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『ワンダーウーマン1984』が再び公開延期になる可能性が浮上


今年最も公開が待たれている作品の1本である『ワンダーウーマン1984』だが、ここに来て再び公開が延期になる可能性が出てきている。全米では10月2日、日本では10月9日に公開を予定している本作だが、11月もしくは12月に再び延期になる可能性が有るというのだ。

ワーナー・ブラザースは同じく配給作品の『デューン』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)も2021年に延期する可能性を探っているとのことだ。現在クリストファー・ノーラン監督作品『TENET/テネット』が公開中で2020万ドルのヒットを記録している。しかし、Box Officeにおいて大きな部分を占めているニューヨークとロサンゼルスは未だに営業を再開していない。そんなニューヨークとロサンゼルスの映画館だが9月末もしくは10月頭に営業を再開するのではないかと言われているのだ。

現在のまま進むとBox Officeの大きなパーセンテージを占めるニューヨークとロサンゼルスが開くときに『TENET/テネット』と『ワンダーウーマン1984』がバッティングしてしまう可能性が出てきてしまう。そうなってくるとやはり『ワンダーウーマン1984』の公開を延期するしかないという判断になるのだろう。そうなってくると必然的に『デューン』も公開が延期になるわけだ。

9月と10月に公開される大作映画の目玉はやはり『TENET/テネット』と『ワンダーウーマン1984』だ。どちらの作品も配給を担っているワーナー・ブラザースとしては、より大きな興行収入を得るためにもそのような方法を取りたいということなのだろう。

そうなると気になるのが『ワンダーウーマン1984』の新しい公開日だが、11月か12月になると思われている。ここで一つ問題なのが11月には『ブラック・ウィドウ』の公開があり、そこにバッティングさせることはさすがにしないと思われる。そういう意味でも新しい公開日がどうなるかは気になるところだ。

まだ正式なコメントは出ていないものの、『ワンダーウーマン1984』の最新トレーラーでも実は公開日は明記されていない。これは『デューン』についても言えることだ。全ての映画について戦略を立てている最中とのことだが、今後の動向が非常に気になるところだ。

記事元:https://comicbook.com/movies/news/wonder-woman-1984-release-date-delay-likely-warner-bros/