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『ベスト・キッド:レジェンズ』NYプレミアイベントレポート!ジャッキー・チェン&ラルフ・マッチオ&ベン・ウォン新たな伝説の舞台ニューヨークに二人のレジェンドら豪華メインキャストが集結!

「ベスト・キッド」シリーズの最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』が、8月29日(金)に全国公開となる。このたび、現地時間5月27日(火)に本作のプレミアがニューヨークのSVAシアターで開催された。

会場はバナーや看板などすべてが赤色で統一されており、『ベスト・キッド:レジェンズ』の熱気が会場全体に広がっているかのような熱い雰囲気に包まれていた。会場には現地のアメリカを始め各国からのジャーナリストたちが集まるほか、空手胴着にハチマキ姿のファンや想いを綴ったパネルを持ち寄る熱狂的なファンも見受けられるなど、5月30日(金)より全米公開を迎える本作への期待度がうかがえる。会場にはカンフーの達人ハン師匠を演じたジャッキー・チェン、空手の達人ダニエル・ラルーソを演じたラルフ・マッチオ、主人公の少年リーを演じたベン・ウォンらメインキャストを含む俳優陣や監督ら豪華メンバーが集結!

ファンを大切にすることで知られるジャッキーは今回もファンとの交流を欠かさず、両手にパンダのぬいぐるみを持ってファンの前に登場し、そのおちゃめな姿に客席からは歓声が上がった。ジャッキーはファンの呼びかけに応えながら、サインや写真撮影にも快く応じ、会場を大いに盛り上げた。さらに、今回ゲストとしてドラマシリーズ『コブラ会』で主人公ジョニーの息子ロビー・キーン役を演じたタナー・ブキャナンと、ダニエルの娘サマンサ・ラルーソ役を演じたメアリー・マウサーが登場!『コブラ会』の共演をきっかけに婚約したことで話題となった2人も会場に駆けつけ、『ベスト・キッド:レジェンズ』の記念すべきイベントに花を添えた。

メインキャスト3人はメディアの取材に応じ、ジャッキーは『ベスト・キッド』シリーズに参加することになった経緯について、「若い頃に『ベスト・キッド』を観て、「なんでラルフ・マッチオなんだ?どうして僕じゃないんだ?僕だってできるのに!」って思ったんだ(笑)。数年後、ウィル・スミスから『ベスト・キッド』の新作をやるって電話がかかってきて、「それはいいね!」と答えた。でも、問題は―僕がもう若くなかったこと。するとウィルが言ったんだ。「違うよ。君には“ミヤギ師匠”をやってほしい」ってね。ちょうどそのタイミングで、僕自身も「もう自分はアクションスターではない」と観客に伝えたいと思っていた。ロバート・デ・ニーロやダスティン・ホフマンのように、“戦える俳優”になりたかったんだ。それが『ベスト・キッド』に参加した理由。観客に理解してもらうまでに10年かかったけどね!」と、2010年に公開されたリメイク版『ベスト・キッド』に出演した際の裏話を語ってくれた。

ラルフは『ベスト・キッド』最新作について、「スタジオと何度も話し合いました。コンセプトは理解していたんですが、その時僕はちょうど『コブラ会』の撮影真っ最中で、まだその物語を完結させているところだったんです。だから、ダニエル・ラルーソのストーリーがどう着地するのか、そして彼の進化がどこへ向かうのかを知る必要がありました。それで、舞台が3年後であるとわかった時、『コブラ会』を通じた小さな中年の危機を乗り越えて、ダニエルが“自分史上最高の状態”に至っていた、という着地点に納得がいったんです。そして、彼がミヤギ先生のような存在になりつつあり、自分の経験を、助けを必要としている少年に引き継いでいく…そんな要素があることに魅力を感じました」とドラマシリーズ『コブラ会』を経て、本作の撮影に満足のいく形で臨むことができたと話した。また、「ミヤギ先生がハン師匠を知っていたかもしれないという設定も興味深かった。ジャッキー・チェンとスクリーンで共演できるというのも本当に素晴らしい経験でした」と本作で実現した夢の共演にも喜びを語った。

ベンは主役として抜擢されるまでの道のりについて、「本当に大変でした。最初のオーディションから役が決まるまで2か月近くかかりました。世界規模でのキャスティングで、選考を通過するのをただひたすら待ち続ける日々です。最初のオーディションテープを送って、また別のテープを送り続けて…それから面接の繰り返し。正直なところ、あまりエキサイティングな体験とは言えず、吐きそうなくらい緊張しました(笑)でも、最終的には報われました」とオーディションの過酷さと、それを乗り越えた達成感を明かした。そして、憧れのジャッキー・チェンとの対面を振り返り、「ジャッキー・チェンに会った時、言葉を失ってしまったんです。僕は中国で育ったので、ジャッキー・チェンという存在は映画そのものと同義でした。まるでチャーリー・チャップリンに会ったような感覚で、彼は間違いなく映画史に名を残す存在です。でも、実際に会ってみると、すごく陽気でフレンドリーな方なんです」とジャッキーの人柄に、深い感動と喜びを滲ませながら語った。

『ベスト・キッド:レジェンズ』
8月29日(金)全国の映画館で公開

17歳の高校生リー(ベン・ウォン)は、北京でハン師匠(ジャッキー・チェン)からカンフーの指導を受けていたが、最愛の兄を襲った不幸な出来事の後、母親と共にNYに移住。悲しみから抜け出せず、戦うことを封印したリーに手を差し伸べたのは、クラスメイトのミア。唯一心を許せるミアとの友情を育んでいた矢先、ミアの昔の恋人で、NYの格闘トーナメントを制する絶対王者のコナーに恨みをかってしまい、ミアも家族も巻き込む大きなトラブルを招いてしまう。大切な人を守るために再び戦うことを決意するリー。彼に力を貸すのはカンフーの師匠ハンと空手の達人ダニエル(ラルフ・マッチオ)。戦い方も哲学も異なる2人のレジェンドから格闘スタイルを学んだリーは、新たな極みに達した〈真のファイター〉として、究極の格闘大会に挑む。

監督:ジョナサン・エントウィッスル(「このサイテーな世界の終わり」)
脚本:ロブ・ライバー(『ピーターラビット』)
製作:カレン・ローゼンフェルト(『プラダを着た悪魔』)
エグゼクティブ・プロデューサー:ジェニー・ヒンキー(『ブレア・ウィッチ』)、ラルフ・マッチオ(『ベスト・キッド』「コブラ会」)

出演:ジャッキー・チェン(『ベスト・キッド』 (2010))、ラルフ・マッチオ(『ベスト・キッド』(1984))、ベン・ウォン(「アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」)、ジョシュア・ジャクソン(『オーシャンズ11』)、セイディ・スタンリー、ミンナ・ウェン(「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」)

■オフィシャルサイト:https://www.bestkid-legends.jp