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映画『八犬伝』藤岡真威人&藤岡弘、 が親子で登壇!<正義で何が悪い>ヒーロー談義付き特別試写会!藤岡弘、「ヒーローとは正義であり、正義がなくなったら未来はない。」

山田風太郎の小説『八犬伝 上・下』(角川文庫刊)を主演に役所広司、共演に内野聖陽、土屋太鳳、磯村勇斗、黒木 華、寺島しのぶを迎え映画化する、エンターテイメント超大作『八犬伝』が10月25日(金)より全国ロードショーする。

時代を超えて多くの人々の心に響き、愛され続けている「南総里見八犬伝」。馬琴が“悪が蔓延る世の中だからこそ正義を貫く物語を書く”という情熱を込めたこの作品は“勧善懲悪”をテーマに八犬士たちが正義を貫き、悪を討つ姿をダイナミックに描いている。この力強いメッセージは、混沌とする現代人にも響くこと間違いない。いよいよ今月公開を迎える本作から、今回、そんな魅力を徹底解剖する<正義で何が悪い>ヒーロー談義付き特別試写会が開催された。ゲストには、「ウイングマン」で連ドラ初の単独主演、映画「八犬伝」で最年少の八犬士・犬江親兵衛を演じた若手実力派俳優・藤岡真威人、スペシャルゲストとして今年芸能生活60周年を迎えた日本を代表する不滅のヒーロー・藤岡弘、が登場した。

八犬士たちの迫力満点な冒険を描いた【虚】パート、「八犬伝」作者・滝沢馬琴の感動の実話を描く【実】パート、2つが交錯する前代未聞の構成でも話題の映画『八犬伝』。【虚】パートでは、滝沢馬琴に役所広司、葛飾北斎に内野聖陽、馬琴の息子・宗伯(鎮五郎)に磯村勇斗、宗伯の妻・お路に黒木 華、馬琴の妻・お百に寺島しのぶと日本映画界を代表する実力派が集結。さらには立川談春、中村獅童、尾上右近といった落語、歌舞伎界の顔が重要なキーパーソンで登場。【虚】パートでは、八犬伝のすべての始まりとなる伏姫に土屋太鳳、里見家に呪いをかける闇を司る玉梓に栗山千明、八人の剣士に渡邊圭祐、鈴木 仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久 創、藤岡真威人、上杉柊平、さらに重要な役柄で河合優実と今最も旬な注目の俳優たちが躍動している。監督は『ピンポン』や『鋼の錬金術師』シリーズの曽利文彦が務める。

「仁」の珠を持つ、里見家に仕えた夫婦に育てられた最年少の八犬士・犬江親兵衛を演じた真威人。初代仮面ライダーを思わせる赤いスカーフを首に巻いた映画のマスコットキャラ・八房くんのぬいぐるみを抱っこして登壇し、「皆さんお元気ですか?最近肌寒くなってきましたが大丈夫ですか?」と観客の体調を気遣いながら「正義を語るにはこの人しかいない、という人を僕は知っている」と実父である弘、をステージに呼び込んだ。

初代仮面ライダー俳優でもある弘、は「今日の皆さんとの出会いに感謝。ヒーロー談義という事で息子と一緒に話が出来るのを楽しみにしています」と挨拶。長女・天翔愛、次女・天翔天音ら藤岡姉妹が客席で見守る中、仲良し親子トークはスタートした。

時代劇初挑戦の真威人は、「2年前の撮影で10代にも関わらず錚々たる方々とご一緒して、しかもVFXを使用した臨場感あふれる作品なので状況や環境を想像してやらねばならず、自分のイメージを頼りに演じました」と初々しく振り返り、「完成作は自分の想像を超えるくらいの迫力と臨場感と世界観があって、アクションも見ものです!」と大興奮。先んじて本作を鑑賞した弘、も「久方ぶりに素晴らしい作品を堪能させていただいた。今の時代、この時代、時は来た!正義の重要性を貫いた物語を見ていただき、色々なものを感じてほしい」と熱烈にプッシュしていた。

真威人は本作の役作りのために乗馬の訓練をしたそうだが、コーチの計らいによって父・弘、と共に馬に乗ったという。最初は二人で並んで乗馬したそうだが、「最終的には何故か家族5人で馬に乗って近くの山を駆け回るという、想像していなかった経験をさせてもらいました」とまさかの状況を報告。これに弘、は「僕らが馬に乗っているとね、うちの娘3人が興味を持ったんです。『私たちも乗りたい』『じゃあ乗りなさいよ』と。それでみんな乗れるようになって、俺も『先頭について来い!』と山を走った。一人二人は落馬するかな?と思ったら全員がついてきたのでビックリ」と振り返ると、真威人は「(弘、は)一人だけスピードが段違い。そこに追いつくのに精いっぱいで、実力の差を見せつけられました」とリスペクトしていた。弘、は「娘たちは『今度は鎧を着てお父さんのように馬で走りたい』という夢を持つようになった。この映画をきっかけに、家族全員が馬に乗れる様になりました」と嬉しそうに報告していた。

