『ワンダーウーマン1984』の全米公開が12月25日に延期へ
10月2日より全米公開が予定されていたDCコミック映画『ワンダーウーマン1984』だが、12月25日クリスマスに延期になることが分かった。当初は6月に公開が予定されていたものの、これで3度目の公開延期となった。さらに言うと、元々この映画は2019年秋公開予定だったので、1年以上当初の公開から延期になってしまう事態になってしまった。
現在、全米の映画館は全体の65%程しか営業を再開しておらず、ロサンゼルスやニューヨークと言った大都市の営業も未だに再開されていない。しかし、先日の報道されたニュースによると9月末もしくは10月頭に営業が再開になると言われている。そうなった時に同じくワーナー・ブラザースが配給するクリストファー・ノーラン作品『TENET/テネット』とのバッティングを避けるための公開延期と言われている。
公開延期に渡ってワーナー・ブラザースの会長であるトビー・エメリッヒは「世界中のあらゆる年代の映画ファンが絶対に気に入ると思います。凄くダイナミックな映画になっています。この作品を誇りに思いますし、ホリデーシーズンに皆さんへお届けできることを楽しみにしています。」とコメントした。
監督のパティ・ジェンキンスは「私とガルが、どれだけ世界中のワンダーウーマンファンを愛しているか、お伝えしたいです。皆さんの本作への熱狂が、私たちを幸せにして、映画を見せたい!と思わせてくれます。。この体験を共有するため、大スクリーンで皆さんにお届けすることがどれだけ重要かを私たちは分かっています。だからもう少しだけ、待ってください。新しい公開日がクリスマスとなったことで、皆さんと一緒にホリデイをすごす日が待ちきれません!」というコメントを出した。
なお、本作の延期を受けて1週前の12月18日公開の『デューン』も公開延期になる可能性が高いと思われる。『デューン』の公開日はまだ発表されていないが、どれくらい先になるか気になるところだ。
『ワンダーウーマン1984』は前作から70年後の世界で、再び戦いに身を投じるダイアナ=ワンダーウーマンを描いたアクション映画。前作で死んだと思われていたクリス・パイン演じるスティーブも再登場するほか、新しいヴィラン「チーター」も登場するなど見どころ満載になっている。
記事元:https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/wonder-woman-1984-delays-release-to-christmas