『レッド・ツェッペリン:ビカミング』IMAX特別上映レポート!高橋まこと「ツェッペリンの世界に没入できた」つるの剛士「早く家に帰って聴きたい!」ジミー桜井「あの4人は奇跡の出会いだ」高橋芳朗「爆音で観ると全然違う」
映画『レッド・ツェッペリン:ビカミング』のIMAX®特別先行プレミア上映が9月18日、TOHOシネマズ新宿で行われた。公開を控える本作は、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズ、そしてジョン・ボーナムという4人のオリジナルメンバーが自ら語る、初の公式ドキュメンタリーである。結成秘話から世界を席巻した活動の軌跡までを、未公開音声やアーカイヴ映像とともに振り返る貴重な内容だ 。
コンサートさながらの熱狂
会場には、元BOØWYの高橋まこと、RED WARRIORSの木暮“shake”武彦、タレントのつるの剛士、直訳ロッカーの王様、ギタリストのジミー桜井、音楽ジャーナリストの高橋芳朗ら、音楽シーンを代表する顔ぶれが集結。上映終了後は、観客の拍手と熱気があふれ、まるでコンサート会場さながらの雰囲気に包まれた 。高橋まことは「思いっきりツェッペリンの世界に没入できました」と感激を口にし、つるの剛士は「とにかく早く家に帰ってツェッペリンを聴きたい!」と高揚した気分を語った。IMAX初体験だった木暮“shake”武彦は「巨大なスクリーンで音もデカくて没頭できた。最高に気持ち良かった」とコメント。王様は「ライブの即興演奏の魅力を味わってほしい」と呼びかけ、高橋芳朗は「爆音で観ると全然違いますね」と熱弁した。さらにジミー桜井は「あの4人は奇跡の出会いだな。たまらない」と語り、全員が満足感をにじませていた 。
映像と音響が生み出す“映画オデッセイ”
本作の特徴は、貴重な証言と映像の数々に加え、音楽を中心に据えた構成だ。ジョン・ボーナムの未公開音声やメンバーの家族写真、初期ライブシーンなどをふんだんに盛り込み、部分的ではなく1曲まるごと演奏シーンを収録。観客はまるで当時のライブに立ち会っているかのような臨場感を味わえる。さらに、上映フォーマットとして選ばれたIMAXは、圧倒的な映像と音響でその体験を一層深化させた。大スクリーンと高解像度映像、緻密に調整されたサウンドにより、観客は「没入型映画オデッセイ」と呼ぶにふさわしい体験を享受できる。IMAXチームと連携してリマスタリングされた本作は、単なるドキュメンタリーにとどまらず、観客を音楽そのものへ引き込む作品となっている 。
伝説のバンドを再びスクリーンで
1960年代末に結成されたレッド・ツェッペリンは、デビュー作から世界を熱狂の渦に巻き込み、約12年間の活動でロック史に不動の地位を築いた。彼らの音楽は事件であり、予言であり、未来を切り開く存在だったと称される。本作は、その原点を知る唯一の機会とも言えるだろう。『レッド・ツェッペリン:ビカミング』は、9月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国のIMAX®劇場で公開される。レッド・ツェッペリンが生み出した“奇跡”の瞬間を、スクリーンと爆音で体験できる特別な一本だ。
【メント全文】
みんなそれぞれに自分のルーツがあって。それを磨いてきた4人が集まった時の、4つの集合体の中心で交わったところがレッド・ツェッペリンですね。その化学反応がすごい。やっぱり誰一人欠けてもこのバンドは成り立たないんだなと思いました。ライブでないと味わえない即興演奏の魅力をこの映画で体感し、味わってほしいなと思います。
―王様(直訳ロッカー)
巨大なスクリーンで音もデカくて没頭できた。ライヴシーンは最前列で見ているようで最高に気持ち良かった。自分にとって1番心を奪われるのはジミー・ペイジだけから放たれる、憂いの感覚。それが楽曲に影響し、心の内側に触れるギターの音となって現れている。色に例えれば青緑。その感覚はハードな曲においても影響していて、自分にはそれが一番ツェッペリンを特別に感じる原因になっています。
ー木暮”shake”武彦(RED WARRIORS・ギタリスト/コンポーザー)
初めて見る映像があって、とても感慨深いものがあり、大いに刺激をいただきました。やはりあの4人は奇跡の集まりですから。彼らのルーツから生まれてきたものは、これから僕らの世代でそれを継ごうとしても、なかなかできることじゃない。ただ音楽を勉強して再現することしかできないですが、追えば追うほど遠くなる、真のロックバンドだとあらためて実感しました。
ージミー桜井(MR. JIMMY / JBLZE (Jason Bonham’s Led Zeppelin Evening)ギタリスト)
ツェッペリンが来日した時に、友だちが武道館のチケットを持っていたんです。僕も見たかったんですけど、当時福島にいたんで見られなかったんですよ。だから今日、IMAXで映画を見て。あらためてすごい音で演奏を聴いて。『あ、やっぱこういう感じなんだ』と。2時間見入ってしまいました。思いっきりツェッペリンの中に入り込めたかなという感じがします。絶対皆さん見てください。とにかく本当にいい映画でした。
―高橋まこと(元BOOWY)
嬉々として、そして惜しげもなく。次々と貴重なエピソードを繰り出していくメンバーの姿に、「初のバンド公認ドキュメンタリー」の重みを痛感しまくる120分。まさにこれ、これが見たかったんだよ!
―高橋芳朗(音楽ジャーナリスト)
高校1年生の時、邦楽ばっかり聴いてた僕が、友だちから聴かせてもらったのがレッド・ツェッペリン。あまりのカッコよさにしびれて、そのままレコード屋さんでアルバムを買いに行きました。あれから30年近くたって、IMAXで映画を鑑賞し、あの時の感動がよみがえるとともに、この素晴らしい音で、生で聴いているような迫力で聴けるということに感動しました。あれだけのグルーヴを生み出すバンドってもうこれから多分出てこないだろうな。
―つるの剛士(俳優/タレント)
『レッド・ツェッペリン:ビカミング』
25年9/26(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかIMAX®同時公開!
【キャスト】
ジミー・ペイジ
ジョン・ポール・ジョーンズ
ジョン・ボーナム
ロバート・プラント
【スタッフ】
監督・脚本:バーナード・マクマホン(「アメリカン・エピック」)
共同脚本:アリソン・マクガーティ
撮影:バーン・モーエン
編集:ダン・ギトリン
2025年/イギリス・アメリカ/英語/ビスタ/5.1ch/122分
日本語字幕:川田菜保子
字幕監修:山崎洋一郎
原題:BECOMING LED ZEPPELIN
配給:ポニーキャニオン
提供:東北新社/ポニーキャニオン
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