんと同じ、ある意味で肉体派というか(笑)。
綾部監督:肉体派の主演と肉体派のヒロイン(笑)。
市原さん:彼女にはこれまでにない、また違う新たなヒロイン像を引き出していただけました。彼女は嘘がつけないというか。ご存じのように武術を心得ている方ですが、その佇まいに結果が伴っているんですよね。努力をするということ、それが結果に反映されない辛さと孤独も知っているというか。そんな彼女の姿勢が凄く刺激になったことはたくさんありました。
綾部監督:彼女を初めて知ったのは映画『キングダム2 遥かなる大地へ』でした。その時は「おいしい給食」で仕事することになるなんて思っていませんでしたが、異常にアクションが凄くて、それでいて一族の儚さも背負っている。腕力と同時に不器用な生き方しかできない繊細さもあって、明らかに彼女は異彩を放っていました。そして今回は、シリーズ史上初めて甘利田のことを「幸男さん」と呼ぶ存在でなくてはいけないので(笑)。
―ファンからするとヒヤッとする場面ですよね。「幸男さんと呼ぶなんて!」って思いました。
綾部監督:怒られるんじゃないかって、ヒヤッとしますよね(笑)。それがサラっと違和感なくできるのが彼女であり、運動神経抜群の先生なんですけど、エピソードが進むにつれて彼女の隠していることが明らかになります。実はナーバスなものを抱えているという存在が本当にぴったりだと思うんです。彼女が引き受けてくれて本当に良かったです。
田口監督:沖縄出身の設定ですけど、彼女自身はそうじゃない。でも実際の沖縄の学校をロケハンしているときに、たまたま女性の体育教師の方がいて、きびきびと生徒たちを指導していたんです。その姿を見ていたから、山本さんのお芝居が妙にリアルで。そして彼女は(アクションという)得意分野が明確な俳優さんじゃないですか。でもそれを抑え込むことで出てくるものがあったので、それがよかったんじゃないかと思います。
綾部監督:本来、すごく上品な方なんですよね。でも彼女が演じる美晴先生は「ガハハ」と笑って、パチンと甘利田を叩いたりもする。実際、最初の本読みの時に、強めにやってみてくれってお願いしたら、それが豪快ですごくおもしろくて。じゃあこれでやっていこう、という話をしたのは覚えていますね。
市原さん:この現場では自由にやってもらいたい、ということは僕もお話ししました。実際に現場で対峙してみると、目がまっすぐすぎて見れなくなっちゃうんですよ(笑)。見透かされているんじゃないかと思うほどキラキラしていて。本当にまっすぐ。言葉を選ばずに言うと”愚直”というか。そういう方って意外と少ないと思うんですよ。彼女は繕っている感じが全くしない。自分のシーンがなくても現場に来て、差し入れまでしてくれて、みんなに声をかけている。本当にこの現場のことを愛してくれている。その気持ちに何とかこたえたかったですね。
―田口監督は、ムービーマービーのインタビュー初登場です。この『おいしい給食』で綾部監督&市原さんを近くで見てこられました。田口監督から見て、このおふたりのことはどう映っていますか?
田口監督:この意気投合したふたりが、カラオケで肩組んで長々と熱唱していたりするわけです。そして私にも歌わせようと「田口さーん!!こっち!」って呼ぶんですよ。ありがたいんですが、でも私その歌知らないんですよ(笑)。
綾部&市原さん:(爆笑)。
田口監督:そしてお酒も入ってるから、ふたりとも「来ないと許さん!」みたいな目で私を見るわけです。だから私も渋々行って、なんとか勘でボソボソと歌うんです。
綾部&市原さん:(さらに爆笑)。
綾部監督:完全にカラオケハラスメント(笑)。
市原さん:楽しくて、田口さんとも歌いたかったんですよ(笑)酔ってるから次の日忘れてるし(笑)。
田口監督:とにかくシーズン1からずっと、このふたりの邪魔にならないように。世界観を壊さないように。『おいしい給食』はこのふたりのものですから。それが私の務めです(笑)。
―そんな田口監督は、市原さん、綾部監督から見てどんな存在でしょうか。
市原さん:田口さんがいないと成立しない部分がたくさんあるんです。綾部さんとは現場でのやり方も違いますし、スタッフや子どもたちに対する向き合い方も全然違います。田口ワールドみたいなものもあって、同じ給食シーンでも全然違うんですよ。田口さんは緻密に積み上げていく。この全く違う二人が監督をしているというのが本当に面白くて。空気がガラッと変わりますから。そして子供たちを引率して「美ら海水族館」に連れて行ってくれたり、面倒見も良くていいんですよ。ファンの方には田口監督と綾部監督の演出の違いもぜひ注目してほしいです。
綾部監督:本当に長い付き合いなんですよ。『おいしい給食』以前からですから。いい作品を作りたいという熱量とその責任感は、僕も市原くんも田口さんも変わらないんです。その上で僕と市原くんは似ているところがあって、その熱量を全面に押し出して引っ張っていきたいタイプなんです。でも田口さんは同じ熱量でありながら、彼ならではの冷静さとシニカルさがある。市原くんが言ったように、僕の演出回と田口さんの演出回では世界観がガラッと変わるんです。もし田口さんが僕みたいなタイプだったら、この『おいしい給食』はうまくいっていなかったかもしれません(笑)。彼がいたからこそ甘利田の新しい面も見ることができましたし、アイデアを拝借したり、刺激をもらうことも多い。お互いに刺激し合いつつ、いいバランスになっているんだと思います。
―市原さん、どっちの監督の要求が高いですか?
