【投票受付中】ムービーマービーアワード2024「ぜったい面白い映画」ノミネート作品紹介『オーメン: ザ・ファースト』聖職と生殖は紙一重。
2024年に公開された映画で1番面白かった作品を決めよう!
ムービーマービーが読者の皆様と共に毎年ベストな1本を決める最もユーザーフレンドリーな映画賞!
それが「ムービーマービーアワード」!!!
昨年末からムービーマービー公式Xで募集したフォロリツキャンペーン「#2024年ぜったい面白い映画」で声の多かった作品と、ムービーマービー編集部が選出したノミネート作品から今年度の「ぜったい面白い映画大賞」を決定します!
皆さまからの熱い1票お待ちしてます!
投票期間:2月7日(金)~2月28日(金)
結果発表は共感シアターにて生配信します!
※投票フォームはノミネート作品の下にあります↓↓↓
ノミネート作品紹介!
『オーメン: ザ・ファースト』
聖職と生殖は紙一重。
6月6日午前6時に産まれた悪魔の子ダミアンで有名な往年の名作ホラー『オーメン』の前日譚と位置づけられる本作『オーメン: ザ・ファースト』ですが、正直言って結構辻褄が合わない部分があるので、『オーメン』を見ていないから、と敬遠する必要はありません。むしろ本作の設定の方が、未曾有で不道徳的で非人間的で無慈悲で反キリスト的です。本作だけでストーリーは十分成り立っているし、十二分に怖いです。
舞台設定が非常に上手く、1971年、ローマに降り立ったマーガレットは修道女になるべく孤児院での奉仕生活に身を投じます。すでに町は信仰心の薄い若者たちで溢れ返り、教会の権威が失墜している状態。悪魔が忍び寄るには絶好のタイミングであり、マーガレットの周りでは不可解な物事が起こり始めます。不気味な神父に付きまとわれたり、他の修道女が自殺したり……。そしてマーガレットは、神の存在を疑いたくなるほどの悪徳を目にしていくのです。
ホラー映画の特権とは何でしょうか? 答えはいくつもあるでしょうが、ひとつはタブーを大っぴらに描けることでしょう。本作には、「こんなものスクリーンに映してしまっても良いの!?」と心配になる描写がたくさん登場します。これが描けた(許された)のは、やはり監督が女性だったからでしょう。女性監督によるホラーにはまだまだ誰も知らない地平があるのではと思わされます。アルカシャ・スティーブンソン監督の、デビュー作にしてはあまりにも貫禄がありロックでろくでもない快作にして怪作。これはきっと、女性監督ホラーが隆盛を極める“前兆”であること間違いなし!
★応募はこちらから!!
投票期間:2月7日(金)~2月28日(金)
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