『フォード vs フェラーリ』車好きによる、車好きのためのトークショーイベント開催!
来月10日に公開が迫った『フォード vs フェラーリ』。クリスチャン・ベイル、マット・デイモンが共演する本作は、全米では既に絶賛の嵐。本年度のアカデミー賞に推す声も少なくない。そんな本作の試写会イベントが秋葉原UDXシアターで開催された。
試写会前にはトークショーイベントもあり、車を取り扱う雑誌「Octane(オクタン)日本版」の編集長である堀江史郎とカーライフ・エッセイストの吉田由美が登壇。そんな2人が本作の魅力について語った。
本作の字幕監修を務めた堀江は本作のキャラクターについて解説。フォードの人間として登場したリー・アイアコッカについて「彼は後にフォードの社長と衝突して、ライバル会社にクライスラーに入って、社長として会社を建て直した。そっちの物語も実は凄い」と本作では描かれていない、また違ったドラマがある事を熱く語った。
また本作の主人公の一人であるキャロル・シェルビーは堀江も吉田も実際にあった事があるとの事。吉田曰く「すごく大きい方で、熊さんみたいだった!一緒に行った人が絶対写真撮った方が良いって言われて写真を撮りました」とシェルビーの思い出を語った。
最後に映画を見た感想をコメント。吉田は「昨日観たばかりだけど、上映中は全く目が離せなかった。特にレースシーンの迫力が凄くて身を乗り出してしまいました」とコメント。堀江は「2時間半一気に観て頂けると思います。初めて字幕の監修を担当しましたが、カタカナの専門用語が多いので、分かりやすくしたつもりです」とコメントした。またアカデミー賞有力と言われている事については「アカデミー賞取って欲しい!」と2人とも熱くコメント。イベントは盛況のうちに終了した。
『フォード vs フェラーリ』は来月1月10日より全国公開。
【ストーリー】
ル・マンでの勝利という、フォード・モーター社の使命を受けたカー・エンジニアのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)。常勝チームのフェラーリに勝つためには、フェラーリを超える新しい車の開発、優秀なドライバーが必要だった。彼は、破天荒な一流レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に目をつける。限られた資金・時間の中、シェルビーとマイルズは、力を合わせて立ちはだかる数々の困難を乗り越え、いよいよ絶対王者として君臨するフェラーリに挑戦する―。
【キャスト】
マット・デイモン、クリスチャン・ベイル、ジョン・バーンサル、ジョシュ・ルーカス、トレイシー・レッツ、カトリーナ・バルフ、ノア・ジュプ
【スタッフ】
監督:ジェームズ・マンゴールド
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/fordvsferrari/
2020年1月10日(金)全国ロードショー