【海外ニュース】サム・ライミ監督の『スペル』、まさかの続編の可能性アリ!?
昨年公開のMCU映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が記憶に新しいサム・ライミ。同作にもふんだんに盛り込まれていたホラーテイストが元々の持ち味ではあるが、ホラー映画と呼べるような作品は2009年の『スペル』以降撮っていない。『スペル』は、昇進を目指す女性銀行員が、困窮している老婆のローン支払い延長を断ったことで呪いをかけられ大変な目に遭うというあらすじだ。ホラーではありつつ、ライミのデビュー作『死霊のはらわた』のようなやりすぎ描写が笑いを誘う。オチを言うのは控えるが、特に続編の必要性がある映画ではなかった。
ところが、ここに来て続編制作の可能性が浮上した。アダム・ドライバー主演のSFアクション『65(原題)』のプロデューサーでもあるライミは、監督のスコット・ベック&ブライアン・ウッズとともに、掲示板サイトRedditのAsk Me Anything(〇〇だけど質問ある?)スレッドに降臨。『スペル』ファンから「続編か、関連する別のストーリーを作る可能性はありますか」と尋ねられたライミは、「ゴースト・ハウス・ピクチャーズ(ライミの製作会社)のロメル・アダムとホセ・カナスが上手くいきそうなストーリーを考えていて、私も気になっています!」と答えている。アダムは『スペル』や『ドント・ブリーズ2』に、カナスも同じく『ドント・ブリーズ2』にアシスタントとして参加した人物だ。
今回ライミが明かした情報はこれだけで、ライミ自身が監督するかどうか、実際に制作されるかどうかなどまだまだ不確定な要素が多いが、希望を抱いたファンも多いだろう。先日、ライミが製作総指揮を務めた、リー・クローニン監督による『死霊のはらわた』シリーズ最新作『Evil Dead Rise(原題)』の予告編が解禁された。こちらは来週にはサウス・バイ・サウスウエスト映画祭にて上映され、4月21日から全米公開の予定だ。日本でも公開される可能性は高いと思われるので、まずはこちらに備えておこう。
ソース
・https://www.reddit.com/r/movies/comments/11l6d3i/were_scott_beck_bryan_woods_and_sam_raimi/