市原さん:それはどっちも高いですね(笑)。
綾部&田口監督:(爆笑)。
―さて最後に、このインタビューは『おいしい給食』をこれまで追いかけてきた多くのディープなファンが読んでくれていると思います。ファンのみなさんに向けた待望のシーズン4の見どころを、ぜひディープにお伺いできればと思います。
田口監督:やはり注目してほしいのは3人目の新たなライバル・當間レンですね。そして抽象的な言い方になってしまうんですが、”今回もおもしろい”です。その実感が持てて、私自身すごく安心しています。シーズン4ともなると、その実感を持つことって難しいことだと思うんですよ。ディープなみなさんも含めて、少なくとも面白いと思ってもらえる、そのハードルはクリアできた実感があります。そう思えたことが本当にうれしかったです。ぜひ楽しんでもらえたらと思います。
綾部監督:連続ドラマで、それもシーズン4まで全部面白いというのはなかなかないと思うんです。どこかでパワーダウンや飽きがきたりする。でも今回、沖縄という場所と食文化に助けられました。そして子どもたちです。手がかかる子たちでもありましたけど、だからこそ最後まで何とかしようとしましたし、やりきれたのは彼らのおかげです。僕も田口さんと同じで、「これ絶対おもしろいな」って、いま僕自身が思えています。ラスト10話まですごく面白い10本を揃えることができたと思っています。ディープなファンの方ならではのお気に入りポイントを見つけていただいて、最後まで楽しんでいただけたらと思います。
市原さん:このシーズン4を撮りきれたことが奇跡だと思っています。クランクイン2日目で手の指を骨折してしまいましたし(笑)。気力体力もギリギリで、もうあと1日だって追加はできない、そんな極限まで来ていたと思います。停滞することは後退だと思っていますので、自分を奮い立たせて、感情むき出しで最後まで現場にいたシーズン4でした。すべては見てくださるお客様のためです。この想いはずっと変わりません。回を重ねるごとに今までにない甘利田をお見せできると思いますし、他のドラマでは絶対やれないこともやっています。甘利田以外のキャラクターにもいろいろ起こりますので、ぜひ全力で楽しんでいただき、明日への活力にしていただけたら幸いです。
―おまけのアフタートーク(取材の最後にあるスタッフさんがとても素敵なことを言ってくれました)
スタッフ:今回本当にみんな全力というか、これまでのシーズンに比べても1個1個のことに本当に全力でしたよね。それは見ていて本当に思いました。本当に全部全力、出し惜しみ無しでしたよね(笑)。
綾部監督:たぶんみんな頭悪いんですよね、このチームの人たち(笑)。少しは考えろと(笑)。
全員:(爆笑)。
市原さん:もう”バカのひとつ覚え”みたいに、みんな全力(笑)。終わってから思いましたもん。もうちょっとペース考えろよって。100m走じゃないんだから(笑)。
綾部監督:まさに競馬で言う“逃げ馬”みたいにね。最後までもたないよそれじゃ、って。(笑)。
市原さん:もう走り切るしかない(笑)。台本に「全力!出し惜しみなし!」って書いてありましたから(笑)。
綾部監督:俺たちバカなのかな(笑)。
全員:(爆笑)。
「このドラマにおいて”停滞は後退”」ドラマ『おいしい給食』シーズン4放送開始記念!市原隼人&綾部真弥監督&田口桂監督 どこよりもディープなファンによるロングインタビュー(前編)
ドラマ「おいしい給食 season4」2026年10月より放送スタート
【第1話あらすじ】
