『落下の王国 4Kデジタルリマスター』11月21日公開決定!17年の時を超えて甦る“映像詩”の傑作、ポスタービジュアル解禁!
2008年の日本公開以来、国内では配信されることなく“幻”とされ続けてきたカルト的ファンタジー大作『落下の王国』(原題:THE FALL)が、4Kデジタルリマスター版として11月21日(金)より全国公開されることが決定した。あわせて、日本公開からちょうど17年にあたる9月6日にポスタービジュアルも解禁された。
『ザ・セル』で鮮烈な映像美を世に送り出した“映像の魔術師”ターセム監督が、構想26年、撮影期間4年をかけて完成させた本作。13の世界遺産、24ヵ国以上のロケーションで撮影され、CGに頼らずに描かれたビジュアルは、万華鏡を覗くような鮮烈な世界観を形作っている。今回のリマスター版では、劇場公開時にカットされたシーンも新たに追加され、より濃密で没入感のある体験が実現する。
物語は1915年、撮影事故で大怪我を負ったスタントマンのロイが入院先で出会った少女アレクサンドリアに、自らの思惑を絡めながら語り聞かせる“作り話”を軸に展開。6人の勇者が悪に挑む【愛と復讐の叙事詩】が、幻想と現実を交錯させながら紡がれていく。
製作にはデヴィッド・フィンチャーやスパイク・ジョーンズといった巨匠が名を連ね、衣装は『ドラキュラ』でアカデミー賞を受賞した故・石岡瑛子が担当。世界中のアートやファッション、建築、民族文化を横断するビジュアルセンスは、17年経った今もなお色褪せず、カルチャーとしての価値を放ち続けている。
解禁された日本版ポスタービジュアルは、インド・ラダック地方のパンゴンツォ湖で撮影された幻想的な場面を使用。圧倒的な自然美と静寂が漂う1カットに、「君にささげる、世界にたったひとつの作り話。」というコピーが添えられ、4Kで甦る幻想世界への期待を膨らませる。デザインを手がけたのは、『さらば、わが愛/覇王別姫 4K』や『オオカミの家』などで知られる塚本陽氏だ。
『落下の王国 4Kデジタルリマスター』は、11月21日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、グランドシネマサンシャイン池袋ほかにて全国公開。スクリーンでしか味わえない圧倒的な映像詩を、再び堪能できる機会となる。
INFORMATION
2006年/第31回トロント国際映画祭 オフィシャル・セレクション
2007年/第40回シッチェス・カタロニア国際映画祭 グランプリ受賞
2007年/第57回ベルリン国際映画祭 クリスタルベアー特別賞(青少年部門[Generation 14plus])
2024年/第77回ロカルノ国際映画祭 ワールドプレミア(4Kデジタルリマスター版)
同年9月27日よりMUBIにて4Kデジタルリマスター版配信開始
『落下の王国 4Kデジタルリマスター』
2025年11月21日(金)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、
Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、グランドシネマサンシャイン 池袋 ほか 全国公開
【ストーリー】
時は1915年。映画の撮影中、橋から落ちて大怪我を負い、病室のベッドに横たわるスタントマンのロイは、自暴自棄になっていた。そこに現れたのは、木から落ちて腕を骨折し、入院中の5才の少女・アレクサンドリア。ロイは動けない自分に代わって、自殺するための薬を薬剤室から盗んで来させようと、思いつきの冒険物語を聞かせ始める。それは、愛する者や誇りを失い、深い闇に落ちていた6人の勇者たちが、力を合わせて悪に立ち向かう【愛と復讐の叙事詩】―。
監督:ターセム 『ザ・セル』
出演:リー・ペイス 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『キャプテン・マーベル』、カティンカ・アンタルー
2006年/アメリカ/ビスタ/5.1ch/120分/原題:THE FALL
配給:ショウゲート
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公式HP:rakkanooukoku4k.jp
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