【海外エンタメニュース】DCコミック映画の最新の公開予定日が発表
『ワンダーウーマン1984』が公開延期、『The Batman』の撮影も止まるなど、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を大きく受けているDCコミック映画(DCエクステンデッド・ユニバース)だが、この度『ワンダーウーマン1984』含めた7作品の公開日が発表された。以下、そのリストだ。
★『ワンダーウーマン1984』 2020年8月14日
「2020年最も期待されている映画」と言われているこの映画。当初は6月公開予定だったものの、全米公開日は2ヶ月ずらした8月14日と正式アナウンスがされた。監督のパティ・ジェンキンス、主演のガル・ガドットは引き続き続投。クリス・パインも引き続き出演。舞台は1984年のアメリカで、ワンダーウーマンが再び世界の危機に立ち向かう。
★『スーサイド・スクワッド』 2021年8月6日
評価も乏しく失敗作の烙印を押されてしまった「スーサイド・スクワッド」が新しく生まれ変わる。監督はMCUでお馴染みのジェームズ・ガン。マーゴット・ロビーなど一部キャストは続投するものの、続編ではなくリブート。公開日は『ワンダーウーマン1984』から1年後の2021年8月6日。ハーレイ・クインの単独作品は好評でした。
★『The Batman』 2021年10月1日
マット・リーブス監督作品のバットマン単独作品は、当初はベン・アフレック主演の予定だったが、ロバート・パティンソン主演で製作が進んでいる。バットマンになったばかりのブルース・ウェインが描かれており、キャットウーマンやペンギンなどのヴィランも登場する予定だとか。『スーサイド・スクワッド』から2ヶ月後の2021年10月1日に公開。
★『Black Adam』 2021年12月22日
『ジャングル・クルーズ』の監督に抜擢されたジャウム・コレット=セラが監督。ドウェイン・ジョンソンを主演に迎えた作品。ブラック・アダムは『シャザム!』の主人公の宿敵。主演のドウェイン・ジョンソンは本作では製作も担っている。公開日は2021年12月22日。2021年はDCコミックス映画が3本公開されることに。
★『The Flash』 2022年6月3日
『ジャスティス・リーグ』の中においても軽いノリのキャラクターが人気のフラッシュの初の単独作品。監督を務めるのはアンディ・ムスキエティ。『IT』を成功に導いたホラー映画の名手が、コミック映画に登場。主演はもちろんエズラ・ミラー。公開は2022年6月3日。
★『Shazam!2』 2022年11月4日
デヴィッド・F・サンドバーグが再び監督を務める『シャザム!』の続編。主要キャストは基本的に全員が続投している。この映画の1年前に公開される、シャザムの宿敵ブラック・アダム の単独作品とリンクしているのか、ブラック・アダムがこの映画にも登場するのか気になるところだ。映画公開は2022年11月4日。
『Aquaman 2』 2022年12月22日
『Shazam!2』公開から1ヶ月後に公開予定の『アクアマン』の続編。監督のジェームズ・ワン、主演のジェイソン・モモアは引き続き続投。アトランティスの王となったアクアマンの新たな戦いが描かれる。
注目すべきポイントとしては2021年・2022年には毎年3本ずつ映画が公開されるスケジュールということ。これまでDCエクステンデッド・ユニバース作品は多くても年2本ペースでの公開だったが、ここに来て一気にスピードアップしている。加えて製作が発表されている『Cyborg』『Green Lantern Corps』はまだ公開日は発表されていない。ライバルのMCUとの明らかな差別化としてはユニバース色ではなく、それぞれの単独作品の色を強く出そうとしている点だろう。もちろん世界観としては繋がっているが、『ジャスティス・リーグ』の様な映画を増やすよりも、それぞれの作品の世界観を強く出した方が良いと判断しているのだろう。
先日MCUの映画のスケジュールも発表されたばかり。映画館がいつ再開されるか分からないが、映画を待ち望むファンにとっては嬉しいニュースとなっただろう。
記事元:https://comicbook.com/movies/2020/04/20/dc-universe-DCEU-movies-release-schedule/#7