話題の映画『仮面病棟』原作にはない主人公に隠されたドラマにも注目
<謎解き><ハラハラドキドキ><スピーディーな展開>
アトラクションムービーとして『仮面病棟』が話題
坂口扮する主人公のドラマ、映画ならではのバックボーンにも注目
主演・坂口健太郎×ヒロイン・永野芽郁でおくる現役医師が描いた傑作ベストセラーミステリーを映画化した『仮面病棟』(全国公開中)。
<謎解き体感ミステリー>と銘打った本作は、10代、20代の若年層が中心となってカップルや友人同士などで鑑賞し、劇中の謎解きやハラハラドキドキのスピーディーな展開をいわばアトラクション・ムービーとして楽しんでいる様子。鑑賞満足度、各映画レビューサイトでの評価も高くSNSでも話題が大きく拡がっている。
原作者であり映画の脚本も手掛けた知念実希人は「サスペンス “ ホラー ”ではない」ことがこの作品の特徴と語っているが、その言葉通り、謎解きだけではない、脱出劇だけでもない、凶悪犯との対峙だけでもない、主人公・速水の人間性を掘り下げて描くことも映画は重視している。
よりドラマチックにするために共同脚本を務めた木村監督は、速水のバックボーンに新たな設定を加えた。
それは、速水が恋人を事故で亡くしていること、しかも一夜限りの当直を引き受けた田所病院に搬送を拒否されて亡くなっていることなどだ。監督いわく「速水を勧善懲悪なヒーローにはしたくなかった。何かを背負っている人間にしたいと思った」そうで 、恋人を救えなかったという哀しい過去があるからこそ、目の前にいる瞳を凶悪犯から守りたいと思う。
映画『仮面病棟』は、まさに坂口扮する主人公・速水が「医者としての尊厳や使命感を取り戻す物語」でもある。
病院<謎>の仮面に隠された<衝撃の真実>とは一体何なのか!?
そして2人はその仮面を暴いて無事に脱出出来るのか!?
<ハラハラドキドキの謎解き体感ミステリー>がますます見逃せない!
<ストーリー>
その日、病院は仮面の凶悪犯に占拠された。閉じ込められたのは、一夜限りの当直医の速水と凶悪犯に撃たれた女子大生の瞳。密室と化した病院から脱出を試みる2人は、次々と不可解な異変に遭遇する。この病院には、何かある――。病院≪なぞ≫の仮面に隠された<衝撃の真実>とは!?謎を解くまで逃れられない、究極のノンストップ脱出ミステリー!
出演:坂口健太郎、永野芽郁、内田理央、江口のりこ、大谷亮平 / 高嶋政伸
原作:知念実希人『仮面病棟』(実業之日本社文庫)
主題歌:UVERworld 「AS ONE」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
監督:木村ひさし 脚本:知念実希人、木村ひさし
脚本協力:小山正太、江良至 音楽:やまだ豊
製作:映画「仮面病棟」製作委員会
制作プロダクション:ファインエンターテイメント 配給:ワーナー・ブラザース映画
kamen-byoto.jp
原作クレジット:©知念実希人/実業之日本社
映画クレジット:©2020 映画「仮面病棟」製作委員会