給食のために学校に来ていると言っても過言ではない中学教師・甘利田幸男(市原隼人)。南国の地へ転勤して一年、給食好きを誰にも気づかれることなく、完璧な日々を送っていた。同僚で男勝りな体育教師の平良美晴(山本千尋)や、小うるさい学年主任の財部岳人(川田広樹)など、個性豊かな教員陣に加え、なんとあの給食のおばさん牧野文枝(いとうまい子)が沖縄にやってきている。甘利田とは腐れ縁の文枝は、甘利田にとって唯一秘密を知る人物として要マークだった。そんなある日、甘利田のクラスに転校生・當間レン(橋本偉成)がやってくる。今日の献立は、【ソーミンチャンプルー】に【パッションフルーツゼリー】という南国ならではのローカル給食。しかし、思わぬトラブルに困惑する甘利田をよそに、あるアレンジを加えて淡々と給食を楽しむレン。その姿を見た甘利田は、新たな給食バトルの幕開けを予感する――。
■放送局情報:テレビ神奈川、北海道放送、福島中央テレビ、仙台放送、北陸朝日放送、メ~テレ、群馬テレビ、とちテレ、テレ玉、チバテレ、TOKYO MX、山梨放送、サンテレビ、KBS京都、広島ホームテレビ、KSB瀬戸内海放送、テレビ山口、九州朝日放送、鹿児島放送、琉球朝日放送、BS12 トゥエルビ
■放送日程
テレビ神奈川 10/10~ 毎週土曜日 21:30
北海道放送 10/16~ 毎週金曜日 9:55
福島中央テレビ 10/24~ 毎週土曜日 10:00
仙台放送 10/13~ 毎週火曜日 25:15
北陸朝日放送 10/16~ 毎週金曜日 25:25
メ~テレ 10/11~ 毎週日曜日 25:15
群馬テレビ 10/13~ 毎週火曜日 21:30
とちテレ 10/14~ 毎週水曜日 20:00
テレ玉 10/16~ 毎週金曜日 24:00
チバテレ 10/13~ 毎週火曜日 20:30
TOKYO MX 10/14~ 毎週水曜日 17:59 ※初回放送日変更の可能性あり
山梨放送 10/17~ 毎週土曜日 25:25
サンテレビ 10/14~ 毎週水曜日 24:30
KBS京都 10/15~ 毎週木曜日 22:00
広島ホームテレビ 11/4~ 毎週水曜日 24:50
KSB瀬戸内海放送 10/12 毎週月曜日 24:55
テレビ山口 10/12~ 毎週月曜日 24:55
九州朝日放送 10/14~ 毎週水曜日 24:15
鹿児島放送 10/14~ 毎週水曜日 25:20
琉球朝日放送 10/16~ 毎週金曜日 24:15
BS12 トゥエルビ 10/17~ 毎週土曜日 21:30
■スタッフ&キャスト:
出演:市原隼人 山本千尋 橋本偉成 川田広樹(ガレッジセール) 尚玄 いとうまい子 八嶋智人 田山涼成
監督:綾部真弥、田口桂
製作総指揮:吉田尚剛
企画・脚本:永森裕二
プロデューサー:岩淵 規
撮影:小島悠介(JSC)
照明:西野龍太郎(JSL)
録音:鴇田満男
美術:伊藤 悟
小道具:千葉彩加
衣裳:小磯和代
ヘアメイク:近藤美香
フードスタイリスト:松井あゆこ
助監督:小村孝裕
制作担当:田山雅也
音楽:沢田ヒロユキ・ペイズリィ8
編集:岩切裕一
グレーディング:河野文香
整音:田中 俊
効果:佐藤祥子
ポスプロ・マネージャー:豊里泰宏
主題歌:「君の花~OKINAWA session~」(AMG MUSIC)
制作プロダクション:メディアンド
企画:AMGエンタテインメント
(C)2026「おいしい給食」製作委員会
公式HP:http://oishi-kyushoku4.com/
公式X(@oishikyushoku):https://x.com/oishikyushoku/
公式YouTube公式: https://www.youtube.com/@
【期間限定フル】おいしい給食Season1 第1話 「海の王者、鯨の竜田揚げ」【公式無料公開中】
https://youtu.be/qIP1ZxhMtm0















