【ぜったい面白い映画】ムービーマービーアワード2020「ぜったい面白い映画大賞」結果発表 PART.4 |ついに決定!2020年で一番面白い映画はコレだ!!!
■【配信ベスト映画】ムービーマービーアワード2020「ぜったい面白い映画大賞」結果発表 PART.1
■【注目している映画人】ムービーマービーアワード2020「ぜったい面白い映画大賞」結果発表 PART.2
■【ガッカリ映画】ムービーマービーアワード2020「ぜったい面白い映画大賞」結果発表 PART.3
読者の皆様と共に毎年ベストな1本を決める最もユーザーフレンドリーな映画賞「ムービーマービーアワード」!
1月12日から約1ヶ月の間、たくさんの読者の方から応募を頂きました。「ぜったい面白い映画」、「ガッカリ映画」、「配信ベスト映画」、「注目している映画人」という部門で投票して頂きましたが、その結果を振り返っていきたいと思います!
これまで3回に渡りお送りしてきましたが、いよいよ今回、本命の「ぜったい面白い映画大賞」の発表になります!
★「ぜったい面白い映画」
新型コロナウイルスによって致命的な打撃を受けた2020年のエンタメ業界。自粛要請で映画館も閉ざされ、公開予定だった新作映画が次々と延期を発表し、年を超えても未だに公開日が決まらな作品が山のようにあります。例年より圧倒的に上映された作品数は少ないですが、なんとか公開に踏み切ってくれた作品や、名作のリバイバル作品から、ムービーマービー編集部が独断と偏見(ちゃんと自分たちの眼で見た映画!)で選出した13作品の中から、2020年で最高の1本を決めます!「鬼滅の刃が入ってなくて何故そのタイトルがノミネート!?」というツッコミも頂きましたが、それでも沢山の投票を頂きました。ありがとうございます!
というわけでランキング発表に参りましょう!
まずは上位3タイトルを除いた13位~4位までを発表します!
第13位『ワイルド・ローズ』
第12位『地獄の黙示録 ファイナルカット』
第11位『ウルフウォーカー』
第10位『デッド・ドント・ダイ』
第9位『透明人間』
第8位『ジョジョ・ラビット』
【投票者の声】
「大人が格好良い!!子供目線の戦争映画だから、重くないのに重い。大人目線とはまた違った残酷さがある。それでもラストシーンは温かい気持ちになる。全国の小中学生はぜひみてほしい!」
「文句なしの傑作でした。ナチスの堅苦しい話をコミカルに描きつつ残酷なシーンもあったり、、心を揺さぶる作品でした。」
第7位『1917 命をかけた伝令』
【投票者の声】
「全編ワンカットに見えるようにして撮影されている手法が面白かった。自分では戦争を経験したことがなくこのようにリアリティを感じられるものを劇場で見れたことは、素晴らしい経験になったと思います。」
「実際はノーカットではなかったけれども評価すべきはそこでは無くて、長回しによるリアリティーや臨場感の凄さ、時代・武器考証がしっかりとなされ小物や細部にまでこだわった再現度。
キャストはじめ制作陣の熱意が伝わってくる作風。こんなにもリアルな戦争映画は『プレイベート・ライアン』『ダンケルク』以来。」
第6位『ランボー ラストブラッド』
【投票者の声】
「我が青春を支えてくれた映画シリーズの最終作と聞いて、どうにも止まらない感情が湧き出てきた一本だった。前作あたりからスプラッター化してきており過去シリーズとはトーンが変わったものの永遠のヒーロであることには変わらず、今作も熱い思いで鑑賞した。」
「やっぱりランボー。せめてこれでトップとって幸せになって欲しい。」
第5位『ミッドサマー』
【投票者の声】
「頭から離れない強烈な作品」
「元々、ホラー系の映画が好きで良く観ていたのだけれど、継承を観て、その次作という事でみてみたら、観終わった後には謎の興奮(満足感)に包まれた。これは、頭がおかしい映画だ(褒め言葉)」
第4位『フォード vs フェラーリ』
【投票者の声】
「この作品を通常の映画館で見た後、ドルビーシネマで音をもっと感じたいと、自分でもはじめての感情になったからです。車オタクでもエンジン音マニアでもないのに、感動しました。」
「映画館で見るべき作品!カーアクションが最高だし、音響も映画館で特に爆音最高です!そしてドラマも熱かったです!映画になるのは、少し前の時代背景のが向いてると思うこの頃です!」
というわけで、まずは4位までを一気に発表しましたが、本命かと思われていた『ランボー』や『フォードvsフェラーリ』がトップ3入りならずという意外な結果に。5位にランクインした『ミッドサマー』は「注目の映画人」編で、主演のフローレンス・ピューと監督のアリ・アスターがトップ2を独占していたのでベスト映画でも期待されていましたが、やはり見る人を選ぶタイプの映画だけに2冠は届かなかったようですね。
第3位『千と千尋の神隠し』
【投票者の声】
「何度観ても良い。やっぱり素晴らしい作品です。」
「作品全体を通しての雰囲気や、どれも個性的な登場人物、白と千尋の関係性等やはり何度見ても飽きないしジブリ史上一番の作品だと感じてます。」
「千と千尋は大好きで映画館で何回も観て、DVDでも何回も観た作品で( ꈍᴗꈍ)子供の名前も、登場人物から頂いたほどです!子供も何回も見てます!」
「不朽の名作だと思います。当時公開されてすぐに映画館に観に行き、DVDも買い、テレビで公開される度に観て…それでもまた今回映画館で観てしまいました?お家で見るのと映画館で観るのでは、やっぱり迫力も感動も、緊張感も格別ですね。」
第3位はまさかのリバイバル作品からランクイン!伊達に日本の興行収入トップを誇っていただけの事はあります!
