MOVIE MARBIE

実話に基づく衝撃のスパイ映画
『工作　黒金星（ﾌﾞﾗｯｸ・ｳﾞｨｰﾅｽ）と呼ばれた男』
スタッフのこだわりが詰まったメイキング映像＆新場面写真が到着！

個性と演技力を兼ね備えた韓国を代表する俳優たち総出演のもと描かれる本作は、徹底的に熾烈なまでの心理戦をセリフの応酬で、リアリティーと緊迫感に満ちた＜新たなスパイ映画＞を描く。

工作員と事業家の二つの顔を使い分ける対北工作員の黒金星(ブラック・ヴィーナス)には、韓国映画において忘れることのできない人気俳優ファン・ジョンミン。
北朝鮮の最高位層の人物リ・ミョンウン役に名優イ・ソンミン。韓国の国家安全企割部(現在の国家情報院)室長として工作戦の総責任者チェ・ハクソン役にチョ・ジヌン。さらに、北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテク役に扮するチュ・ジフンは『アシュラ』で共演したファン・ジョンミンと、本作では北と南という関係で再会する。

90年代の北朝鮮を正確に再現するために、元北朝鮮の高位幹部や、脱北者の監修のもと奮闘。金正日の別荘は、建築だけに50日がかかり、6億ウォン（日本円にして約6000万円）をかけて完成させたほか、当時の北朝鮮の迎賓館を描写するために、歴史的文化財で撮影を敢行するほどのこだわった本作。

メイキング映像で映し出されるのは、徹底したリサーチを重ね、大量の時間と費用を費やし、一切妥協なしのスタッフによって作り上げられた北朝鮮のセット。
それを物語るようにイ・ソンミン（リ・ミョンウン役）は「本当に北朝鮮にいるようでした」と、スタッフの働きに感銘を受けた旨を語っている。

セットだけでなく、登場人物をよりリアルに見せるための小道具にもこだわり、人物の表情を読みにくくするために工夫された各キャラクターが使用するメガネは、レンズの濃度までがカメラテストを経て慎重に決定されたという。

　役者陣の熱演とともに、観客を誰も見たことのない90年代の北朝鮮へといざなう映画『工作　黒金星と呼ばれた男』にますます期待が高まる。

※記事初出時に情報に誤りがございました。訂正して謹んでお詫び申し上げます※

【あらすじ】
1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張状態がたかまるなか、軍人だったパク・ソギョン（ファン・ジョンミン）は北の核開発の実態を探るため、コードネーム黒金星（ブラック・ヴィーナス）という工作員として北朝鮮に潜入する命令を受ける。事業家に扮したパクは3年にもおよぶ慎重な工作活動の末、北朝鮮の対外交渉を一手に握るリ所長（イ・ソンミン）の信頼を得ることに成功し、北朝鮮の最高国家権力である金正日と会うチャンスをものにする。しかし1997年、韓国の大統領選挙をめぐる祖国と北朝鮮の裏取引によって、自分が命を賭けた工作活動が無になることを知り、パクは激しく苦悩する。果たして彼は祖国を裏切るのか、それとも国が彼を切り捨てるのか。また北朝鮮はパクの工作に気づくのかー。

【キャスト】
ファン・ジョンミン　『哭声/コクソン』、『アシュラ』、 イ・ソンミン『目撃者』、「ミセンー未生ー」、チョ・ジヌン　『お嬢さん』、チュ・ジフン　『神と共に』2部作、 netflix「キングダム」、『アシュラ』

【スタッフ】
監督：ユン・ジョンビン（『群盗』、『悪いやつら』）

提供：ツイン・Hulu
公式サイト：http://kosaku-movie.com

7月19日（金）シネマート新宿ほか、全国ロードショー

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