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『バクラウ 地図から消された村』オープニング映像&監督コメント到着!

カンヌ国際映画祭審査員賞受賞ほか世界の映画祭を席巻!
『バクラウ 地図から消された村』
オープニング映像&監督のコメントが到着!

第72回カンヌ国際映画祭で『レ・ミゼラブル』とともに審査員賞を受賞する快挙を成し遂げた映画『バクラウ 地図から消された村』(11月28日公開)ののオープニング映像が解禁!併せてその世界観に迫る監督のコメントが到着!

ブラジル片田舎の村バクラウで起こる不可解な出来事と暴力の災禍ーー貧困、格差、そして政治によって主導される同胞たちの分断。前作『アクエリアス』で世界最高峰のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、その年の映画界を席巻したブラジルの俊英クレベール・メンドンサ・フィリオ監督が本作で描くのは、現代に警鐘を鳴らす暴力に彩られた寓話的世界。

今回特別に解禁されたオープニング映像は、宇宙から始まり、カメラはそこから見下ろした美しい星=地球、やがて南米大陸にフォーカスしていきます。その先に映し出されるのは、ブラジル北東部の田舎町バクラウに向かって走る車。テロップには「今から数年後・・・」の文字。

なんとも印象的なこのオープニングについてフィリオ監督は「普通は映画の中でこのように地球から何処かの土地へとフォーカスされる(SF的な表現を使う)としたら、殆どの場合、その先は北米かヨーロッパでしょう。そこが(今のブラジルの地域的な視点を突き詰めたいと考えていた本作にとって)面白いアイデアだと思いました」とブラジル北東部という土地の地域性が本作の重要なポイントであると語る。

また、予告篇映像で観られるように、謎の飛行物体が飛び交う不可思議な世界観が日本の観客からも注目を集めていることについて「この映画で最も安価な特殊効果は<今から数年後・・・>のテロップですね。観客はそれによって脳内のダイヤルを未来の方へ回し、スクリーンの中に未来的な要素を見出そうと意識してくれます」と、この作品が近未来を舞台にしたSFであることも示唆している。果たして本作で描かれているブラジルの今と、近い未来で繰り広げられる物語とは!?

【あらすじ】
村の長老である老婆カルメリータの死をきっかけに故郷の村バクラウに戻ったテレサ。しかしその日から村では不可解なことが次々に起こり始める。突然、村はインターネットの地図上から姿を消し、上空には正体不明の飛行物体が現れる。村の生命線である給水車のタンクに何者かが銃を撃ち込み、村外れでは村人が血まみれの死体で発見される。めったに現れないはずの他所者の来訪、それは血で血を洗う暴力と惨劇の幕開けだった。

【キャスト】
ソニア・ブラガ、ウド・キア、バルバラ・コーレン、トマス・アキーノ

【スタッフ】
監督・脚本:クレベール・メンドンサ・フィリオ、ジュリアーノ・ドルネレス

配給:クロックワークス
(C)2019 CINEMASCÓPIO – SBS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINÉMA

公式サイト:http://klockworx-v.com/bacurau/