親から子へと継承され続けていく名作。ジブリの強さを思い知らせるランクインでした!
第2位『TENET/テネット』
【投票者の声】
「頭フル回転で、2020年の生活の中で一番頭を使った気がします。観終わった後、頭上にハテナが十個くらい出てきましたが、映像の凄さがあり、観て良かったと思える作品でした。今後何回か観て、頭の整理をしていきたい作品です。」
「序盤は頭が混乱するストーリーだと思いながら観てたけど、途中から伏線回収が怒涛の如くやってきて、いつの間にか前のめりになって観てた‼あれがこれでそれがあれなのか~‼迫力ある映像も素晴らしく、終盤の爽快感と切なさも良かったです。」
「他の作品が軒並み公開延期の中、劇場公開してくれたことがまず素晴らしいです。ストーリーは難解すぎて3回見ても疑問が多く残っていますが、何なのか理解できなくても楽しめるのは純粋にすごいなと思います。」
「やはり皆が待ち望んだ一作という雰囲気があります。クリストファーノーラン監督の新作は映画好きなら誰もが待っていたのではないでしょうか?正直一回じゃついていけない内容となっていましたがそれもマイナス評価ではなくプラス評価であるという点に私はみなさんの監督への愛や映画への愛を感じます。」
公開延期により2020年内に公開できなかった作品が多数ある中、3度の延期を経てようやく公開することが出来た『テネット』。映画館で映画を観ることに飢えていた映画ファンたちは、こぞって劇場に足を運んだが、圧倒的なビジュアルでさすがはクリストファー・ノーランと言われる一方、複雑で難解な構成にKOされてしまったも多く、「ガッカリ映画」にランクインしてしまうほど評価の割れた作品でしたね。
そして栄えある第1位に輝いた作品はこちら!
第1位『パラサイト 半地下の家族』
【投票者の声】
「アカデミー賞受賞は韓国映画のこれまでの総決算を感じました。昨年の最重要作品の一つであることは間違いないかと。パラサイトは一日にして成らず。」
「強烈な匂いを放つ映画というのが凄い!映画なのに鼻をつくような匂い、また、人間模様の臭さみたいなものも感じられ、それでも何度も観たくなる映画でした! 」
「韓国ドラマ、映画を観て17年程になるがこれ程日本の映画館にメジャーに上映したのがあったかな?と思える程、注目されていたと思う。最初は笑ってみていたのが最後の展開は余りにも驚愕すぎた。その後がどうなったか続編ができればとも思う。」
「韓国の映画はよく知らなかったがこの映画を見て興味を持った。貧困と格差問題は国外でもよくあることなのだと実感。大胆な行動に出る人物たちから目が離せない。自分だったらこうするのにという場面もあったが先が読みやすいようで読みにくい展開がもっと見ていたいと思わせる。エンターテイメント性もあり社会問題についても提起している映画でムービーマービーアワードにふさわしいと思う。」
「初めて見た時はブラックユーモアな要素がたくさんあって、要所要所で笑えて満足。2回目見た時はカメラワーク、陰影、演者の表情、出てくる小道具類、全てに意味があっていろんな発見ができて伏線回収ができる楽しさ。『え!?これはもっかい見なきゃ!』てなって何度も見てしまう映画。ソン・ガンホのサスペンススリラー系の映画はたくさん見てきたけど、面白おかしい系の映画は初めてだったので演技の幅に感心しました。」
2020年皆さんが選んだムービーマービー的「ぜったい面白い映画」は、アカデミー賞やパルムドールなどを総舐めにしたポン・ジュノ監督の『パラサイト半地下の家族』に決定!これは意外と順当か!?韓国の格差社会をユーモアを交えて描いた「成りすまし物サスペンス」として世界中の観客を唸らせた本作は、ムービーマービー読者にもしっかりと刺さったようです!
というわけで改めてランキングを振り返ってみましょう!
第1位『パラサイト 半地下の家族』
第2位『TENET/テネット』
第3位『千と千尋の神隠し』
第4位『フォード vs フェラーリ』
第5位『ミッドサマー』
第6位『ランボー ラストブラッド』
第7位『1917 命をかけた伝令』
第8位『ジョジョ・ラビット』
第9位『透明人間』
第10位『デッド・ドント・ダイ』
第11位『ウルフウォーカー』
第12位『地獄の黙示録』
第13位『ワイルド・ローズ』
ムービーマービーアワード2020「ぜったい面白い映画大賞」は以上の結果になりました!
まだ未見の方は是非一度ご覧になって下さい!
また、来週の2月23日(火)は共感シアターにて今回のランキングを振り返るスペシャル番組の放送が決定しました!
寄せられた皆さんのコメントを紹介するとともに、プレゼント当選者の発表も行います!
こんなランキングに納得できないというあなた!ぜひ当日、コメント参加でご意見をお聞かせください!
■共感シアター「ムービーマービーアワード2020 ぜったい面白い映画大賞 結果発表スペシャル」放送決定!
「ムービーマービーアワード2020」結果を視聴者の皆さんと振り返りながら、プレゼントキャンペーンの当選者発表をお届けするスペシャル番組です!今回はさらに!アワード投票とフォロリツキャンペーンに参加者へのプレゼントに加えて、各部門ごとに追加プレゼントも決定!投票に参加してくれた方は必見の番組です!ぜひご覧ください!!!
【日程】
2021年2月23日(火・祝) 20:00~20:45
【配信先】
共感シアター:https://bals.space/theater/176/
【出演者】
瀬田ミナコ(MC/女優)
梅崎慎也(ムービーマービー編集部)
大西D(共感シアター・ムービーマービーライター)