セバスチャン・スタン主演×A24製作『顔を捨てた男』不条理スリラーの異色作が7月11日より公開!メイキング写真も解禁!
第74回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀主演俳優賞)を受賞し、第82回ゴールデングローブ賞ではミュージカル/コメディ部門の最優秀主演男優賞にも輝いたセバスチャン・スタン主演の映画『顔を捨てた男』が、7月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。製作はA24。今回、撮影現場のメイキング&オフショット写真が解禁された。
物語の主人公は、顔に極端な変形を持つ俳優志望の青年エドワード。ある日、外見を劇的に変える過激な治療を受け、念願だった新しい顔を手に入れる。別人として順調な生活を歩み出す中、彼の前に現れたのは“かつての自分の顔”に酷似した男オズワルドだった。この出会いが、彼の人生を思いもよらぬ方向へと反転させていく。
監督・脚本は、ニューヨークを拠点に活動するアーロン・シンバーグ。過去に両唇口蓋裂の治療を受けた経験から外見とアイデンティティをテーマに作品を発表してきた。「私のような人間は、映画では否定的な描写でしか見たことがなかった。どうすればリアルに、肯定的に描けるのかをずっと考えていた」と語る。長編3作目となる本作は、ひねりの効いた脚本と不条理な展開でルッキズム(外見至上主義)をブラックユーモアを交えて風刺する。主演のスタンは脚本に強く引き込まれ、「物語の展開に驚愕した」とコメント。スタンを銀熊賞へと導いた演出は、国際映画祭でも高く評価された。
プロデューサーには『パスト ライブス/再会』をはじめ、『KIDS』『キャロル』『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』など数多くの名作を手がけてきたクリスティーン・ヴェーコンが参加。彼女が見出したシンバーグの才能に、A24も賛同し製作に参画した。共演には『わたしは最悪。』のレナーテ・レインスヴェ、『アンダー・ザ・スキン』のアダム・ピアソンが名を連ねている。

Aaron Schimberg and Christine Vachon at the “A Different Man” New York Special Screening held at the Metrograph on September 17, 2024 in New York, New York.
今回解禁された写真には、セバスチャン・スタンが現場を訪れたプロデューサーのヴェーコンと抱擁する姿や、監督が真剣な表情で演出に取り組む様子、アダム・ピアソンの歌唱シーンの一幕など、制作現場の空気感を捉えた貴重なショットが収められている。
『顔を捨てた男』
7月11日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
原題:A Different Man
監督・脚本:アーロン・シンバーグ
出演:セバスチャン・スタン、レナーテ・レインスヴェ、アダム・ピアソン
製作:A24、クリスティーン・ヴェーコンほか
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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