【海外ニュース】リドリー・スコット監督『グラディエーター』続編製作へ着手!
巨匠リドリー・スコットが『グラディエーター』(2000)の続編製作に取りかかっていることを英エンパイア誌のインタビューで明らかにした。
『グラディエーター』は古代ローマを舞台に、陰謀に巻き込まれ将軍が奴隷に身を落とすも、見世物として戦うグラディエーター(剣闘士)となって復讐の戦いに身を投じる男を描いた歴史スペクタクル。アカデミー作品賞、主演男優賞(ラッセル・クロウ)の他、数多くの賞に輝いた。
続編では、ラッセル・クロウが演じた将軍マキシマスが再び主人公になると報じられたこともあったが、現在では、マキシマスを陥れた新皇帝コモドゥス(ホアキン・フェニックス)の甥であるルキウスを主人公にした物語になる可能性が高いと見られている。
リドリー・スコットは御年83歳だが、作品を発表するスピードは全く衰えていない。10月15日(金)からジョディ・カマーやマット・デイモンが出演した歴史映画『最後の決闘裁判』が公開となる。映画作品としては2017年の『エイリアン:コヴェナント』と『ゲティ家の身代金』から4年ぶりであるものの、2020年にはSFドラマ『レイズド・バイ・ウルブス/神なき惑星』を撮っていた。それに、『最後の決闘裁判』すらもう最新作とは言えない。2022年1月14日(金)には有名なファッションブランド、グッチ一族のスキャンダルを描いた『ハウス・オブ・グッチ』が公開されると決まっているからだ。
インタビューでは、『グラディエーター』続編の前に、ナポレオンとその妻ジョゼフィーヌを描いた、これまた歴史ものの『Kitbag(原題)』に着手するとも語られている。現時点では、ナポレオン役には『グラディエーター』でコモドゥスを演じたホアキン・フェニックス、ジョゼフィーヌ役には『最後の決闘裁判』から引き続き出演のジョディ・カマーがキャスティングされている。Colliderによると、『Kitbag』は2023年、『グラディエーター』続編は2024年以降の公開になる可能性があるとのこと。
リドリー・スコットは他にも、彼のライフワークとも言えるSFホラーの金字塔『エイリアン』シリーズの新作なども抱え、多忙を極めている。しかし、『グラディエーター』続編の製作に向けて、着実に“歩”(歴史・戦争映画も多く撮ってきた彼だけに「ほ」でなく「ふ」と読ませたい。いや、「ポーン」の方が良いだろうか?)を進めているのは確かなようだ。
【参照記事】
Collider
https://collider.com/gladiator-2-filming-update-ridley-scott/
Netflixで視聴する
https://www.netflix.com/title/60000929
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