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『バイオハザード：ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』のヨハネス・ロバーツ監督・脚本による新作スリラー『おさるのベン』（原題：PRIMATE）が、2026年2月20日（金）よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開されることが発表された。あわせて、ポスタービジュアルと特報映像、「この通報ボイス、誰の声!?」キャンペーンの詳細が解禁されている。

製作は『IT／イット “それ”が見えたら、終わり。』のウォルター・ハマダと、『クワイエット・プレイス』シリーズを手がけるパラマウント・ピクチャーズ。人間に最も近いとされる“チンパンジー”と、人類にとっての脅威である“狂犬病”というふたつの要素を軸に、閉ざされた空間で起きる異常事態を描く“密室パニックシチュエーションスリラー”となっている。

キャストには、『コーダ あいのうた』でアカデミー賞®助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァーのほか、ジョニー・セコイヤ、ジェシカ・アレクサンダー、ビクトリア・ワイアントが参加。2025年のファンタスティック・フェストではオープニング作品としてワールドプレミア上映され、「Z世代が待ち望んでいた新時代のポップコーンムービー」と評されるなど、Rotten Tomatoesでは92％（11月17日時点）のスコアを獲得している。

公開されたポスタービジュアルに写るのは、薄暗い室内で背を向けて座り込むチンパンジーのベン。赤いTシャツに小さな背中、隣にはクマのぬいぐるみが寄り添い、一見すると拗ねた子どものようにも見えるが、どこか違和感を覚えさせるカット。幼い頃から家族と共に暮らしてきた“愛するペット家族”であるはずのベンに、何が起きているのか。静かな佇まいの奥に、これから始まるパニックの気配がにじむビジュアルになっている。

特報映像は、緊急通報の音声だけで構成されたショッキングな内容。冷静な口調のオペレーターと、恐怖に震えながら状況を説明しようとする女性の声だけが聞こえてくる。「襲われそうなの……」「友達の家族が暴れてて──」と断片的に語られるのは、“家族”として暮らしてきた存在が突然脅威へと変貌した状況だ。オペレーターが「聞こえますか？」と問いかけた瞬間、激しいノイズとともに通話は途切れ、画面は暗転する。通話の向こうで何が起きたのか。特報で切り取られた“通報の一部始終”の続きは、本編で確かめることになりそうだ。

■人気声優の声を当てる「この通報ボイス、誰の声!?」キャンペーン
特報に使用されている吹替版のエマージェンシーコールは、この映像のみで聞くことができる限定バージョン。通報者の女性を演じているのは“誰もが知る人気声優”だが、名前は明かされていない。11月20日（木）からは、パラマウント・ピクチャーズ公式Xにて「この通報ボイス、誰の声!?」キャンペーンがスタート。公式Xアカウントのフォローと、キャンペーン投稿の引用リポスト（通報女性の吹替声優名をコメント）で応募でき、正解者の中から抽選でAmazonギフト券またはムビチケがプレゼントされる。正解の声優名は12月6日（土）のコミコンステージで発表予定となっている。キャンペーンの詳細や素材データは、公式サイトおよび各種SNSで案内される。公式サイトURLは https://osaru-ben-movie.jp

『おさるのベン』
2026年2月20日（金）TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

監督：ヨハネス・ロバーツ
脚本：アーネスト・リアラ、ヨハネス・ロバーツ
製作：ウォルター・ハマダ、ブラッドリー・ピルツ、ジョン・ホッジス
出演：トロイ・コッツァー、ジョニー・セコイヤ、ギア・ハンター、ジェシカ・アレクサンダー ほか
配給：東和ピクチャーズ
©Paramount Pictures.
公式サイト：https://osaru-ben-movie.jp