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【海外ニュース】ディズニー「ドクターストレンジ2」「インディ・ジョーンズ5」などの新作の延期を発表

ディズニーが今後公開する映画のスケジュールを変更。マーベル作品の『ドクターストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』や「インディ・ジョーンズ最新作」を含む多数の新作の延期を発表した。発表された中では『ドクターストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』が22年の5月6日へ、『ソー:ラブアンドサンダー』は22年の7月8日に公開延期される。そして22年公開のこれらの続編が大幅に移動することで『マーベルズ』など23年に公開される作品も同じく延期が発表された。そしてこれらマーベルのラインナップ変更に加えて、ディズニーは「インディ・ジョーンズ5」も公開を先延ばしにする。

 

現在『シャン・チー テン・リングスの伝説』が世界的に大ヒットし、パンデミック以降では興行収入も安定してきたように見えるディズニー。米Variety紙によると今回発表された大幅な延期は、どうやら興行収入ではなく映画の撮影の遅れが原因のよう。特に数十の映画とTVシリーズで綿密に“マルチユニバースを制作する”必要のあるマーベル作品は、一つの制作の遅れがドミノ式にシリーズの撮影を遅らせていると報道されている。

また「インディ・ジョーンズ」については、79歳のハリソン・フォードが6月の撮影で肩の負傷を負い、俳優が治癒している間、撮影を中断する必要があったそう。監督は、一時ハリソン・フォードなしで撮影を続けたが、シリーズで主役が登場しないシーンはほんのわずか。フォードはその後回復し、撮影に戻っている。また、まだタイトルが発表されていなかったマーベルや20世紀FOX作品4本の映画のスケジュールが削除された。

 

コロナ禍の折、自社プラットフォーム「ディズニープラス」での展開で数多くの批判を浴びたディズニー。映画館と動画配信サービスでの同時公開が契約違反にあたるとして、主演のスカーレット・ヨハンソンに提訴されたことは記憶に新しい。そのことなどもあり、今のところ2021年に予定されている映画は、ディズニープラスで配信する前に、45日間劇場で独占的に上映することが決められている。ただし、ディズニーは2022年以降の劇場作品の配信ルールはまだ決めておらず、世界一の配給会社がプラットフォームをどう利用し映画を公開するのかまだまだ目が離せない。

以下、ディズニー映画最新公開カレンダー(日付は全米公開日)

「ドクターストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」(ディズニー)22年3月25日➡22年5月6日

「Thor:Love and Thunder」(ディズニー)22年5月6日➡22年7月8日

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」(ディズニー)22年7月8日➡22年11月11日

「インディ・ジョーンズ(無題)」(ディズニー)22年7月29日➡23年6月30日

「ディズニー実写(無題)」(ディズニー)23年7月14日➡削除

「The Marvels」(ディズニー)22年11月11日➡23年2月17日

「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」(ディズニー)23年2月17日➡23年7月28日

「マーベル作品(無題)」(ディズニー)23年7月28日➡スケジュールから削除

「マーベル作品(無題)」(ディズニー)23年10月6日➡スケジュールから削除

「20世紀FOX作品(無題)」(20世紀FOX)23年10月20日➡スケジュールから削除

「マーベル作品(無題)」(ディズニー)23年11月10日➡23年11月3日へ前倒し

 

参考:Variety

https://variety.com/2021/film/news/disney-delays-doctor-strange-thor-black-panther-1235091673/

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