「TBSドキュメンタリー映画祭2025」開幕!『REASON ~あの日、HIPHOPに憧れた少年たち~』岡山の超問題児ラッパー軍団PartyGunPaulが舞台挨拶に登場!
TBSテレビやTBS系列各局の記者やディレクターが、歴史的事件、現在進行形の出来事、そして市井の人々の日常を追い続け、記録し、情熱を込めて世に送り出してきたドキュメンタリーブランド「TBS DOCS」。その想いが結実した場として2021年にスタートした「TBSドキュメンタリー映画祭」が、2025年も3月14日(金)より東京・名古屋・大阪・京都・福岡・札幌の全国6都市で順次開催される。
今回、岡山県で活動するラッパーたちの日々に迫った『REASON ~あの日、HIPHOP に憧れた少年たち~』が 映画祭初日の3 月 14 日に上映され、嵯峨祥平監督、YAS、紅桜、VOCA Luciano、HKR、DJ KAJI(PGP)、LiLiCo(映画祭アンバサダー)が舞台挨拶を行った。
昨年上映された前作を鑑賞し、大号泣したという LiLiCo。「何が刺さったのか自分でも謎なくらい彼らの人間関係に感動。今回もインタビューシーンではみんな凄く良い事を言っていて、それが凄く気持ち良かった。彼らの言葉に笑ったり、共感したり」と本作にも大満足。早くも第 3 弾製作を希望。これに嵯峨監督は「彼らの意志を継いで子供世代がラッパーになっていたりするので、その歴史をこれからも撮影し続けたい」と意気込んでいた。また LiLiCo は紅桜夫婦の絆にも感銘を受けたそうで「奥さんの心中を色々と考えたりする中で妻の立場で作品を観ていました。今まで私は夫婦関係におけるルール違反は NO タイプでしたが、紅桜さんに出会ってその考えもちょっと変わりました。ダメなものはダメだけれども“許す”という事が生きていく中で大事だと。私は考え方が固い人間かもしれませんが、そんな私の中に“許す”という感情を作ってくれたのは紅桜さん!」と心境の変化を口にしていた。
一方、紅桜は周囲からのリアクションについて「反響は凄くて、地元・岡山の銭湯に行っても『スターが帰って来たぞ』と言われる。僕らは音楽だけをやっているような人間だけれど、普通の人たちにも届いているんだと思った。ライトやスピーカーの通らない所に音が通じた気がして嬉しいです」と驚いていた。
YAS も「僕らの映画が作られたのは、これからの HIPHOP界にも重要なことで、このように HIPHOP を取り上げてもらってありがたいです」としみじみ。DJ KAJI は「僕らの普段の生活が撮影されて作品になって最初は何が面白いのか不思議に思いました。だって僕らからしたら当たり前の事なので。でもそこがこんな形でドキュメンタリー映画になって、第三者目線で作品を観て僕も感動するものがありました」と意外な心境だった。HKR も「僕も作品を観て感動しました」と大満足で、VOCA Luciano は「舞台挨拶という機会も設けていただき、いい経験になって光栄です」と照れ笑い。嵯峨監督は「皆さんが凄いのは、誰一人カッコつけずに全部をさらけ出してくれるところ。だから無遠慮と思う様な事も聞かせていただいたりして、皆さんにおんぶに抱っこ状態で質問させていただきました」と彼らの生き様に痺れていた。
最後に LiLiCo はアンバサダーとして「TBS は上質なドキュメンタリーを届け続けてくれています。本作のように HIPHOP や重いテーマ、アイドルを題材にした作品もあります。ドキュメンタリーは知らなかった世界を知る大きなチャンスになるので、興味のないテーマでもあっても観てみたら新しい扉が開きます。本映画祭で沢山のドキュメンタリーに触れてみてください」と映画祭をアピール。紅桜は「皆さんがいないと、自分たちはここに上がることはできません。皆さんがいないとどれだけカッコいい音楽をやっても、どれだけ生き様を歌っても、聴いてくれる人がいなかったらやっている意味がないです。これからも俺たちがダサかったら笑ってもらって、カッコ良かったらカッコいいと返してください。それが自分たちの活動の源になります」と呼び掛けた。嵯峨監督は「僕が出来るのは HIPHOP を知らない人たちにこの世界を届ける事です。口コミで本作を広げていただき、本物のHIPHOP の世界はこんなにも魅力的だという事を広めていただければ幸いです」と話した。
第5回「TBSドキュメンタリー映画祭2025」
2025年3月14日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国6都市にて順次開催!
