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エドガー・ライト監督最新作『ラストナイト・イン・ソーホー』ベネチア国際映画祭でワールドプレミア開催!

エドガー・ライト監督×アニャ・テイラー=ジョイ最新作
『ラストナイト・イン・ソーホー』
ベネチア国際映画祭でワールドプレミア開催!

『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督最新作『ラストナイト・イン・ソーホー』が12月よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開となる。

第78回ベネチア国際映画祭<アウト・オブ・コンペティション>部門に出品、ワールドプレミアが行われ、エドガー・ライト監督、アニャ・テイラー=ジョイ、マット・スミス、マイケル・アジャオ、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ(脚本)が華やかにレッドカーペットに登場、初お披露目となりました。上映後は5分間のスタンディングオベーションが沸き起こり、会場は盛り上がりを見せた。

9月4日、公式上映にあわせて行われた記者会見には、エドガー・ライト監督、アニャ・テイラー=ジョイ、マット・スミス、マイケル・アジャオ、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ(脚本)が参加。エドガー・ライト監督、アニャ・テイラー=ジョイは本作のテーマやこだわり、共演を果たしたトーマシン・マンケンジーについて語った。

―本作のテーマついて
エドガー・ライト監督:「この映画のテーマは、過去を理想化するのは危険だということです。時が経つに連れ、その時代を知らない人々が当時の良い面ばかりに目を向けるような傾向があると思います。例えば、60年代はファッションやカーナビー・ストリートの時代と言われるようになり、それがオースティン・パワーズの華美な衣装のようなものへと落ちていくわけです。でもよく考えてみると、今現在に起きている悪いことというのは、すべて当時にも起きていたことなのです。」

―音楽についてのこだわり
エドガー・ライト監督:「私が子どもの頃に聴いていた音楽といえば、両親が持っていたレコードでした。60年代のものばかりでしたが、本当に夢中になって聴いていました。私にとっては、過去に連れて行ってくれるタイムマシンのようなものです。まさにこの映画と同じようにね。これらの曲は私にとってはとても大きな意味を持つものですが、この映画では特に、哀愁のあるエモーショナルな曲を使いました。一気にその頃に戻った気分になれるから,脚本を書いているときも、ずっとその音楽を聴いていました。」

―本作で演じた60年代ロンドンで歌手を夢見るサンディ役について
アニャ・テイラー=ジョイ:「居場所を見つけるための(仲間に入るための)苦労というのは、学校に通い始める時や新しい職場に就く時など、誰もがいつか経験する普遍的なことだと思います。私も最初は映画業界に知り合いがいなかったので、サンディの“この世界の一部になりたい”という気持ちには特に共感できました。」

―ファッションデザイナーを夢見る主人公エロイーズを演じたトーマシン・マッケンジーとの共演について
アニャ・テイラー=ジョイ:「私たちの間に姉妹のような絆がすぐに生まれたのは、本当に嬉しい偶然でした。新たな仕事が始まるときはいつも、相性の良い人と一緒になれるように願うものですが、今回はすぐに仲良くなれました。私たちは互いのことをとても大切にする最高のパートナー同士となりましたし、そんな相手とずっと一緒に仕事ができたのは素晴らしいことでした。この映画では彼女が動かないと、私も動けません。そのおかげで、お互いにとても優しい気持ちで接することができたのだと思います。彼女は本当に素晴らしくて、どんなに褒めても褒め足りません。」

【キャスト】
アニャ・テイラー=ジョイ、トーマシン・マッケンジー、マット・スミス、テレンス・スタンプ、マイケル・アジャオ ほか

【スタッフ】
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
製作:ティム・ヴィーヴァン、ニラ・パーク
2021年/イギリス/カラー/デジタル/英語/原題:LAST NIGHT IN SOHO/R-15
配給:パルコ ユニバーサル映画
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公式サイト:LNIS.JP
Twitter:@LNIS_JP #ラストナイトインソーホー

12月、TOHO シネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開