世界累計25億回読まれた韓国発メガヒットIPが実写映画化。『全知的な読者の視点から』2026年3月日本公開決定
韓国発のWeb小説を原作とする実写映画『全知的な読者の視点から』が、2026年3月20日(金)より日本で全国公開されることが決定した。あわせて、本ポスターおよび本予告映像が解禁されている。
原作は、韓国のWeb小説サイト「MUNPIA(ムンピア)」で連載がスタートすると瞬く間に人気を博し、NAVER WEBTOONでのコミカライズを経て世界的ヒットへと拡大した同名作品。全世界累計閲覧数は25億回を超え、英語、日本語、フランス語など10言語以上で展開されてきた。日本国内でも「LINEマンガ」での連載をきっかけに、KADOKAWAから単行本(全4巻)が刊行され、さらにアニメ化も発表されるなど、現在進行形で支持を集め続けている。
本作の舞台は、小説の世界と現実世界がリンクしてしまった崩壊後の世界。主人公キム・ドクシャは、10年以上にわたって一つのWeb小説を読み続けてきた“ただ一人の読者”だった。物語が最悪の結末を迎えたその日、彼の前に突如として小説の世界が現実となって立ち上がる。世界の結末を知る唯一の存在として、ドクシャは仲間たちとともに、生き残りを懸けた過酷なミッションへと巻き込まれていく。
主人公キム・ドクシャを演じるのは、本作が実写映画初主演となるアン・ヒョソプ。『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズや『社内お見合い』などで幅広い支持を得てきた俳優で、近年はグローバルな活躍も目立つ存在だ。平凡な人生を歩んできた青年が、極限状況の中で自らの過去と向き合い、物語の結末を書き替えようとする姿を体現する。一方、ドクシャが読んでいた小説の中に登場する重要人物ユ・ジュンヒョク役には、韓国版『花より男子〜Boys Over Flowers〜』で日本でも高い人気を誇るイ・ミンホ。数々のヒット作を経てきたスター俳優が、本作では物語の鍵を握る存在として登場する。そのほか、チェ・スビン、シン・スンホ、AFTERSCHOOLのナナ、BLACKPINKのジスらが名を連ね、韓国エンタメ界を代表するキャストが集結。監督は『テロ,ライブ』『PMC ザ・バンカー』のキム・ビョンウが務め、荒廃した世界を舞台にしたディストピア表現とサバイバルアクションを描き出す。
解禁された予告映像は、「作者様、この小説は、最悪です。」という主人公の独白から始まり、日常が崩壊する瞬間、地下鉄で繰り広げられるデスゲーム、そして“物語の結末を書き替える”という強い意志がテンポよく映し出される。ナレーションは、『Re:ゼロから始める異世界生活』などで知られる声優・小林裕介が担当し、異世界的な設定と切迫した状況を印象づけている。
本作は韓国公開初週で興行ランキング1位を獲得。台湾では歴代韓国映画興収1位を記録し、シンガポール、ベトナムなどアジア各国でもヒットを重ねてきた。「自分だけが知っている物語が現実になったら?」という着想を起点に、運命、選択、そして人生そのものを書き替える戦いを描く本作は、これまでにないスケールのエンターテインメントとして日本公開を迎える。
『全知的な読者の視点から』
2026年3月20日(金)全国ロードショー
原題:전지적 독자 시점/Omniscient Reader: The Prophecy
監督:キム・ビョンウ
原作:singNsong「全知的な読者の視点から」(LINEマンガ連載)
出演:イ・ミンホ、アン・ヒョソプ、チェ・スビン、シン・スンホ、ナナ、ジス ほか
2025年/韓国/117分
配給:ツイン
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公式サイト:https://zenchi-dokusha.jp
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