<開催概要>
東京=会場:ヒューマントラストシネマ渋谷|日程:3月14日(金)〜4月3日(木)
大阪=会場:テアトル梅田 |日程:3月28日(金)〜4月10日(木)
名古屋=会場:センチュリーシネマ |日程:3月28日(金)〜4月10日(木)
京都=会場:アップリンク京都 |日程:3月28日(金)〜4月10日(木)
福岡=会場:キノシネマ天神 |日程:3月28日(金)〜4月10日(木)
札幌=会場:シアターキノ |日程:4 月 5 日(土)〜4 月 11 日(金)
公式サイト:https://tbs-docs.com/
公式X:https://x.com/TBSDOCS_eigasai
【舞台挨拶情報】
2025 年 3 月 14 日(金)~4 月 3 日(木) @ ヒューマントラストシネマ渋谷(東京会場)
『彼女が選んだ安楽死~たった独りで生きた誇りとともに~』
3 月 14 日(金)14:00 の回 舞台挨拶
【登壇者】 監督:西村匡史 、駒田健吾(TBSアナウンサー)
『米軍ア メ リ カが最も恐れた男 その名は、カメジロー』
3 月 14 日(金)16:00 の回 舞台挨拶
【登壇者】 監督:佐古忠彦 ゲスト:内村千尋(瀬長亀次郎次女・不屈館館長)
『REASON~あの日、HIPHOP に憧れた少年たち~』
3 月 14 日(金)18:45 の回 舞台挨拶
【登壇者】 監督:嵯峨祥平 ゲスト:YAS(MC)、紅桜(MC)、VOCA Luciano(MC)、HKR(MC)、DJ KAJI(DJ)、LiLiCo(タレント/映画祭アンバサダー)
『埋もれる叫び~南米アマゾンで広がる子ども達の異変』
3 月 15 日(土)14:15 の回 舞台挨拶
【登壇者】 監督:萩原豊
ゲスト:真山仁(小説家)、舛方周一郎(東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 准教授)
『小屋番 KOYABAN ~八ヶ岳に生きる~』
3 月 15 日(土)16:30 の回 舞台挨拶
【登壇者】 企画・プロデューサー:永山由紀子/撮影・音声・監督:深澤慎也 ゲスト:菊池哲男(山岳写真家)
3 月 22 日(土)14:15 の回 舞台挨拶
【登壇者】 企画・プロデューサー:永山由紀子/撮影・音声・監督:深澤慎也
ゲスト:菊池哲男(山岳写真家)、一双麻希(女優)
『渡邊雄太 ~傷だらけの挑戦者~』
3 月 15 日(土)18:45 の回 舞台挨拶
【登壇者】 監督:久米和也 ゲスト:渡邊雄太
『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム2~』
3 月 16 日(日)14:15 の回/16:30 の回/18:45 の回 舞台挨拶
【登壇者】 監督:津村有紀 ゲスト:カラフルダイヤモンド メンバー10 名
(古川流唯/中下雄貴/設楽賢/小辻庵/岡大和/國村諒河/高垣博之/関優樹/永遠/加藤青空)
※ハイタッチあり(映画祭パンフレット購入者限定)
『巨大蛇行剣と謎の4世紀』
3 月 20 日(木)16:15 の回/18:30 の回 舞台挨拶
【登壇者】 監督:山﨑直史 ゲスト:山崎怜奈(タレント)
3 月 22 日(土)16:40 の回 舞台挨拶
【登壇者】 監督:山﨑直史 ゲスト:今村翔吾(歴史・時代小説家)
『あの日、群馬の森で -追悼碑はなぜ取り壊されたのか-』
3 月 21 日(金)18:30 の回 舞台挨拶
【登壇者】 監督:三宅美歌/日下部正樹 ゲスト:安田浩一(ジャーナリスト)
『War Bride 91 歳の戦争花嫁』
3 月 23 日(日)16:15 の回 舞台挨拶
【登壇者】 監督:川嶋龍太郎 ゲスト:奈緒
『巣鴨日記 あるBC級戦犯の生涯』
3 月 23 日(日)18:45 の回 舞台挨拶
【登壇者】 監督:大村由紀子 ゲスト:内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授)
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