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無限ループすること間違いなし!「#繰り返し観ても飽きないシーン」のある映画4選

映画やドラマ、アニメを見ていて、直感的にこのシーン好きだ!と感じた経験は誰もがあるのではないでしょうか。その中でも、何かが自分にハマってしまい虜になったシーンを紹介するハッシュタグ「#繰り返し観ても飽きないシーン」がこの頃Twitter上で盛り上がりをみせていました。そこで、今回は笑えるシーン、ときめくシーンなど、様々なタイプの何度も観たくなるシーンに注目して、4作品をご紹介します。

文:カカオ豆(映画とコーヒーとチョコが好物)

 

 

〈何度観てもため息がもれる…!映画史上最も美しいプロポーズシーン〉
①『ビッグ・フィッシュ』(2003)

エドワードが語る彼のこれまでの人生は信じられないような出来事の連続で、多くの人が彼のストーリーに聞き入ってしまいます。そんなエドワードのプロポーズこそが、何度観てもため息が漏れるほどの美しい名シーンとなっています。フィニーのことを一目見た瞬間から運命の人だと確信したエドワードは、2年間かけて彼女の居場所を突き止め、遂にプロポーズをします。ある朝、フィニーが窓を開けると、家の前には彼女が好きな黄色い水仙の花畑が…!フィニーの水色のワンピースが水仙の黄色によく映えることで、水仙に囲まれて佇む2人の姿はこの世のものとは思えないくらいの美しさ!その後、エドワードは一生涯かけてフィニーを愛し続けるのですが、そんな彼のまっすぐな愛も含めて映るもの全てが素敵で、思わずうっとりしてしまいます。現実でこんなプロポーズをされたら感動以上に驚きの方が勝ってしまうかもしれませんが(笑)、映画の中ではおとぎ話に出てくるようなプロポーズシーンを見て、心を奪われたいものです。息子のウィルによるとエドワードが語るストーリーは嘘ばかりのようですが、果たしてこのプロポーズは真実なのでしょうか…?

監督:ティム・バートン
出演:ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー、ビリー・クラダップ、ジェシカ・ラング
 他

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<ビジュアルがツボすぎる!三輪車で爆走シーン>
②『グーニーズ』(1985)

グーニーズと名乗る少年たちは屋根裏部屋で古い宝の地図を発見し、宝探しの冒険に出ます。宝が隠されている洞窟へ通じる入り口は怪しいレストランの地下にあったり、洞窟の中には様々なトラップが仕掛けられていたりと、誰もが一度は子供の頃に夢見た冒険を疑似体験することができ、ワクワクしてきます。筆者的に何度見ても爆笑してしまうシーンは、主人公・マイキーの兄・ブランドンが三輪車で爆走するシーンです。兄に内緒でこっそり冒険に出かようとしたマイキーたちは、兄が追ってこないように彼の自転車のタイヤに穴を空けてから逃走します。さあ、ブランドンはどうするか…⁉ふと、隣の家を見ると三輪車に乗った小さな女の子が!もうおわかりかと思いますが、彼は大人気なくその三輪車を奪い、無謀にも三輪車で弟たちを追いかけます(恐らく走った方が速いでしょう)。さらに、偶然車で通りかかった友人たちが彼を茶化し始めたので、車に追いつこうと猛ダッシュ!CGではないかと思うくらい驚異的なスピードで足が回転している割には、全然前に進んでいないという滑稽な姿がツボすぎて、無限ループしたくなります。

監督: リチャード・ドナー
出演: ショーン・アスティン、ジョシュ・ブローリン、ジェフ・コーエン、コリー・フェルドマン  他

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ジワジワ来る!男たちの熱き筋肉バトルシーン〉
『天空の城ラピュタ』(1986)

本作で繰り返し観たくなるシーンといえば、お馴染みの合言葉である「バルス!」と叫ぶあの名シーンをあげたくなるところですが、今回は脇役たちによるジワジワと笑いが込み上げてくるシーンをご紹介します。それは、物語序盤にてシータを追う海賊のドーラの手下と、パズーとシータを守ろうとする親方が繰り広げる筋肉バトルシーンです。普通に殴り合いを始めるかと思いきや、なぜか2人は胸を張ってワイシャツを引き裂き、互いに筋肉自慢をし始めます。確かに、2人ともなかなかのマッチョではありますが…。それを見た親方の奥さんが発する一言がまた最高なんです。それがこちら。「誰がそのシャツを縫うんだい?」え、気にするところ、そこ??と、全力で突っ込みを入れたくなります。しかもこの場面は、それまでしっとりと物語が進んでいた中で唐突にやってくるため、不意打ち感が余計に笑いを誘います。その後、2人のバトルはなぜか大乱闘にまで発展しますが、その様子を見たドーラが見た目に似つかず至極真っ当な一言を放つまでがセットですので、お見逃しなく!

原作・脚本・監督:宮崎 駿
声の出演:田中真弓 ⋅ 横沢啓子 ⋅ 初井言榮 ⋅ 寺田 農 ⋅ 常田富士男 ⋅ 永井一郎 他

 

〈こんなの見たことない!美しさとインパクトが半端ないシーン〉
④『わたしはロランス』(2013)

グザヴィエ・ドラン監督と言えば、彼の作品でしか味わえない映像体験ができることが魅力の一つですが、それを最も味わうことができるのは本作ではないでしょうか。恋人関係にあるロランスとフレッドは、ロランスが男性ではなく女性として生きることを決意したことをきっかけに、一時はそのまま関係を続けていたものの、別々の道を歩むことを決意します。しかし、数年の時を経て2人は再会。その際、ドラン監督は2人の高まった感情を表現するために、空からあるものを降らせました。それは、雨でもなく、大量の蛙でもなく(こちらもなかなかに衝撃的シーンですが)、色鮮やかな服たちです。雪が積もった真っ白い街、淡い水色の空、そして、真ん中を歩くロランスとフレッドが羽織る紫色と青色のコートという、全ての色合いが絶妙のバランスで組み合わさってできたシーンは、見たことのない美しさと強烈なインパクトを残します。一体なぜ、ドラン監督は服を降らせたのでしょうか…。同じくらい衝撃的なシーンが本作にはまだまだありますので、作品に込められた深いメッセージ性と共に、ドラン監督ならではの世界観をぜひご堪能ください。

監督:グザヴィエ・ドラン
出演:メルビル・プポー、スザンヌ・クレマン、ナタリー・バイ 他

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いかがだったでしょうか。みなさんも繰り返しみたくなるシーンに出会った際には、ぜひハッシュタグ「#繰り返し観ても飽きないシーン」を付けて投稿してみてください。自分がハマった理由に共感してもらえるのはうれしいものですし、投稿を見て、そのシーンの魅力に気づく人もきっとたくさんいるでしょう!