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【NEWS‼️】『新聞記者』松坂桃李ら完成披露上映会に出席 せりふの覚え方は“肉を焼きながら”!?

6月28日公開の映画『新聞記者』の完成披露上映会に、主演の松坂桃李シム・ウンギョン高橋和也北村有起哉田中哲司藤井道人監督が出席した。

『新聞記者』完成披露上映会オフィシャル1

今回日本映画で初主演を務めたシム・ウンギョンは今回の撮影について、「今回この『新聞記者』をちゃんと撮れるかどうか、悩んだ時期もありましたが、自分の集中力を出し切って頑張りました。貴重な経験となり、自分のお芝居も成長できたと思います。」と振り返った。

また、今回チャレンジングな役所を演じた松坂桃李は、「今回は20日ないくらいのぎゅっと詰まった撮影で、キャストもスタッフも一丸となり頑張りました。」「今回の役は目の前に起こるひとつひとつに対して自分の信念をぶつけて問いただして進んでいく役だったのですが、自分がそうできているか、考えさせられました。」とコメント。

藤井監督「撮影はハードではありました。いろんな人の協力がなければ成り立たなかったと思います。はやく観ていただいて、みなさんがどんな感想を持つんだろうと今日はとても楽しみにしていました。」と、完成披露を心待ちにしていた様子。

『新聞記者』完成披露上映会オフィシャル2

また、今回新聞記者役を演じたシムが記者に扮し他登壇者に鋭く質問。
「セリフをどこで覚えますか?」との質問に、松坂は「焼肉を焼きながらとか。」と共演者もびっくりの回答。「何かしながらとか、自分に何か負荷を与えながら覚えます。」と独自の覚え方を紹介した。
「お休みの日はどんな風に過ごしていますか?」との質問には、「ひたすらテレビ見たりしてますね、だらだらーっと。お昼のテレビからアニメとか、夕方のニュースとか。」と、休みの日は完全オフモードの様子。共演の田中は、「浮かぶのが子育てしかないです。セリフを覚えるか育児やってます。」と父の顔を見せた。

また、「最近泣いたことはありますか?」と質問されると、「めったに泣かないんです。こないだ肘をおもいっきり椅子に打って、ものすごく痛くて涙は出ましたね。」と回答。北村に「テレビとか映画では泣かないの?」と突っ込まれると、「ないんですよ。感動したなー。とは思うんですが涙腺が緩むとかはないんです。」と意外な一面も。

松坂もシムに「気に入っている日本語は?」と聞くと、「ナウい。」と回答し、「ナウいって言う人、最近は見ないですよね」と突っ込みが入り会場を和ませた。

最後に本作について、シムは「いよいよ公開になります。ジャーナリズムの話ですが、登場人物の人間群像がよく見える作品です。よろしくお願いします。」松坂は「この作品はどういう作品かという答えがなかなか見つからない。一言ではまとめ辛い作品なんだな、と実感しています。改めてこうしてみなさまに届けるということで、見終わった後にになさんなりの感想をSNSなどにコメントいただければと思います。いろんな先入観を持たずに、思ったままの感想を添えていただければと思います。」とコメントした。

本作は6月28日全国公開。

【あらすじ】
東都新聞記者・吉岡(シム・ウンギョン)のもとに、大学新設計画に関する極秘情報が匿名FAXで届いた。日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、ある強い思いを秘めて日本の新聞社で働いている彼女は、真相を究明すべく調査をはじめる。一方、内閣情報調査室の官僚・杉原(松坂桃李)は葛藤していた。「国民に尽くす」という信念とは裏腹に、与えられた任務は現政権に不都合なニュースのコントロール。愛する妻の出産が迫ったある日彼は、久々に尊敬する昔の上司・神崎と再会するのだが、その数日後、神崎はビルの屋上から身を投げてしまう。真実に迫ろうともがく若き新聞記者。「闇」の存在に気付き、選択を迫られるエリート官僚。二人の人生が交差するとき、衝撃の事実が明らかになる!

監督:藤井道人

脚本:詩森ろば 高石明彦 藤井道人

音楽:岩代太郎

原案:望月衣塑子「新聞記者」(角川新書刊) 河村光庸

配給:スターサンズ、イオンエンターテイメント

shimbunkisha.jp

 

公開:2019年6月28日

©2019『新聞記者』フィルムパートナーズ