ヒトラー暗殺計画に加わった牧師の知られざる生涯『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』予告編&場面写真解禁!
第二次世界大戦下のドイツで、牧師とスパイという二つの顔を持ち、ヒトラー暗殺計画に関わった実在の人物ディートリヒ・ボンヘッファー。その半生を描く映画『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』が、11月7日(金)より全国公開される。
これは最大の罪か、それとも最大の愛か。平和を祈る聖職者でありながらスパイ活動に身を投じ、ヒトラー暗殺の共謀者となったボンヘッファー。没後80年を迎える今年、家族思いの青年であり、勤勉なキリスト者であり、そして抵抗運動の闘士でもあった彼の39年の生涯と、“20世紀を代表するキリスト教神学者の一人”と呼ばれる英雄の知られざる姿が描かれる。
監督・脚本・製作を務めるのは、『ハドソン川の奇跡』や『博士と狂人』を手掛けたトッド・コマーニキ。実在の人物を題材にした人間ドラマで知られるコマーニキが、今なお思想的影響を与え続ける歴史的人物の人生に迫る。
主演はドイツ人俳優ヨナス・ダスラー。『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』(2019)での演技でドイツ映画賞主演男優賞にノミネートされ、Variety誌「注目すべきヨーロッパの若手映画人10人」にも選ばれた。共演には『イングロリアス・バスターズ』『名もなき生涯』のアウグスト・ディール、『エイリアン:ロムルス』のデヴィッド・ジョンソンらが名を連ねる。
解禁された予告編では、ナチスに支配された教会が「新たな聖書のキリストはアドルフ・ヒトラー総裁だ」と宣言する中、ボンヘッファーが説教で抗い続ける姿や、やがて同志たちの暗殺計画に加わる決断が描かれる。牧師としての信念とスパイとしての使命、暗殺者としての行動――三つの顔を持ち「正義」を掲げるボンヘッファーの姿が印象的に映し出されている。
あわせて公開された場面写真6点には、ナチスの国旗を背に苦悩する姿、銃口を突きつけられる緊張の一瞬、同志の牧師たちやアフリカ系アメリカ人の友人との交流、そして妹と過ごす穏やかな時間など、多面的な人間像が収められている。
『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』
11月7日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町
ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開
ドイツはナチスの台頭と共に大きな変革期を迎え、独裁者ヒトラーを神のように崇拝する聖職者たちが現れていた。危機感を抱いた牧師ボンヘッファー(ヨナス・ダスラー)は「教会は聖域であり、権力の場ではない」と反発し、ヒトラーを全人類の脅威と見なした。そしてボンヘッファーは、ドイツ教会を守るためスパイとなり、ユダヤ人の大虐殺を行なうナチス政権を崩壊させるため「ヒトラー暗殺計画」に加担する。信仰と信念を貫き、命をかけて闘う彼に、やがて究極の運命が待ち受けていた──。
監督・脚本・製作:トッド・コマーニキ
出演:ヨナス・ダスラー、アウグスト・ディール、デヴィット・ジョンソン、モーリッツ・ブライブトロイ
配給:ハーク
配給協力:フリック
© 2024 Crow’s Nest Productions Limited
公式サイト:www.hark3.com/bonhoeffer
公式X:@HARK_COMPANY
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