『八犬伝』といえば、馬琴が描きたかった“正義”や“ヒーロー”もテーマの一つ。その生き様から実体的ヒーロー像を体現し続けている、日本が誇るヒーロー・弘、は“ヒーロー”の存在について問われると、「ヒーローとは正義であり、正義がなくなったら未来はない。正義とは武士道そのものであり、その生き方、人格、品格を備えたのが日本人。日本のアニメや漫画を含めて、日本人は映像を通してヒーローを世に広めていくのに適した民族だと思う」と力を込めた。一方、真威人は「ヒーローたる者は正義の心を忘れない。それこそ仮面ライダー一号のように。『八犬伝』は勧善懲悪の物語であり、世のため大切な人のために自分が犠牲になっても戦い続ける姿には憧れます。自分もこれから大きくなっても、ヒーローの心は忘れないでいたいです」と父を横に誓いを立てていた。

八犬士は、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の8の珠を持つ。これにちなんで互いの性格(特徴)を一文字で発表。弘、を「犬」と表した真威人は、「犬と書いてワンコと読みます。不意に見せる笑顔や愛情、人々に振りまく雰囲気や優しいオーラが僕から見たら大型犬のよう。真に男らしい強さを持ちつつも根底には愛情がある。そこが愛くるしくてワンコみたい。なんだかヨシヨシしたくなる」と父への愛情爆発。これに弘、は「オオカミの間違いじゃないか!?」と赤面しながら嬉しそうにツッコんでいた。

そんな弘、は真威人について「愛」と達筆で表現。世界100カ国を旅してきたという弘、はその旅を通して「人間、愛があれば解決できない問題はないと気づいた。お互いを思いやる愛さえあれば紛争も戦争も何も起きない。愛によって地球は一つになれる」と感じたそうで、「子供にも愛を持って育て愛を注ぎ込んでいけば、その受けた愛の分だけ大きくなって愛を世に返せると思った。本人を前になんですが、もう小さい頃から抱き締めながらチュウチュウしながら、今も子供たち4人を毎日抱き締めています」と告白。

この愛爆発に真威人は大汗をかきながら「その言い方だと今もチュウチュウしているみたいに聞こえる…」と大テレ。それでも弘、の愛はアンストッパブルで、「うちの子はね、優しいんです。思いやりもあるしね。親バカだと思ってもらっても構いません。本当に優しいのだから」と止まらず、真威人は「恥ずかしくて汗が止まらない」とハンカチで額を拭いていた。

 

親子愛爆発トークもあっという間に終了の時刻に。最後に、映画出演者である真威人から、映画を楽しみにしているファンたちへメッセージが贈られた。「今回の作品は【実】と【虚】の二つのパートに分かれていて、【実】では『八犬伝』を作り上げるまでの葛藤や情熱が描かれ、【虚】では八犬士たちが巨悪に立ち向かう様が、素晴らしいアクションで描かれます。二つの【実】と【虚】の行き来が見どころです。沢山の方々に見ていただけたら凄く嬉しいです!」と声を弾ませながら呼び掛けていた。

 

 

『八犬伝』
10月25日(金)全国ロードショー

【ストーリー】
江戸時代の人気作家 滝沢馬琴は、友人の絵師 葛飾北斎を前に構想中の物語を語り始めた。里見家の呪いと戦うために八つの珠を持つ八犬士が運命に導かれるように集結し、過酷な旅に出る物語だ。馬琴の紡ぐ物語に引き込まれた北斎は物語の続きを聴くために事あるごとに馬琴の元を訪れ、2人の奇妙な関係が始まる。その連載は「悪が蔓延る世の中だからこそ完全懲悪を貫く」という馬琴のライフワークとなるが、28年の時を経て、遂にクライマックスに迫った時、馬琴の目が見えなくなり始めてしまう。完成が絶望的な状況の中、義理の娘から意外な申し出が。果たして、物語は完結するのか―。

【キャスト】
役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久創、藤岡真威人、上杉柊平、河合優実、栗山千明、中村獅童、尾上右近、磯村勇斗、立川談春、黒木華、寺島しのぶ

【スタッフ】
監督・脚本:曽利文彦
原作:『八犬伝 上・下』 山田風太郎(角川文庫刊)
配給:キノフィルムズ 製作:木下グループ 制作:unfilm
©2024『八犬伝』FILM PARTNERS. 
公式サイト:https://hakkenden.jp
公式X:https://twitter.com/hakkenden_movie (@hakkenden_movie)
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