MOVIE MARBIE

山下智久が主演を務める映画『正直不動産』の公開日が、2026年5月15日（金）に決定した。あわせて、特報映像とティザービジュアルが解禁されている。

原作は、大谷アキラ（漫画）、夏原武（原案）、水野光博（脚本）による同名漫画で、小学館「ビッグコミック」にて連載中。累計発行部数は390万部を突破している。2022年にNHKでドラマ化されると、不動産業界の“裏”を正面から描いた切り口と、痛快なエンターテインメント性が話題を呼び、スペシャルドラマ、シーズン2、スピンオフ作品へと展開。幅広い層の支持を集めてきたシリーズだ。

主人公は、登坂不動産の営業マン・永瀬財地（ながせ・さいち）。ひょんなことから「嘘がつけない体」になってしまった永瀬が、正直すぎる言動で数々のトラブルを引き起こしながらも、誠実さだけを武器に不動産業界の難題に立ち向かっていく姿を描く。本作は、いわゆるお仕事ドラマの枠を超え、情報格差や業界構造にも踏み込んだ社会派コメディとして評価を確立してきた。

映画版でも主人公・永瀬を演じる山下智久が、日本映画で主演を務めるのは、興行収入93億円を記録した『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』（2018）以来、8年ぶり。2023年には日米仏共同制作ドラマ『神の雫／Drops of God』で主演を務め、国際エミー賞を受賞するなど、近年は国際的な評価も高めている。来年、芸能生活30周年を迎える山下にとって、本作は節目のタイミングで公開される作品となる。

キャストには、永瀬の相棒・月下咲良役の福原遥をはじめ、市原隼人、ディーン・フジオカ、見上愛、倉科カナ、高橋克典、泉里香、松本若菜、大地真央、長谷川忍、草刈正雄ら、ドラマシリーズでおなじみの顔ぶれが再集結。シリーズを通して培われてきたキャラクター同士の関係性が、スクリーンでどのように拡張されるのかも注目点だ。

今回解禁された特報映像では、スーツ姿の永瀬が巨大な竜巻と対峙するという衝撃的なカットからスタート。物語の舞台は日本を飛び出し、アメリカへと広がる。海外投資詐欺や契約トラブル、大規模開発計画など、映画版では扱う不動産案件もスケールアップ。不動産業界に渦巻く新たな難題に、永瀬の“正直営業”がどう立ち向かっていくのか、期待が高まる内容となっている。

あわせて公開されたティザービジュアルでは、永瀬のまっすぐな眼差しが印象的に切り取られているほか、劇場用スタンディの展開も発表された。永瀬が案内板を手にしたユニークなスタンディは、12月26日（金）より全国の映画館（一部劇場を除く）で順次掲出予定だ。

『正直不動産』
2026年5月15日（金）全国公開

出演：山下智久、福原遥、市原隼人、ディーン・フジオカ、見上愛、倉科カナ、高橋克典、泉里香、松本若菜、大地真央、長谷川忍、草刈正雄 ほか
原作：大谷アキラ（漫画）／夏原武（原案）／水野光博（脚本）
監督：川村泰祐
脚本：根本ノンジ
配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©大谷アキラ・夏原武・水野光博／小学館 ©2026 映画『正直不動産』製作委員会

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