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岩田剛典が主演を務める映画『金髪』が、2025年11月21日（金）より全国公開される。監督・脚本は『決戦は日曜日』の坂下雄一郎。社会の矛盾や人間の愚かさを笑いに昇華してきた新鋭監督が手がける本作は、大人になりきれない教師を主人公に、皮肉と愚痴と笑いが交錯する新感覚のコメディだ。

物語の主人公は、岩田が演じる“イタい”中学校教師・市川。若手でも中年でもない年齢に差しかかりながら、自分を客観視できない彼の前に立ちはだかるのは、担任クラスの生徒たちが一斉に髪を金色に染めて登校する“金髪デモ”。校則をめぐる騒動は瞬く間に世間を巻き込み、教師生命が危うくなるほどの大騒動に発展していく。さらに恋人からも痛烈な指摘を浴び、市川は八方塞がりの状態に陥る。そんな彼が打って出る起死回生の作戦とは――。

解禁された本予告映像では、金髪生徒に囲まれ動揺する市川の姿、そして「おじさんになってきてるのに若いフリをしている」と突き刺さるような恋人の言葉が描かれる。映像の後半では、市川が“予定通り”と意味深に語る生徒・板緑（白鳥玉季）と手を組み、窮地からの逆転を狙う姿も収められており、結末への期待を煽る内容になっている。

あわせて公開された本ビジュアルでは、頭を抱える市川をぐるりと取り囲む金髪の生徒たちの姿が印象的に配置され、「これってもう詰んでる？」というキャッチコピーが、前代未聞の混乱を予感させる。

共演には門脇麦、山田真歩、田村健太郎、内田慈といった実力派が揃い、音楽は世武裕子が担当。ノベライズ版（著：舟崎泉美）は9月18日に幻冬舎文庫から発売予定で、映画公開に先駆けて作品世界に触れられる機会となる。さらに、9月5日より発売される前売券には特典ポストカードも付属する。

『金髪』
2025年11月21日（金）、全国公開

【ストーリー】
その⽇、中学校教師・市川の⼈⽣を⼤きく変える出来事が起きた。⼀つは担任クラスの⽣徒数⼗⼈が髪を⾦⾊に染めて登校してきたこと。そしてもう⼀つは、彼⼥から結婚の話を切り出されたこと。マスコミやネット、さらには⽂科省まで巻き込み⼤騒動になる“⾦髪デモ”と、⽇々の愚痴を聞いた彼⼥からの⾟辣な説教で板挟みになる市川は、窮地を脱するために“⾦髪デモ”を計画した張本⼈・板緑と⼿を組み、とある作戦に打って出る⋯。仕事の問題と⼈⽣の決断が⼀挙に押し寄せた市川は、いつまでも若者で何事も順⾵満帆だと思っている“イタいおとな”から“マトモな⼤⼈”へと成⻑し、全ての試練を乗り越えられるのか︕︖

監督・脚本：坂下雄一郎
音楽：世武裕子
出演：岩田剛典、白鳥玉季、門脇麦、山田真歩、田村健太郎、内田慈
配給：クロックワークス
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