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映画『盤上の向日葵』 主題歌「暮れゆく街のふたり」の桑田佳祐による映画オリジナル“口笛バージョン”が劇中曲に!特別映像も解禁

坂口健太郎と渡辺謙が共演する映画『盤上の向日葵』が、10月31日(金)より全国公開される。原作は「孤狼の血」で知られる柚月裕子による同名小説。主題歌を担当するサザンオールスターズ「暮れゆく街のふたり」が特別に“口笛バージョン”として劇中に使用されることが発表され、あわせて主題歌をフィーチャーした特別映像も解禁となった。

物語は、山中で発見された白骨死体から始まる。唯一の手掛かりは死体とともに残された希少な将棋駒。捜査の末に容疑者として浮かび上がったのは、将棋界に彗星のごとく現れた天才棋士・上条桂介(坂口健太郎)。さらに彼の過去を知る存在として、賭け将棋の世界で裏社会に生きた東明重慶(渡辺謙)の名前が浮上する。二人の因縁をたどるうちに、桂介の壮絶な半生が明らかになっていく。

主題歌「暮れゆく街のふたり」は当初エンドロールのみで流れる予定だった。しかし桑田佳祐が制作初期に仮歌として吹き込んだ口笛に注目した製作陣は、映画を再編集。主人公・桂介が亡き母を思い出し、奈津子(土屋太鳳)と出会う向日葵畑の場面に、この“口笛バージョン”を使用することを決めた。桑田も全国ツアーの合間に新たに録音し、映画のためだけのオリジナルバージョンが誕生した。サザンの楽曲が劇中曲として使用されるのは、実に35年ぶりとなる。

桑田は自身のラジオ番組で「仮歌を口笛でやっていて、これがいいという話になりまして、ツアー中に口笛を入れ直しましたんですよ。それが向日葵畑のシーンで使われることになりました」と経緯を語り、「またあらためて劇場で観ようと思います」と期待を口にした。熊澤尚人監督も「主人公の決断をこの曲で盛り上げられたのは大変嬉しい」と感謝を述べている。

さらに、主題歌をフィーチャーした「主題歌特別映像」も公開された。桂介の少年時代や恩師との日々、東北での旅打ち、盤上で現金が飛び交う真剣師たちの緊迫した対局、そして「菊水月」の謎を追う刑事たち…。初公開となる場面を散りばめ、桑田の歌声が「何があっても生き切るんだ!」というメッセージを響かせる2分間の映像に仕上がっている。この特別映像は10月3日から30日まで全国のSMT系劇場で60秒版が幕間上映される予定だ。

【熊澤監督のコメント】
「主題歌をサザンオールスターズさんにお願いできるかも?という事になり、映画を観ていただいたところ大変気に入っていただけ、桑田さんが主題歌と、その口笛バージョンを作ってくれました。こんな素晴らしい口笛バージョンがあるなら、映画に生かそうと編集をやり直し、桂介が向日葵畑を通り、昔を懐かしみ、母を思い出す箇所に、口笛バージョンが流れる構成でお見せしたら、桑田さんにも大変喜んでいただけました。このように別バージョンの楽曲を特別に作っていただけることは、普通はないとのこと。映画の中でポイントになる、主人公の決断をこの曲で盛り上げることができたのは、大変嬉しいことでした」

『愚か者の身分』
2025年10月31日(金) 全国公開

【ストーリー】
山中で謎の白骨死体が発見される。事件解明の手掛かりは、遺体とともに発見されたこの世に7組しか現存しない希少な将棋駒。容 疑をかけられたのは、突如将棋界に現れ、一躍時の人となっていた天才棋士〈上条桂介〉だった。さらに捜査の過程で、桂介の過去を知る重要人物として、賭け将棋で裏社会に生きた男〈東明重慶〉の存在が浮かび上がる。桂介と東明のあいだに何があったのか?謎に包まれた桂介の生い立ちが明らかになっていく。それは、想像を絶する過酷なものだった……。

【キャスト】
坂口健太郎 渡辺謙 佐々木蔵之介 土屋太鳳 高杉真宙 音尾琢真 
柄本明/渡辺いっけい 尾上右近 木村多江 小日向文世 ほか

【スタッフ】
監督・脚本:熊澤尚人

原作:柚月裕子「盤上の向日葵」(中央公論新社)
音楽:富貴晴美
主題歌:サザンオールスターズ「暮れゆく街のふたり」(タイシタレーベル / ビクターエンタテインメント)
製作:「盤上の向日葵」製作委員会
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
©2025映画「盤上の向日葵」製作委員会

公式HP:https://movies.shochiku.co.jp/banjyo-movie/
公式X/Instagram:@banjyo_movie