『妖怪大戦争 ガーディアンズ』大魔神復活イベントレポート!寺田心、杉咲花、猪股怜生、 等身大9.8mの大魔神に大興奮!
感動の超ド派手ファンタジーエンタテインメント
『妖怪大戦争 ガーディアンズ』
大魔神復活イベントレポート!
1968年からの三部作、2005年には平成版が興行収入20億円の大ヒットを記録した映画『妖怪大戦争』が、令和の新たな時代と共にスケールアップした『妖怪大戦争 ガーディアンズ』としてスクリーンに復活!8月13日(金)より公開を迎える。
公開まであと3日となった8月10日、映画の大ヒットと東京の安寧の願いも込め、勝負運のご利益のある江戸総鎮守 神田明神で公開直前イベントを実施。劇中に登場する大魔神の等身大(9.8m)バルーンがお披露目された。夏公開の映画イベントらしく、浴衣姿で華やかに登場したキャスト・監督たち。本作の見どころについて問われると、主人公のケイを演じた寺田は「いっぱいありすぎて迷っちゃうんですけど…」としながら、迫力のバトルシーンで登場する武器について、「武器も細部までこだわっていてかっこいいです!SUMIREさん演じる鬼一族の茨木童子(いばらきどうじ)のハート型の装飾がお気に入りです!」とコメント。
ケイを導く謎の妖怪剣士・狐面の女(きつねめんのおんな)を演じた杉咲は、「次から次へと、日本の妖怪だけでなく世界のモンスターが登場していてとてもびっくりします!アトラクション感覚で楽しめるし、衣装や特殊メイクなど細かいところまでこだわっているので、観ていてワクワクすると思います」と笑顔を見せた。
ケイの弟ダイを演じた猪股は、「妖怪の特殊メイクとか、大魔神と妖怪獣の戦いとか、見どころはいっぱいある」としつつも、「妖怪の世界で、ケイとダイがお互いを助けたいという気持ちが強くなっていくので、兄弟の絆や成長しているところも観てほしいです!」と、弟役としてしっかり映画をアピールした。
前作『妖怪大戦争』(05)に続きメガホンを取った三池監督は、「妖怪は直接語り掛けるわけではないけど、人間に対して『そろそろ考え方を変えないとダメなんじゃない?』ということを教えてくれる。そうした妖怪のメッセージを受け取っていただけたら」と、今だからこそ観るべき本作の重要性について語った。
映画になぞらえ、妖怪にまつわる思い出についてのトークでは、寺田はところざわサクラタウンで開催されていた「荒俣宏の妖怪伏魔殿2020」(現在は、妖怪大戦争展2021として継続)について言及。「(本作で製作総指揮も務める)荒俣宏先生にチケットをいただいて、家族で観に行ったことが思い出です。先生直筆の説明もあってわかりやすく、隣に先生がいらっしゃるような感覚で楽しめました」と振り返った。杉咲は、小学校時代に駄菓子屋で売っていたという「こすると煙が出るおもちゃ」が大好きだったという可愛らしい思い出を語りながら、好きな妖怪については「小豆洗いが好きです。感情によって小豆の洗い方が全然違って、そんな姿が胸にきゅんときますね!」と大絶賛。猪股は好きな妖怪に、劇中で“共演”したスネコスリを挙げながら、「スネコスリはスネをこするだけの可愛い妖怪なんですけど、僕は最近成長しているのか、ヒザやスネが痛くなる時があって…そういう時は、スネコスリがいるのかなって思います!」と笑顔でコメント。これには兄役を演じた寺田も笑顔になりながら、「いますね!スネコスリに会えてるね!」と語り掛けた。三池監督は、自身が小学生の頃を振り返りながら「田舎に帰った時に河童を見たんです」と衝撃の告白!さらに「じろっとこっちを見て『崇史』って俺の名前を呼ぶんですけど、よく見たら俺のおじいちゃんでした」と続け、まさかのオチで会場を沸かせた。
そんな三池監督に、実に55年ぶりにスクリーンに復活した大魔神について質問が及ぶと、三池監督は「この時代が、大魔神の存在そのものを呼び寄せたんだと思います」としみじみコメント。「物語上は、妖怪たちがこれまでと変わりなく過ごすために、大魔神に助けてもらおうとするのですが、やっぱり今人間にとって、もう一度大魔神の力をお借りするという時が来ている、そういう運命なんだと思います。55年ぶりに映画のために復活させたと思われがちだけど、実は大魔神そのものの力が、我々の映画に現れたというのが正直なところですね」と、大魔神復活の真相を語った。
大魔神は、もともと虐げられた庶民の願いに応え助けるために現れる存在。このことにちなみに、キャスト陣からそれぞれ「大魔神への願い事」が発表された。寺田は、「やはりこの映画をたくさんの方に観ていただきたいと言う思いと…欲張っていいですか?みなさんお体にお気を付けくださいと、心から願っています!」と、“座長”として優しさと頼もしさに満ちた願い事をコメント。杉咲は「すごく暑い日々が続いているので、ちょっとでも涼しくなったらいいなと思います!」、猪股は「今コロナでおじいちゃんやおばちゃんに会えていないので、コロナがなかった時!に戻してほしいです!」とそれぞれ胸の内を語った。
