掃除をして人生を上向きに!「片付け」のやる気を引き出す映画特集!
9月24日は清掃の日です。皆さんはきちんとものを捨てて身の回りを綺麗にできていますか?実は、掃除の効果はただ「物を捨てる」だけでなく、私たちが考えている以上に様々な効果があるようです。今回は掃除の効果を切り口に、掃除をしたことで「人生が変わった映画」をご紹介します!
文:ハルラ(映画のロケ地巡りが好き)
①『100日間のシンプルライフ』(2020)
監督:フロリアン・ダービト・フィッツ
出演:フロリアン・ダービト・フィッツ、マティアス・シュバイクホファー
Amazon Primeで視聴する⇒こちら
掃除の効果①「本当に大切なものが見つかる」
初めにご紹介するのは、『100日間のシンプルライフ』。この映画の清掃方法はとってもユニーク!それは「今、持っている所持品を全て倉庫に入れて、1日1つだけ選んで家に持って帰る。これを100日間続ける」という方法。しかも片付けへの気合いは生半可なものではなくかなり本気モードで、初めはなんと裸の状態で倉庫から服を持って帰るところから始まります。まずは寝袋を持ち帰り、次にスマホを持ち帰り….。この映画を見て分かるのは、案外人間に必要なものは少ないという事。たくさん持っている服も物も、本当に私たちに必要な物は極僅かなのです。貴方にとって本当に大切なものが見つかるきっかけになる映画です!
②『バグダッド・カフェ』(1989)
監督:パーシー・アドロン
出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト、CCH・パウンダー
U-NEXTで視聴する⇒こちら
掃除の効果②「人間関係も気分も上々に」
掃除は自分の周りの物だけでなく、人間関係を変えてくれることもあります。今作の主人公・ジャスミンは夫婦ゲンカの末に1人で車を降り、行く当てもなくモハーベ砂漠にあるモーテル兼カフェの”バクダッド・カフェ”に立ち寄ります。このカフェがとにかく汚くて、悪事を働くやつがいそうな治安の悪い雰囲気がします。しかし、ジャスミンのカフェの清掃により、このカフェに来る人々も働く人々も次第に気分が上向きに。雰囲気も改善され、街の人気のカフェへと成長していきます。掃除は「ただ物を捨てる」だけでなく、心も整理され気分も上がり周囲の人をも幸せにしていきます。もし、最近上手くいっていなと思ったら掃除が抜け出すきっかけになるかもしれません!
③『ザ・クリーナー 消された殺人』(2009)
監督:レニー・ハーリン
出演:サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリス
U-NEXTで視聴する⇒こちら
掃除の効果③「生き直すチャンスをくれること」
3つ目は、「ザ・クリーナー」。こちらは少し変わって「殺人現場」の清掃物語です。こちらで掃除するものは、人が死んだ後の血や体液などかなり生々しいモノ。今作の主人公のトムは、そんな大抵の人が触りたくない殺人現場の清掃請負業を営む元刑事。ここで掃除するものは簡単な清掃では取り除くことはできず、洗浄液や特殊な洗剤などを使って清掃します。ある日、トムのもとにある邸宅の清掃依頼が舞い込み、トムは予期せぬ事件に巻き込まれていきます…。
殺人現場の清掃は、普通の清掃とは違い表面的に綺麗にすることはできても多くの人の記憶や恨み、痛みは中々消すことはできません。ですが一度負った傷も含めて、再度立ち直るきっかけを与えてくれるのもまた「清掃」の役割。何度でも「リセットする」チャンスをくれるのは、清掃のおもしろいところですね。
④『マッチスティックメン』(2003)
監督:リドリー・スコット
出演:ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル
Amazonプライムで視聴する⇒こちら
だけど掃除はほどほどにね・・・!
いろいろ掃除映画をご紹介しましたが、「やり過ぎる」と良くない例も最後にご紹介します。今作の主人公は重度の潔癖症により、“行き過ぎた清掃”を行います。どれくらい重度かというと…朝プールに葉っぱが一枚浮いてるだけで、仕事を休み一日中掃除に明け暮れてしまう程。これだけでも重症度が伝わってきますが、一応彼はプロの詐欺師。引退しても十分すぎるほどの金を稼ぐやり手です。しかし、仕事にも影響を与える程に潔癖症が重症化してしまいます。そしてついには、潔癖症を逆手に取り詐欺師に騙されてしまうことに……。
みなさん、掃除はほどほどに。
いかがでしたか?
今回は清掃映画を4つご紹介しました。是非、掃除へのモチベーションを上げて自分の周囲だけでなく身も心もきれいにしてみてはいかがでしょうか?是非、ご覧ください!