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第95回:『ゴーストバスターズ』(1984)|私なりのマシュマロマンとの闘い!意外と難しいあの造形。【瀬田ミナコのシネまんぷく】

共感シアターでもお馴染み、女優の瀬田ミナコによる連載コラム。毎回「映画」と「食」をテーマに、ゆるゆるとお届けします!

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■今回の映画:『ゴーストバスターズ』(1984)

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の公開を勝手に記念しまして!!(笑)

今回は、1984年の映画『ゴーストバスターズ』です!!

この映画を初めて観た時、私はもう大人になっていましたが、幼い頃から「ゴーストバスターズ」という名前、曲、「NO GHOST」のマーク、そしてマシュマロマンの存在は知っていました。

当たり前のように社会の中に溶け込んでいた「ゴーストバスターズ」ですが、そうなるのも納得の、すごく楽しい映画です!コメディと夢いっぱいの設定のバランスが絶妙で、ダサいようなカッコいいような、、、。「癖になるお洒落さ」があって、今からでもグッズを買いたい気持ちになりました!

『ゴーストバスターズ』は1984年に公開されるや否や、各地で社会現象を巻き起こす人気っぷりで、続編やリブート作品、アニメ作品など様々な形でシリーズ化されています。

物語の舞台はニューヨーク。そこで幽霊を退治、捕獲する事を仕事とする「ゴーストバスターズ」たちのお話です。

バスターズのメンバーは、大学で超常現象や幽霊の研究をしていた博士たち、ピーター、レイモンド、イゴンです。大学から研究資金を打ち切られ、いっそのこと幽霊退治屋として開業することに。最初の依頼人はシガニー・ウィーバー演じるディナで、自宅のキッチンで起こった怪奇現象に悩んでいました。

ゴーストバスターズはホテルで幽霊の捕獲に成功し、一躍有名になって大忙しの日々を送るのですが、ディナの家の怪奇現象が「破壊の神ゴーザ」の復活という一大事へと進展していきます。ゴーザが復活し、世界が破壊されるのを防ぐため、新メンバーも迎えたゴーストバスターズが奮闘します!

心をくすぐられるポイントがありすぎて、どこから書こうか悩むところではありますが、まずはバスターズの皆についてです。

彼らは一言で言ってしまうと、「冴えない三人組」です。科学者で、大学で研究をさせてもらえる頭の良さがありながら、そんな雰囲気が全くと言っていいほどありません。正直言ってただのオカルトヲタクという感じ。そこが、すごく良かったです!

幽霊を目の前にしたら最初は興奮したり驚いたり、いい意味で「人並み」のリアクションをしてくれるので親近感を持てるし、仕事で大当たりしてからは、いい気になりながらもクタクタになるまで働いていて、部活を頑張る学生のようで応援したくなります。

ビル・マーレイ演じるピーターに至っては、女性の口説き方が気持ち悪いくらいなのですが、映画が終わるころにはこの脱力した雰囲気が大好きになっていました!

彼らのコスチュームや幽霊退治に使うメカにも心をくすぐられました。

NO GHOSTマークがついた「つなぎ」とエクトワンは何の変哲もない物なのになんだかカッコイイし、レーザー装置のプロトンパック、霊気感知器など、どういうシステムなのかいまいち分からないメカは、スタイリッシュとは程遠いながらもワクワクできるデザインで、おもちゃが欲しくなります!

 

そして何といっても曲が良い!!!

レイ・パーカー・ジュニアによる主題歌「Ghostbusters」は頭から離れなくなる印象的なメロディで、これを聴くだけで楽しい気分になれます。「ゴーストバスターズ!」と一緒に叫びたくなる名曲です。キャッチーなこの曲も、ゴーストバスターズが長年愛される理由の一つだと思います。

他にも、CG丸わかりだけどそこがまた可愛いオバケ達や、憑りつかれてからの演技が吹っ切れていて最高のシガニー・ウィーバー、ちょっと困った隣人ルイスなど、個性的な登場人物達も魅力的です!

「ゴーストバスターズ/アフターライフ」でも心くすぐられるポイントが健在であることを願います(^^)

さて!それでは映画メシのお時間です!

今日はこの映画のマスコットキャラクターとも言える「マシュマロマン」をマシュマロで作りたいと思います!

卵白を泡立てて、ゼラチンや砂糖を混ぜて、色を付けたら絞り出して、、、

あれ?????

一体何だこれは!!

幼稚園児の描いた絵のようなものが出来上がってしまいました。(汗)

フワフワでマシュマロに違いはないのですが、、、。

悔しいので、白玉粉でリベンジです!(マシュマロで、マシュマロマンを作る!という事に意味があったはずですが、そこは一度忘れましょう)

白玉粉に少しづつ水を加え、混ぜていきます。

ひとまとまりになって、耳たぶくらいの柔らかさになったら、フードカラーでセーラー服の部分の色を付けます。

そして、クッキングシートの上にマシュマロマンを成型していきます。

丸めた生地を胴体に張り付けていき、フォルムが完成!

青と赤の生地でセーラー服を作ります。

(ついでにNO!GHOSTマークも作りました)

フライパンにお湯を沸かして、クッキングシートごとドボン!

浮いてくるまで茹でます。

そーっとクッキングシートを剥し、ひっくり返すと、なかなかいい感じ!

筆で顔を描いて完成なのですが、、、。

顔が意外と難しい!

結局、なんか違うキャラクターが出来上がりました!(笑)

モチモチでとっても美味しいけれど、ちょっと敗北感。

いつかちゃんと「マシュマロ」でマシュマロマンを作って、頭から食べてやりたいです。

ごちそうさまでした!

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今回取り上げた作品はコチラ!

監督:アイバン・ライトマン

出演:ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、シガニー・ウィーバー、ハロルド・ライミス

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瀬田ミナコ(Acstar所属)
1996年4月3日生まれ 東京都出身
出演作品:映画「ゆずりは」「不能犯」(2018)
映画「種まく旅人~華蓮のかがやき~」全国順次公開中!!
その他:共感シアターでMCやコメンテーターとして活躍中
Acstar:http://acstar.jp/talent/minako_seta.html
Twitter:@minako_seta

 

『瀬田ミナコのシネまんぷく』
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※瀬田ミナコが出演中の共感シアターのアーカイブ動画はこちら!