【レコメン広場】「オールタイムベスト・ホラーキャラ選手権」/③人喰いアメーバ『マックイーンの絶対の危機』(1958)/どんな隙間からも侵入してくるアメーバに恐怖する!
可愛らしい人形の見た目とは裏腹に、残虐な殺人を繰り広げる『チャイルド・プレイ』のチャッキー。初のドラマ作品が日本での配信を直前に控え、ホラーファンたちの注目を集めています。
白黒映画の時代から世界中で作られているホラー映画ですが、作品には必ず人々を恐怖のどん底に叩き落とす、恐ろしくも魅力的なキャラクターたちが登場します。『悪魔のいけにえ』のレザーフェイス、『13日の金曜日』のジェイソン、『ハロウィン』のブギーマン、『エルム街の悪夢』のフレディ、『リング』の貞子…などなど。
そこで今回のレコメン広場では、ホラー映画を彩る最恐キャラクターを大募集します!あなた心に刻まれたホラーアイコンの魅力を存分に語って頂きます!
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⬛︎投稿者:ヒロ神崎 さん
人喰いアメーバ/『マックイーンの絶対の危機』(1958)
「マックイーンの絶対の危機」に登場する人喰いアメーバです。主人公は無名時代のスティーブ・マックイーン。でもこのタイトルよりは私がTVで見た時の「人喰いアメーバの恐怖」というものの方が好きですね。
宇宙から来たアメーバ状の生命体が人を吸収してどんどんデカくなっていく、というストーリーですが、登場時はゴルフボールくらいだったのが老人の手に取りついて老人の腕を少しずつ吸収していきます。この老人、流石に素手で触ろうとはせず、棒でつついていたのですが、「そいつ」が棒をつたって手にとりつきます。生きながら徐々に食われていく老人の姿に、「得体の知れないものは決して棒を使っても触ってはいけない」と思ったものです。大昔の映画なのでCGでもなく正直リアルとは程遠い代物ですが、子供の頃テレビで見た時の恐怖は凄まじく、アメーバなのでどんな隙間からも侵入してくるので正直一人で寝れなくなるほどトラウマでした。
主人公はこのアメーバの弱点を偶然見つけ、それを使ってこの化け物と戦うことでエンディングとなりますが、ENDがクエスチョンマークに変わるというお決まりの終わり方で当然の如く続編が作られます。続編にはマックイーンは出てきませんが、人が丸呑みされて徐々に溶かされるシーンなどは一作目よりも見所があったように思います。CGを使えばT1000が溶鉱炉で溶けるような描写になるのかもしれませんが、当然アナログです。1988のリメイクではそもそも設定が変わってしまっており、CGも使われていたりして逆にオリジナルの素晴らしさが失せてしまっているように思います。見るなら一作目ですね。再度リメイク企画が進行中らしく、主役は我らがニック・フューリーとか。
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