デヴィッド・リンチ版『デューン/砂の惑星』、日曜洋画劇場版吹替を収録したVHSソフトが300本限定で7月15日(火)発売決定!
1984年に公開されたデヴィッド・リンチ監督のSF映画『デューン/砂の惑星』が、日本語吹替版を収録したVHSソフトとして限定復刻される。発売は2025年7月15日(火)。ナイル大商店およびAmazonにて販売され、完全数量限定300本のコレクターズ仕様となる。
今回のVHSには、1990年5月にテレビ朝日「日曜洋画劇場」で放送された日本語吹替版の音声を収録。主人公ポール役の松橋登をはじめ、鈴木弘子、小山茉美、大塚芳忠、内海賢二ら豪華声優陣が参加している。映像は16:9のスクイーズ方式で本編約100分、音声はHi-Fiモノラル仕様。紙製スリップケースを採用したアナログ仕様のパッケージも特徴だ。
本作の舞台は、はるか未来の西暦10,191年。宇宙帝国の支配下にある惑星アラキスは、全宇宙で唯一“メランジ”と呼ばれる不老不死の薬物が採れる地として、その覇権をめぐり争いの渦中にあった。皇帝の命によりアラキスの統治を任されたアトレイデス家だったが、陰謀により壊滅。公爵レトを父に持つ若きポールは母ジェシカと共に砂漠に逃れ、先住民フレーメンの一団に合流する。やがてポールは“救世主”としての運命を受け入れ、支配者たちに反旗を翻していく。
監督は『ツイン・ピークス』『マルホランド・ドライブ』などで知られるデヴィッド・リンチ。製作費120億円をかけ、「映像化不可能」と言われたフランク・ハーバートの原作に挑んだ。リンチらしい幻想的な映像表現や異質な美術センスが際立つ本作は、近年ではカルト的評価も高まっており、2024年には4K UHD版も発売されている。
VHSソフトというメディア形態もまた注目のポイントだ。海外では『サスペリア』『ニューヨーク1997』『エイリアン:ロムルス』などが次々とVHS化され、日本でも2025年6月に『サスペリア』日本版VHSが発売されるなど、“アナログ回帰”の潮流が広がりを見せている。ノイズや画質のざらつきなど、デジタルとは異なる味わいをもつVHSは、往年のファンにとっては懐かしく、若い世代には新鮮な映像体験を提供する。
さらに現在は、ティモシー・シャラメ主演のヴィルヌーヴ監督版『DUNE』シリーズの成功を背景に、原作世界への関心が高まっている。2026年にはシリーズ第3作の公開が予定されており、その前日譚を描いたTVシリーズ『デューン 砂の惑星 II』では、原作「砂漠の救世主」のエピソード「示されし黄金の道」が映像化されている。現在、《全編無料のオンライン試写》も実施中で、TVシリーズ版のBlu-rayは6月30日をもって日本国内での販売終了を迎える。
【商品情報】
タイトル:デューン/砂の惑星 日本語吹替版VHS
発売日:2025年7月15日(火)
価格:8,580円(税込・送料込み)
販売数:完全数量限定 300本
販売サイト:ナイル大商店、Amazon
品番:FWHV-0016
仕様:VHS 1巻組/カラー/本編約100分/16:9シネスコ(スクイーズ)/紙製スリップケース
音声:日本語吹替(テレビ朝日「日曜洋画劇場」版)/Hi-Fiモノラル
※1990年放送版に合わせて編集されたバージョンです。商品の仕様は予告なく変更となる場合があります。
©1984 DINO DE LAURENTIIS CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED. ®, ™ & © Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
【スタッフ】
監督・脚本:デヴィッド・リンチ
製作総指揮:ディノ・デ・ラウレンティス
製作:ラファエラ・デ・ラウレンティス
撮影:フレディ・フランシス
音楽:TOTO、ブライアン・イーノ
クリーチャー造形・特殊効果:カルロ・ランバルディ、アルバート・ホイットロック
原作:フランク・ハーバート「デューン/砂の惑星」
【日本語吹替キャスト】
カイル・マクラクラン(松橋登)
ショーン・ヤング(渕崎ゆり子)
スティング(大塚芳忠)
ケネス・マクミラン(内海賢二)
マックス・フォン・シドー(家弓家正)
パトリック・スチュワート(上田敏也)
フランチェスカ・アニス(鈴木弘子)
ユルゲン・プロホノフ(前田昌明)
ホセ・ファーラー(大木民夫)
シアン・フィリップス(麻生美代子)
- 『バレリーナ:The World of John Wick』華麗なメインビジュアルが解禁!各種ラージフォーマット上映も決定!
- 『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』”自分らしく生きる”ジェヒとフンスの葛藤と絆にフォーカスした日本版ロング予告解禁!