続いては、いよいよ本日のメインイベントである大魔神の復活へ!神田明神は、平将門(たいらのまさかど)を祭る神社として有名。実は今回の映画の中で、将門(まさかど)に関係した“ある事”が起こりそうになり、妖怪たちはそれを防ぐために、伝説の大魔神を復活させようとする。やがて大魔神の復活には、伝説の妖怪ハンター・渡辺綱(わたなべのつな)の子孫が必要であることがわかり、主人公の渡辺ケイとダイの兄弟が大活躍することに!そんな由緒正しき神田明神で、映画の名場面を再現。綱の子孫を演じるケイ役の寺田、ダイ役の猪股がそろって「令和の日本に、復活せよ、大魔神!!」と声をかけると、背後に構えていたバルーンがみるみるうちに膨らんでいき、夜の境内にライトアップされた巨大な大魔神の姿が!1966年に公開されたかつての映画の大魔神の身長が4.5mだったのに対し、最新作『妖怪大戦争 ガーディアンズ』では、およそ2倍の9.8mで登場している大魔神。今回のイベントもこの等身大サイズで登場し、そのド迫力にキャスト陣も「おお!」と感嘆の声を上げ、寺田は「撮影の時は体の一部はCGだったので、間近で見ると迫力を感じます!」、杉咲は「こんなに大きいと思わず…かっこいいですね!」と大興奮の様子!
イベントの最後には、これから映画を楽しむファンへ、登壇者たちからメッセージが贈られた。三池監督は、「コロナが社会を揺るがせ始めた頃にちょうど撮影も始まって、皆で気を付けながら何とか乗り切って、色んなスタッフが参加して丁寧に磨き上げるようにして作った作品です。ぜひ劇場で、妖怪からのメッセージを聞いていただければと思いますので、ウイルス対策を万全にして劇場でお待ちしております」と熱い思いを語った。猪股は、「妖怪ってこんなにいるんだと思うぐらい、いっぱい出てきます!妖怪のことは見えない人がほとんだと思うんですけど、この映画を通して、一緒に妖怪の世界に入り込んで冒険を楽しんでいたただけたら嬉しいです!」と、劇中で“妖怪の世界を旅してきた者”として大プッシュ!杉咲は、「不思議な館に迷い込んでしまったようなワクワクを味わいつつ、ケイとダイの二人が、まっすぐがむしゃらに進んで行く姿に、人を信じることや、素直な気持ちを伝えるというとてもピュアな勇気をもらえる作品になっていると思います」と、子供たちの活躍を称えながら笑顔でコメント。寺田は、「こうして大魔神が復活し、改めて時の重みを感じています。いよいよ3日後に公開します、『妖怪大戦争 ガーディアンズ』ぜひよろしくお願いいたします!」と、主演として力強くコメントした。
【ストーリー】
太古の日本列島を分断していた大きな溝、フォッサマグナ。かつて海の底だったこの場所で、地中深く眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変えて東京へと向かうのだった。人間からは妖怪獣の姿は見えず天災にしか見えない。人々が怯える中、日本の妖怪たちは、このまま妖怪獣が東京に向かえば、太古の結界を破壊し、世界が滅亡の危機を迎えてしまうと危惧する。東京への到達を阻止するため、妖怪たちは平安時代に実在した伝説の妖怪ハンター・渡辺綱(わたなべのつな)の血を受け継ぐ、埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(わたなべけい)の存在を突き止め、妖怪の世界へと招き入れる。自分の血筋も知らない普通の気弱な小学生の兄は、突然現れた妖怪たちに驚きを隠せない中、妖怪たちから世界を救ってくれと頼まれる。果たして、世界を救う勇者に選ばれ、伝説の刀・鬼切丸を授けられた少年の運命は?そして妖怪たちの本当の狙いとは?人間、妖怪、世界のモンスター、そして“出しちゃいけないでっかいヤツ”も巻き込んだ、新時代の“妖怪大戦争”が始まる!
【キャスト】
寺田心 杉咲花 猪股怜生 安藤サクラ/ 神木隆之介
大倉孝二 三浦貴大 大島優子 赤楚衛二 SUMIRE
北村一輝 / 松嶋菜々子
岡村隆史 遠藤憲一 石橋蓮司 / 柄本明
大森南朋 / 大沢たかお
【スタッフ】
監督:三池崇史
製作総指揮:角川歴彦、荒俣宏
脚本:渡辺雄介
音楽:遠藤浩二
制作プロダクション:OLM
配給:東宝、KADOKAWA
(C)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
公式サイト:kadokawa.co.jp/yokai
公式ツイッター:@yokai_movie